|
[ 単行本 ]
|
B06 地球の歩き方 ニューヨーク 2008~2009
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-05-17
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,148円〜
|
・地球の歩き方編集室
|
カスタマー平均評価: 5
NYに関してはこれが一番 行き先によって内容の完成度にばらつきのある「地球の歩き方」ですが
NY版に関しては間違いなくこれが一番精度が高いです。
初心者からリピーターまで満足できる内容だと思います。
NY旅行の必需品 お役立ち情報が満載で写真も豊富。取り外し可能な地下鉄マップも付属しているので必携です!
|
|
[ 文庫 ]
|
空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか (文春文庫)
・ジョン クラカワー
【文藝春秋】
発売日: 2000-12
参考価格: 860 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 874円〜
|
・ジョン クラカワー ・Jon Krakauer
|
カスタマー平均評価: 4.5
非常に読ませる本でした 筆者は綿密な取材を重ね、丹念に全体像を描き出そうとしていて。
冒頭から散見する事故の予兆と、後半の悲劇に雪崩れ込む筆致は本当に凄まじいものがあって、読んでいて恐ろしくてたまらなかった。
またエベレストに登山にストイックなイメージというか、軍隊のような整然とした組織で登る印象があったのだけど。
本書ではツアーのような営業登山や、隊同士やシェルパとの間に生まれる軋轢など、生々しい問題を抱えているの印象的だった。
いろんな意味で登山家も完璧な人間ではないわけで、酸素もなく、思考も判断力も鈍る高所で絶対の安全はあり得ないのだなと感じた。
初読時は間違いなく☆5の評価をつけたけど、
他の人も言う通り、「デス・ゾーン8848M」読後はロシア人ガイド、ブクレーエフへの記述が
フェアじゃないと感じるので-1。
本書では諸悪の根源のように記されている彼ですが、デスゾーンを読んで180°印象が
変わりました。彼を悪役に当てはめてしまったことだけが残念です。
おすすめです。 公募登山を少し知るという意味ではとてもわかりやすかった。
死人に口無し・・・・ 初版には☆5つを与えたのですが、これに関しては頂けません。
本書に対し書かれた「デス・ゾーン8848M」への一方的な批判は、作家としてアンフェア過ぎます。
そして、肝心な事は本書で徹底的に批判されているブクレーエフ氏はその後の遭難死で二度と非難に答えられない人間となってしまっている事です。
その上で更に非難の上塗りを加える執筆姿勢にはノンフィクションとしての客観性を感じられません。
個人的には「デス・ゾーン」の方が悲劇の真実に近いと感じました。
風の女神 エベレストはチベット語で「風の女神」という名前があるらしい。エベレストという名前は、この山を測量したイギリス人技師の名前だ。
それはさておき、エベレストは地球最高峰の山だが、登頂はそれほど難しくないらしい。5月の天候の良い日を選べば、比較的(と言っても他の8000メートル級の山に比べれば、だろうが)登頂が易しく、その時期はまさに登頂ラッシュで、頂上に向かう尾根は登山家でひしめきあうという。
ところが、何年に一度か何十年に一度か知らないが、ひとたびエベレストが機嫌を損ね、吹雪を呼んだ時、この山は実に恐ろしい顔を見せる。それは「風の女神」というよりも「風の悪魔」である。
この物語は、そんなエベレストが恐ろしい牙を剥いた瞬間に立ち会った登山ライターが書きつづった実に珍しいノンフィクションだ。
まさに背筋も凍る本。
事実は小説よりも奇なり。。。 物語系の本などはめったに読まないのですが、これはひさしぶりに読みふけることができた名作です。
日頃登山などまったく興味のない私がトリコになってしまいました、
凍死をしてしまうシーンの描写などは鳥肌が立ちました、また意外な結末に本当に経験談かよッとツッコミをいれたくなるほど?です。
作者の心象風景の表現が素晴らしくたしかにアクが強いですがしろうとにもわかりやすく解説を加えられており違った意味でも衝撃でした。
余談ですが先日富士山に登頂する際、これを読んでてよかったなと8合目くらいに思いました。w
|
|
[ 単行本 ]
|
ベルリン/ドレスデン―ドイツを牽引した文化都市 (旅名人ブックス)
・沖島 博美 ・今井 卓
【日経BP企画】
発売日: 2006-03
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,700円〜
|
・沖島 博美 ・今井 卓
|
カスタマー平均評価: 4
戦争と都市 全体の比率は、ベルリン、ドレスデン、マイセンが、6:3:1といった感じでした。冷戦時代におけるベルリンの壁、ベルリンの一等地にある場所に建てられたユダヤ人のホロコースト記念碑、ユダヤ博物館、第二次大戦で破壊され再建されたドレスデンのフラウエン教会など、戦争や戦禍からの復興といったテーマに関連した都市の歴史や背景、観光スポットを盛り込んだ内容が、類書には余り見られない印象を受けました。もちろん、著名な博物館、美術館、宮殿、近郊の離宮、マイセンの磁器なども紹介されており、ガイドッブックとしての情報もきちんとあります。ホテルは、映画『グランド・ホテル』のモデルとなったアドロンを筆頭に、どれも超一流ばかりですが、ベルリンにある閑静なホテル、ブランデンブルガーホーフなどは、中庭がこじんまりしており、京都の西洋風な旅館といった趣があり、くつろげそうで泊まってみたいと思いました。ドレスデンでは、ダイヤモンドのドレスデン・グリーンは無かったものの、緑の丸天井所蔵の素晴らしい宝飾工芸品の数々を、写真で見ることが出来て良かったと思います。珍しいザクセンワインの話もあって優雅な気分になれました。
|
|
[ 単行本 ]
|
天空列車―青蔵鉄道で行くチベット
・長田 幸康 ・長岡 洋幸
【集英社インターナショナル】
発売日: 2007-06
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,468円〜
|
・長田 幸康 ・長岡 洋幸
|
カスタマー平均評価: 5
列車の様子がよくわかります チベットに行く前に、予習をと思って購入しました。
青蔵鉄道の中も、写真通り。
唯一違ったのが、乗務員さんで、こんなステキな笑顔の方はいませんでしたが(笑)
この鉄道の魅力が十分語られていると思います。
青蔵鉄道おすすめです!もうすこし情勢が落ち着いたら、行ってみてください。
|
|
[ 単行本 ]
|
旅のコーフン
・ムラマツ エリコ ・なかがわ みどり
【角川書店】
発売日: 2004-10
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 980 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 300円〜
|
・ムラマツ エリコ ・なかがわ みどり
|
カスタマー平均評価: 4.5
お気楽に 「そうそう、あるよね」ってコネタばかりで
旅自慢でもなく、その国についてエラソウに語ることもなく、
友達と雑談してるような感じの気楽な本です。
旅の仕方とか、これいいなって思うところもちょくちょくあります。
ツアー旅行しか行かない人には嫌味に感じるかもしれないですけど。
一連の著作のなかでは、中身が一番濃いかな? 著者達の旅の仕方が書いてある。その程度、ワザワザ本を読んで知る程でもないよ?と思う事から、お、これや役立つかも‥というものまで、まあ色々と書いてある。
著者らの一連の著書に書かれているエピソードは、実に身近な事で、その経験から、例えば当該地域の文化や宗教にまで考えを広げるなどという事は殆どない。あの店員がムカついた、別の店員は親切だった‥とか、そういう事ばかりである。
しかし、そういう身近で卑近な情報だけに内容を限定された方が、読者としては「押し付けがましくない」ので快適なのかも知れない。実際、私はそうした理由からか、なんとなく著者らの一連の著作が好きである。「○○○が背景としてあるので、この国の人は△△△として◇◇◇を考えている」などと、元著名コンサルタント達の御高説を承るのも、それはそれで勉強になるのであるが、たいていそういう御高説は10年位後に検証すると、あまり合ってなかったりする。
ボリューム薄 でも・・・ kmpの著書はいろいろ読ませていただきましたが
毎度写真も文字も小さくて読むのが大変。
この本はひとつの国についてではなく、
今までのいろいろな旅をまとめたもので読みやすいのですが
今回はやたらと「隙間」が多い。
さらさら読んでしまいました。
でもエピソードの一つ一つに地図で場所を記したり
kmpらしい気配りがあって好感が持てます。
kmpの旅行記初体験の方にはまずこれがオススメかな。
面白かった! 旅のちょっとした出来事、大事件などが面白おかしく描かれていて あっという間に読み終わってしまいました!ほとんどのページが4コマ漫画のようになっていて、 最初めくった時はちょっとスカスカ?と感じましたが、 端に書いてあるイラストやコメントもじっくり読んでいくと 著者のお二人がその時どんな気持ちだったのかが分かり、 すごく楽しめました。 旅の記録の仕方や持ち物など、次回自分が旅行に行くときに とても参考になるなーと思いました! この値段でこの内容なら、私は大満足です。 ぜひ隅々までじっくり読むことをオススメします!
またまた笑わせていただきました。 このおふたりの旅物の本はすべて読ませていただいています。 この本も旅行中のおふたりの置かれた状況が目に浮かび、 荷物のパッキングの事も、「そうそうっ!」と思うことがたくさんあり 旅好きな人にはとてもリアルに伝わってきて楽しめる本だと思います。 ただ、文章より絵がほとんどなので、あっというまに読み終わってしま うのさみしいです。それで申し訳ないですが星4つ。 「エジプトがすきだから。」のボリュームが懐かしいです・・・
|
|
[ 単行本 ]
|
Guide to LONDON with Paddington Bear―パディントンベアと歩くロンドン
【ゴマブックス】
発売日: 2008-12
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 930円〜
|
|
カスタマー平均評価: 5
すごく可愛い とにかくこの本のパディントンのぬいぐるみが可愛いです!どの写真もすごく魅力的にパディントンが写っていて、ガイドブックというよりは、パディントン最高の写真集ですね。この本のパディントン、どっかに売ってないかな…。
パディントンと巡るロンドン! くまのパディントンと歩くガイドブックと銘打ち、可愛らしいパディントンが
伝統的で格式高く、そして新しい街、ロンドンを案内してくれます。
旅立ちには親切にもパディントンがロンドンから(!)迎えに来てくれます。
本ガイドブックは10のChapterからなり、パディントンとブラウンさん
一家が出会った場所「パディントン駅」はもちろん、バッキンガム宮殿、
ビッグ・ベン、ウエストミンスター寺院などの定番観光スポット、そして、ロンドンを
一望できる観覧車など新名所、そしてフォートナム・アンド・メイソンでの
アフタヌーンティーなどへもパディントンがお茶目に寄り添いながら
ガイドしてくれます。
各章の最後のページでエリアに関連してパディントンが活躍したエピソードを
トピックスとしてまとめてあり、同時に紹介した場所の概要などがアクセス
しやすいように簡単なインフォメーションも添えられています。
最終章では作者のマイケル・ボンド氏も登場し、パディントンに纏わる秘話が
後悔されており、こちらも必読といえます。
間違いなくカワイイです!!! とにかくカワイイ。あの有名な、くまのパディントンが実際の観光地をガイドしてくれちゃうのです。
ロンドンの有名な観光地をくまなく網羅していて、各地の観光情報もはいっているので、もちろんガイドブックとしても使えます。
でもどちらかっていうと、「パディントンとロンドンの風景」な写真集として楽しめるかも。あと、ガイド情報の間に、原作とからめた話とか、パディントン好きならニヤリとできる、スクラップブックのページもあったりして、ファン心をくすぐります。最後に「くまのパディントン」作者のマイケル・ボンドさんのインタビューも載ってるし、パディントン好きにはたまりませんよ!
あと、クマ好き、ロンドン好きの方にも絶対オススメです!!
|
|
[ 文庫 ]
|
アメリカ・カナダ物語紀行 (幻冬舎文庫)
・松本 侑子
【幻冬舎】
発売日: 2009-06
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
( 在庫あり。 )
|
・松本 侑子
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか
・ジョン クラカワー
【文藝春秋】
発売日: 1997-10
参考価格: 1,850 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 583円〜
|
・ジョン クラカワー ・Jon Krakauer
|
カスタマー平均評価: 4.5
非常に読ませる本でした 筆者は綿密な取材を重ね、丹念に全体像を描き出そうとしていて。
冒頭から散見する事故の予兆と、後半の悲劇に雪崩れ込む筆致は本当に凄まじいものがあって、読んでいて恐ろしくてたまらなかった。
またエベレストに登山にストイックなイメージというか、軍隊のような整然とした組織で登る印象があったのだけど。
本書ではツアーのような営業登山や、隊同士やシェルパとの間に生まれる軋轢など、生々しい問題を抱えているの印象的だった。
いろんな意味で登山家も完璧な人間ではないわけで、酸素もなく、思考も判断力も鈍る高所で絶対の安全はあり得ないのだなと感じた。
初読時は間違いなく☆5の評価をつけたけど、
他の人も言う通り、「デス・ゾーン8848M」読後はロシア人ガイド、ブクレーエフへの記述が
フェアじゃないと感じるので-1。
本書では諸悪の根源のように記されている彼ですが、デスゾーンを読んで180°印象が
変わりました。彼を悪役に当てはめてしまったことだけが残念です。
おすすめです。 公募登山を少し知るという意味ではとてもわかりやすかった。
死人に口無し・・・・ 初版には☆5つを与えたのですが、これに関しては頂けません。
本書に対し書かれた「デス・ゾーン8848M」への一方的な批判は、作家としてアンフェア過ぎます。
そして、肝心な事は本書で徹底的に批判されているブクレーエフ氏はその後の遭難死で二度と非難に答えられない人間となってしまっている事です。
その上で更に非難の上塗りを加える執筆姿勢にはノンフィクションとしての客観性を感じられません。
個人的には「デス・ゾーン」の方が悲劇の真実に近いと感じました。
風の女神 エベレストはチベット語で「風の女神」という名前があるらしい。エベレストという名前は、この山を測量したイギリス人技師の名前だ。
それはさておき、エベレストは地球最高峰の山だが、登頂はそれほど難しくないらしい。5月の天候の良い日を選べば、比較的(と言っても他の8000メートル級の山に比べれば、だろうが)登頂が易しく、その時期はまさに登頂ラッシュで、頂上に向かう尾根は登山家でひしめきあうという。
ところが、何年に一度か何十年に一度か知らないが、ひとたびエベレストが機嫌を損ね、吹雪を呼んだ時、この山は実に恐ろしい顔を見せる。それは「風の女神」というよりも「風の悪魔」である。
この物語は、そんなエベレストが恐ろしい牙を剥いた瞬間に立ち会った登山ライターが書きつづった実に珍しいノンフィクションだ。
まさに背筋も凍る本。
事実は小説よりも奇なり。。。 物語系の本などはめったに読まないのですが、これはひさしぶりに読みふけることができた名作です。
日頃登山などまったく興味のない私がトリコになってしまいました、
凍死をしてしまうシーンの描写などは鳥肌が立ちました、また意外な結末に本当に経験談かよッとツッコミをいれたくなるほど?です。
作者の心象風景の表現が素晴らしくたしかにアクが強いですがしろうとにもわかりやすく解説を加えられており違った意味でも衝撃でした。
余談ですが先日富士山に登頂する際、これを読んでてよかったなと8合目くらいに思いました。w
|
|
[ 文庫 ]
|
晴れ、ときどきサバンナ―私のアフリカ一人歩き (幻冬舎文庫)
・滝田 明日香
【幻冬舎】
発売日: 2007-02
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・滝田 明日香
|
カスタマー平均評価: 4
行動力がすごい! 動物に興味がなかったので、これまでこの本を手にとって見る事がなかったのだが・・・。
タイトルからの印象で、アフリカでずーと動物見ながら遊んで過ごすのかな? と思っていました。
ニューヨークの大学生であった著者がケニアに留学、バイト。さらにボツワナに留学、職探し、ルアンガに面接に行き、働く決意をするまでが綴られています。
(実際は政情不安で、就職していないのですが)
本人は小学校程度しか日本語教育を受けて来なかったと記していますが、内容が濃く、形容詞も豊富で、とても読み応えのある文章です。(紀行文ライターは、特に文章うまくない方が多いので、私的には彼女の文筆力は十分すぎるレベルのものだと思います)
密度の濃い、豊富な体験、そして自分を成長させてくれる多くの人との出会い、彼女の行動力も素晴らしいです。
マサイの現実(当たり前といえば、当たり前ですが・・)には、少々色褪せを感じますが・・・。
彼女のお父さんが凄い! こんなに子供を信頼して、望み通りに生きさせてくれる親・・・我が子なら、笑顔で送り出せるかどうか・・・自信ないです。
アフリカにはまる 2000年に二見書房から出た単行本の文庫化。
著者は日本人だが、ほとんど海外で育ち、アメリカの大学からケニアへ留学、やがてケニアの学校に入って獣医になったという人物。
本書は、獣医になろうとする以前の話。アメリカの大学在籍時代、それからケニア、ボツワナでの留学体験、レソト、ザンビアへの旅や仕事の話も織り込まれている。
アフリカでの体験談としても面白いが、むしろ、自立して大人になっていく時期の、女性の内面を描いた本として読むべきなのだろう。周囲に流されて生きてきたのが、アフリカと出会い、すごい勢いではまり込んでいく。その中で人生の目標も見出し、そこに向けて頑張っていく。
瑞々しく、力強い本で面白かった。
本人も認めているように、日本語としての文章には難あり。
夢を追い求める若者のすがすがしさ アメリカで学ぶ女子学生が大学卒業を間近にしてアフリカに目覚め、遂にはケニヤで獣医になる決意をするまでを綴った一種の旅行記です。文章も読みやすく、アフリカの美しい風景が目に見えるようです。また同じアフリカでもいろいろなところがあるのだということがわかりました。しかし単なる旅行記ではなく、獣医の道に至る長い道のりを、両親や行く先々で知り合った人に支えられ自分のアイデンティティと夢を真剣に求めて行動し続ける女性の姿がとても印象的でした。筆者があとがきで書いている「夢を語るときは、『○○になりたい』というのではなく、もっと具体的に『○○になって○○をしたい』という思考に変えていかなければいけない」という言葉を若者に、そして本文中のお父さんの言葉「年配の人はな、若い奴が夢に向って上がっていけるように、梯子をかけてあげるんだよ。自分だけでは、初めの一歩は難しい。一歩をどう踏み始めるかをアドバイスするのが、経験をつんだ年配の人の役目なんだよ」を年配の人に聞いて欲しいと思います。
アフリカの「匂い」を感じる本 02年、ムーディーズが日本国債の格付けを下げ、「アフリカのボツワナと同列になった」と話題になったことがあった。
たいていの日本人は(私も含めて)、ボツワナについてはアフリカの貧乏な国なんだろうなというような漠然としたイメージしかなかったと思われるが、どっこい、ボツワナって良い国なんである。
政情と治安が安定していて、ダイヤモンド鉱山のおかげで国民経済もそこそこ豊か。
そういう国に勉強しに行って、ホームステイして、「アフリカのお父さんお母さん」とどっぷり交流してしまう。
この本からはアフリカのサバンナの「匂い」が立ち上がってくる。
現在、筆者はケニアのマサイマラ国立保護区で獣医をしているという。
今ちょっとケニアは大変な状況なんであるが。
|
|
[ 大型本 ]
|
るるぶギリシア・エーゲ海―アテネ サントリーニ島 ミコノス島 クレタ島 ロドス島 (るるぶ情報版 (B11))
【JTBパブリッシング】
発売日: 2008-06
参考価格: 1,350 円(税込)
販売価格: 1,350 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,120円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|