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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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旅行ガイドブック:フランクフルト・ミュンヘン・ハンブルグ・デュッセルドルフ・ベルリン・ドレスデン (JALガイド)
・JALブランドコミュニケーション
【キョーハンブックス】
発売日: 2009-01-31
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
Amazonポイント: 7 pt
( 在庫あり。 )
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・JALブランドコミュニケーション
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ラダックの風息 空の果てで暮らした日々 (P‐Vine BOOKs)
・山本高樹
【ブルース・インターアクションズ】
発売日: 2009-03-06
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,233円〜
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・山本高樹
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カスタマー平均評価: 4.5
読み易い文章と、素敵な写真。 現地密着型のフリーライターが書いた、ラダック地方(インド)の生活記。
レヴュアーの自分は、ラダックに行ったことはないが、フンザ谷やカラーシュ谷(いずれもパキスタン)と、かなり似た雰囲気を感じ取った。
地理的に、距離も近いし、環境も近いためであろう。
表紙の子の帽子や、花の民の被り物にしたって、カラーシャ人の女性の被るシュシュトと、装飾方法は酷似している。
文明社会に生きる我々にとっての、「失われて行く楽園」の一つであるラダック。
土臭くて、峻厳で、だけど温かな地上の楽園。
読み手を行きたくさせる旅行記や滞在記というのは、素晴らしいと言えよう。
そしてこの本は、素晴らしい本だ。
写真は素敵だし、口語調の文章も読み易くて良い。
あこがれのラダック。 ラダックには憧れがあって現地にも行ったことがありますが、普通の短期旅行者には時間的、物理的に見られないであろうラダックの自然や文化、人々の生活の様子などが、たくさんの写真と丁寧な文章で綴られています。特に写真。圧倒的な自然、文化的宗教的なものごとの美しさ、人々の表情や生活の営みのすばらしさに、ずっと眺めていたいような気持ちになります。(特に冬の灯火、チャダルの章がすてきでした。)また、写真や文章の合間に、ラダックの基礎知識、旅行情報や地図、ラダック語の会話帳など、実用的なコラムも。ラダックに興味がある人も、まったく興味がない人も、すばらしさが味わえる本だと思います。
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[ 単行本 ]
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19 地球の歩き方 ポケット ニューヨーク 2009~2010 (地球の歩き方ポケット)
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-12-13
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 998円〜
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・地球の歩き方編集室
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カスタマー平均評価: 0
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[ 地図 ]
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歩くソウル [歩くシリーズ]
・メディアポルタ
【キョーハンブックス】
発売日: 2008-02-11
参考価格: 950 円(税込)
販売価格: 950 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 541円〜
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・メディアポルタ
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カスタマー平均評価: 3.5
結構便利☆ 歩くシリーズは、バンコク編も便利でしたが、こちらも薄くて
持ち運びやすいです。
地図は、何度か行ったことのある方には、判りやすいですが
ソウル初心者には、方向が一定していない分判りにくいでしょう。
他のガイドブックには載っていい穴場のお店も多いので
ソウルが大好きな方には、必須ですよね。
値段も安いしこの本はお勧めだと私は思います。
地元っぽい店セレクト 届いたときは、あまりの薄さにちょっとびっくりしました。
が、現地で使ってみると、掲載店はどこも外れがなく、たいへん満足しました。
日本語が通じるお店も押さえつつ、地元の若者が通うようなお店もしっかり紹介してあるバランスが絶妙です。
ほかのコメントにもありましたが、地図の方角がまちまちなのは確かにちょっとツラいかも。
その点でマイナス1。
でも、軽いし、現実的に使えるガイドだと思います。
期待しすぎちゃってた・・・ 持ち歩きには最適な大きさ・薄さなのですが
いままで「北」が「上」でインプットされている地図が
各地域のクローズアップでいろんな方向を向いてるのでアタマの中でつながりにくいです。
SHOP・飲食店の情報は少なめです。
それでもいいんですが「歩くソウル」とうたうなら、地図には取材してないSHOPも名称だけ
(もしくは名称と店の種類)をもっとたくさん列記していただけるとありがたいな。
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[ 単行本 ]
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B15 地球の歩き方 アラスカ 2009~2010 (地球の歩き方)
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-12-13
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,260円〜
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・地球の歩き方編集室
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カスタマー平均評価: 0
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[ ムック ]
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るるぶ山陽 瀬戸内海 しまなみ海道 (るるぶ情報版 中国 1)
【ジェイティビィパブリッシング】
発売日: 2008-12-26
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
Amazonポイント: 8 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 874円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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カラー版 イタリア・ロマネスクへの旅 (中公新書)
・池田 健二
【中央公論新社】
発売日: 2009-04
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・池田 健二
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カスタマー平均評価: 5
ユニークなイタリアのガイド ルネサンスという言葉が一度も出てこない、ユニークなイタリアのガイドブックです。
11、12世紀に建設されたロマネスク様式の教会だけを扱っていて、イタリア8地方にある24の大聖堂や修道院、教会の歴史・建築・彫刻・壁画などが詳しく解説されています。そして、何よりも美しいカラー写真が魅力です。パルマやピサなどの有名な大聖堂も含まれていますが、かなりのイタリア・マニアでも初めて目にする教会が多いのではないかと思います。個人的には、ウンブリア地方が掲載されていないのが、ちょっと残念です。イタリア美術やロマネスク美術のファンには必読の本であると思います。
昨年出た「フランス・ロマネスクへの旅」の続編のようですが、次回はスペイン編を是非、期待しています。
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[ 単行本 ]
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キューバでアミーゴ!
・たかの てるこ
【幻冬舎】
発売日: 2006-12
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 295円〜
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・たかの てるこ
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カスタマー平均評価: 4
キューバでのふれあい この著者の本は初めて読んだ.テレビでも旅行記は放映されたようだが見ていない.
著者がキューバで触れ合った人々との交流の記録である.出会った人々が半端なく愉快である.そして著者の暖かい視点が何より感じられる.生活の苦しい友人たちにたかられても,サンテリアの儀式でボラれても,その彼らの生活が見えているから,怒りの対象は実際には当事者に向いていない.著者と同じようにゆるい計画で2度キューバに行ったことがあるが,その度に著者と同じような経験をした.著者が出会った人だけでなく,キューバ人のかなりの高い比率で底抜けに陽気で,貧しさを嘆きつつも希望を持っている.そこが現代の日本とは対極にあり,著者に対するキューバ人の驚きもそこから来ている.
この本で,著者が出会ったキューバ人はハバナ在住の人が多いだろうが,それ以外の農村に住んでいる人の生活はかなり違うだろう.まだハバナの人は余裕があるとも言える.その点は割り引いて読まねばならない.
アミーゴ♪ 陽気で、踊りまくるキューバの人と
いつも通り、ノリのいい、たかのさん。
彼女の本は、何冊か読みましたが、
今回も、おもしろかった。
サロンで、たかのさんが出会った
お友達との交流は、ステキでした。
人と人との繋がりっていいなーと思いました。
自分もキューバに旅した気分になれて、楽しかった。
この本に出会えてとってもラッキー! 「この世に偶然の出会いはない」、「人は自分と同じ波長の人に出会う」とよく言われます。この言葉はたかのさんの人柄と旅にばっちり当てはまるような気がします。たかのさんの本では毎回、異国の地で偶然に出会った実にチャーミングな素敵な人たちとの交流が書かれています。今回のキューバも最高でした。題名の通りキューバでアミーゴ(友達)となった人たちとの交流や出来事を通して彼女が心や肌で感じたこと学んだことが、とてもわかりやすく素直に書かれていて最後まで引きこまれるように読みました。教科書やニュースだけでは分からない現地の生活事情や 心を通わせて初めてわかる現地人の本音がとても興味深く、キューバを身近に感じるようになりました。一番印象に残ったのは親友になったミネルバの「今この瞬間を最高に楽しむ」「毎日が新しい自分」というポジティブシンキング。この本に出会えてよかったし、たかのてるこさんの作品に出会えた自分もラッキーと思いました!あと、この本を読んだらいろんな人とハグしたくなってきました
中身が薄い OLが有給とって海外旅行。それを脹らませて本にしただけ。キューバの一部分しか見てないのにすべてを見てきたかのような書き方。スペイン語できないのになぜか込み入った会話。読者をバカにしてます。
TV番組を文字に起こしたような本 私は番組を見ていないが、これも定番の島田紳介氏との番組として放送されたものであろう事が窺える。 著者の旅の書き方として、場所の描写でなく、その地で触れ合った人々との物語をメインにしており、本書もそうであった。
宗教儀式やラテンの明るい国柄が、人々を通して伝わってくる。 但し、キューバの社会主義の覚悟や経済封鎖での困窮状態については、深く語られていない(貧しいから外人にたかるとか、アフリカから連れてこられた黒人奴隷に対する差別がまだ心の奥の部分では続いているとか程度)。
その点で、キューバと聞いてゲバラやカストロを想像する人には、全く物足りない。 キューバがいかに米から嫌がらせを受けつつも、無抵抗主義を前面に出しながら怒りを表現しているかを感じ、表さずしてキューバを感じたとは言えないのではないか?とも思うので減点した。
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[ ムック ]
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大人の名古屋2009年版 (HANKYU MOOK―The Magazine for Superior Off Time)
【阪急コミュニケーションズ】
発売日: 2008-12-03
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
Amazonポイント: 8 pt
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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黄泉の犬
・藤原 新也
【文藝春秋】
発売日: 2006-10
参考価格: 1,950 円(税込)
販売価格: 1,950 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 800円〜
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・藤原 新也
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カスタマー平均評価: 4.5
読み物としては面白いが インド旅行、麻原彰晃の原体験、ヒマラヤ聖者の実像を明らかにした傑作と聞いて、読みました。
たしかに、麻原が水俣病未認定患者という仮説を検証していく過程や、インドで死体を喰う犬の群れとの格闘、インドで偽空中浮揚を見破るシーンなどは臨場感があります。
また著者の独特の視点から見るインド、麻原とオウム、現代若者論など、読み物として面白いものでした。
ただ全体を貫くテーマや著者のスタンスが、初めて著者の本を読んだ私には、分かりにくく感じられました。
麻原彰晃の実兄のプライバシーに配慮して連載が中断され、性格の異なる連載が一冊にまとめられたという後書きに一応納得しましたが、何となく違和感がある。
思うに、著者の立ち位置が、紀行文とドキュメンタリーと思想書の間で定まらないように見えるせいかもしれません。
オウムの青年の旅と著者の旅は、宗教という体制に簡単に染まるか、頑なに拒むかという点で正反対だと筆者は言います。
そんな第三者的視点が、興味深い分析をもたらしています。しかし正反対の道はコインの表裏であり、本質は変わらない気がします。
つまり、どちらもインドの宗教を理解しようとしていなかった。そのことは、インドやそこで出会う人々、ある意味間抜けな聖者達に対して、著者の愛情があまり感じられない点に表れているように思えます。
著者がインタビューに成功した麻原の実兄にも、短い間に信頼関係を作るなど著者の懐の深さを感じさせますが、弱者と断言したり対象に対して冷たい印象を受けます。
仮説を積重ねるうちに仮説を超えて核心に至る。そこで生まれる爽快感が弱く、読後にモヤモヤ感が少し残りました。
インドで火葬場を見続けた著者が、肉体とこの世の無常を理解し、冷静に可能性を探る客観的な分析をした評論と見るか、対象と一線を引いて分析のもう一歩先の本質に迫らなかった体験記と見るかで、印象も変わるかもしれません。
メメント・モリの衝撃が… 写真集「メメント・モリ」に圧倒されて以来、藤原さんの文章は多く触れてきましたが、この「黄泉の犬」は私としては今ひとつでした。第一章「メビウスの海」はするどい文明批評で、いつもの藤原さんの切れ味を感じましたが、表題にもなっている第二章の「黄泉の犬」が違和感がありました。ブックカバーにも表題にもなっているので、もっとも気持ちの入った章だったのかもしれませんが、私は「メメント・モリ」の写真の説明をしてしまっているように感じて、残念でした。あれらの写真はあの時点で充分に多くのものを語っています。無言の写真だからこそ圧倒的な力があったのだと思います。あの写真だけで、充分に「その写真以上のもの」を感じさせる力がありました。その背景の部分を語ってしまうと、逆に世界が貧弱になってしまうのではないでしょうか。私は、説明して欲しくなかったと思います。それでも、全体的には、いつもの藤原さんの切れ味は感じられたので、四点です。
初めて明かされる秘話 といっても私が驚いたのは
麻原兄についてのくだりではない。
これまで長い間書かれずにいた、
「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」の
あの写真を撮ったエピソードに「その後」があったということ。
そしてそれを藤原新也がずっと書かずにいたというまさにそのこと。
藤原新也という表現者の本質について考えるとき、
本書で書かれた「事実」が持つ意味は限りなく深い。
『東京漂流』からの古い熱心な読者には、ある種の、
「腑に落ちる」感覚が必ずあるはずだ。
このエピソードを読むためだけでも購入の価値がある、
まぎれもない傑作。
宗教そしてインドを中心にした藤原新也の総集編 写真家としての複眼視的な冷静さと正確さで宗教とインドの旅を記す紀行文。
さらに、その思考の発展の上でオーム真理教についても大胆なる仮説を提示する興味深い本である。たくましく、そして真摯に思考を重ねる著者の足跡に感嘆せずにはいられない。過去の著作に一気に興味をそそらされること請け合いのHidden Jewelである。
身体で読む BOOKデータベースの内容説明に「インド紀行完結篇」とあるように、これは旅の本である。
著者の文章を読みながら、我々は、そこに放たれる生々しい匂いを確かに嗅ぎ、
聞こえるはずのない砂漠の音を確かに聞く。
これは、身体で書かれ、身体で読まれる、旅の本である。
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