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[ 単行本 ]
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熱帯の旅人―バリ島音楽紀行
・コリン マックフィー
【河出書房新社】
発売日: 1990-08
参考価格: 2,345 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,699円〜
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・コリン マックフィー
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カスタマー平均評価: 4.5
土地の大音楽家たちと過ごした幸せな日々の記録 カナダ系米国人の作曲家、マックフィーは、1930年代に3回バリ島に行き、長期間滞在する。ロットリングやマデ・ルバなどの地元の優秀な音楽家たちと交流を深め、各地の音楽に浸りきって熱帯での生活を十分に楽しんだ。
著者はバリ島に滞在せず、米国で作曲活動に専念した方が良かったのだろうか? この問題については、本人も真剣に考えていた。しかし、あの時代に作られた音楽作品が60年たった今でもたいして評価されていないことを思うと、バリ島の優秀な音楽家たちと音楽を楽しみながら研究できて良かったと思う。著書、「Music in Bali」は今でも存在意義が大きい。彼は非常に有意義な人生を送ったと思う。
ガムランが聞きたくなる 平明な臨場感にあふれた描写。バリをよく知る訳者の力もあるかもしれない。バリ各地に調査におもむき、見つけた男の子に踊り子の訓練し、村に新しい楽団をつくる。音楽をめぐる冒険の本であり、あいだあいだに1930年代のバリの生活がみずみずしく描かれる。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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コザに抱かれて眠りたい…zzz―沖縄チャーステイストーリー
・高村 真琴
【ボーダーインク】
発売日: 2000-07
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
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・高村 真琴
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カスタマー平均評価: 5
大好きな街、コザ 私がコザにあこがれを抱くようになったのは高校を卒業して自動車の免許をとったころだろうか。走ったことのない道をぐんぐん行くうちになんともさびれた街にたどりついた。この街にはまだどこかアメリカの匂いがする。日本語と英語が列記された看板、フィリピーナたちが踊るストリップバー、カラフルな洗剤やお菓子を売るお店。そのなかでもとくに気になるのが安いホテルの群れだ。筆者は沖縄に暮らしつつ、かつてアメリカの軍人と沖縄の女たちが愛をささやいたであろう当時の面影を残すホテルをたずね歩いている。 今「コザ」という名称はもはや存在しない。しかし今もなおコザと親しまれる沖縄市が私は大好きだ。
Yahoo! JAPANもおすすめ?! 出版のきっかけとなった本と同名のHPは、Yahoo!JAPANのお勧め評に違わず、まさに「抱腹絶倒」である。高まる期待は本でも裏切られない。さらに物語ではときに悩み、迷い、切なくなることも…。沖縄を知る人知らぬ人も、本から薫る街や人の匂いに誘われ、コザの夜空を見上げたくなる。
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[ 単行本 ]
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キューバ案内 (ワールドトラベル)
・樋口 聡
【三修社】
発売日: 2001-12
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 333円〜
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・樋口 聡
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カスタマー平均評価: 3.5
旅行紀兼ガイドブック 数年前キューバに行った時、唯一のガイドブックとして携帯しました。 地球の歩き方だとカリブ諸国の一つとしての小さな扱いで、とても実用には向かない。かといってただでさえスペイン語のシャワーに必死に慣れようとしているような状況内で、ロンリープラネットの英語をさくさく読みこなせる自信もない。というわけで本書を選びました。レストランの具体名や美味しい美味しくないがばっさり書かれていたり、そこでであったキューバ人との個人的エピソードが書いてあったりと、純粋なガイドブックとはいえないかもしれません。が、その自分だけの個人的体験を求めに旅行に行くのですし!情報ぎっしりのガイドブックより、エッセイ感覚で読める本書の方が私は楽しかったです。すらすら読めるので内容も頭に入り易い。何度も通して読んでしまいました。
ガイドブック?? 実際に持参して使い出してみると、地図の間違いが多々見つかり、この案内には頼れなかった。例えば文中で住所が記載されていても、いざ掲載の地図上で探そうとすると、通りの名前がないために探しようがないなど、案内としての基本的なところが甘く、勧められない。ロンリープラネット社の「ハバナ」の方が圧倒的に地図も豊富かつ親切、記述もしっかり痒いところに手が届いており、はるかに優れている。
キューバに初めて行く人にはお勧め 日本で唯一のキューバ専門ガイドブック。渡航についての注意や、キューバへの手軽な渡航方法等が分かり易く説明してある。目的地はハバナを中心に主要都市と地図が掲載してありわかりやすい。全体的によくできていると思う。ただ、キューバというマイナーな渡航地なので、改定が頻繁でなく、メキシコからの船便等既になくなっている交通手段等未だに掲載してある。編集者もその点は流動的なキューバの情報なので変わる場合があると指摘しているが、日本人は活字になってしまっている物を全て信じる傾向があるので、実際に惑わされた人も多いはず。大手出版社のように頻繁な改定版出版が待たれる所だ。情報量は豊富だがキューバによく行くリピーターには物足りなくなってくる筈。そうするとロンリープラネット等の外国のガイドブックに頼らざるを経なくなる。
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[ ムック ]
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沖縄スタイル21 (エイムック 1410)
【エイ出版社】
発売日: 2007-09-20
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 980 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 859円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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このようなやり方で300年の人生を生きていく―あたいのルンルン沖縄一人旅
・小川 てつオ
【キョートット出版】
発売日: 2005-08-15
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
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・小川 てつオ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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年金・月21万円の海外暮らし〈1〉ハワイ・バンコク・ペナン (文春文庫PLUS)
・立道 和子
【文藝春秋】
発売日: 2005-03
参考価格: 550 円(税込)
販売価格: 550 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・立道 和子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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私のバリ―神々の宿る島の記憶
・彩木 めい
【彩流社】
発売日: 2005-10
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,400円〜
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・彩木 めい
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カスタマー平均評価: 5
「”私の”バリ」という観点に共感 本書は、外国人観光客が往来するリゾート観光地としての賑わいとすぐ隣り合わせに静かに息づいている、バリ島に生きる人々が織り成す奥深い精神世界を、著者の個人的なバリとの関わり・体験・視点から、まるでそこにある音・色・匂い・動きまでもそのまま再現させようとするかのような精緻な筆使いで細やかに描写している。
私は、タイトルにある通り、「私の」という概念を常に念頭に置いていることに特に共感を覚えた。本書に登場する「バリ」は、著者の五感を通じて体験され、意味づけられた「著者にとってのバリ」であるということであるが、これは客観性を欠くということではなく、逆に著者自身の人生経験・葛藤・疑問などの具体的な視点から対比されることで、バリ社会の混沌とした内面をより鮮明かつ端的に捉えることに成功していると思う。読後に、読者がそれぞれの「私のバリ」を模索したくなるような一冊である。
おススメの一冊! まず表紙の美しさに惹かれる。バリの友人や文化、生活を通して本当のバリを語ってくれる一冊。著者のアメリカや日本での体験から、バリの人々との価値観の違いや学び、そして友人たちとの出会いや別れには、他のエッセイにはないどこか「せつなさ」を感じる。それは誰もが胸にしまっているもの。著者の日々の暮らしや子育て、精一杯生きる姿勢、強さやせつなさが読者の等身大として映ることだろう。
しっとりとした時を感じる。 全く知らないバリというちいさな島。何気なく手に取り読み進むうちにしっとりたバリに引きづり込まれた。今の日本にもアメリカにもないシンとした空気の中で営まれる生活の本当の豊かさ。そして貧しさ。生きるということをもう一度考えさせてくれた一冊。
エッセイ集を越えた一冊 「神々の宿る島」「世界の朝」などと呼ばれる神秘の島バリの魅力を、美しい文章で存分に書き尽くしたエッセイ集。行間からバリの匂いや色彩が浮かび上がってきて、数年前に訪れた私を魅了したバリが、蘇るような気がした。冒頭の数ページには著者が撮影したバリのカラー写真が掲載されていて、読者をまっすぐにバリの世界へと惹きこむ。白黒ではあるが本文中にも多くの写真が含まれている。 アメリカに移住した後、8年間に渡ってバリに長期滞在してきた著者は、日本とアメリカという対極的な文化体験を踏まえた上で、バリ文化を見通している。しかし本書の魅力となっているのは、とかくありがちな「異文化論」ではなく、著者の生き方、在り方と共鳴するバリの人々への深い愛情である。第二章「バリの人々」では、著者を取りまくバリの友人達のことが鮮やかに描写されていて、エッセイ集というよりは上質の短編小説集を読んでいるような、文学的味わいがある。 最終部「イノセンスの終焉」では、2002年にバリを襲ったテロ事件に関する考察が述べられているが、バリを訪れる観光客の立場で「テロで失われたもの」を見つめる視点は秀逸である。バリが新たなるテロ事件の標的とされた最近だからこそ、著書の声に耳を傾けたい。読み終わった後、バリに対する感慨が、余韻としていつまでも残る一冊である。
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[ 単行本 ]
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ジャマイカ (地球の歩き方リゾート)
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンドビッグ社】
発売日: 1998-09
参考価格: 1,722 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 923円〜
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・地球の歩き方編集室
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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森の旅 森の人―北海道から沖縄まで日本の森林を旅する (ほたるの本)
・稲本 正
【世界文化社】
発売日: 2005-10
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,104円〜
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・稲本 正
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カスタマー平均評価: 3
日本の森の未来 1990年に出た単行本をソフトカバーで復刊したもの。
日本の北から南まで各地の森を訪ねてまわり、日本の森の未来について語った熱い本。著者の稲本氏は飛騨高山の在でオーク・ヴィレッジというのを主宰して有効な木材利用を訴えている人物。
取り上げられているのは、屋久島、朝日連峰、京都・北山、上高地、吉野、白神など。いずれも、かつては土地の人々によって守られていた森が近代になって破壊され、現在もまずい行政や一般の人々の関心の薄さのために危機に瀕しているという構図で説明される。大切な仕事だろう。
こうした仕事もあって、森林行政も徐々にではあるが、変わり始めている。しかし、まだまだ問題点は多く、これからも目を離すことは出来ないと思う。
写真が非常にきれい。
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[ ムック ]
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沖縄スタイル20 (エイムック 1389)
【エイ出版社】
発売日: 2007-07-25
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 980 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 424円〜
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カスタマー平均評価: 0
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