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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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09-10 北海道キャンプ場ガイド
・亜璃西社
【亜璃西社】
発売日: 2009-03-24
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
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・亜璃西社
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カスタマー平均評価: 4
ファミリーユースから一人旅まで対応可能 キャンプ場を物色したくて購入。
写真や地図はもちろん、貸し道具も含めた基本情報が詳しく解説されていて使いやすそう。
地域ごとの立ち寄りスポットやイベント案内も詳細に掲載されている。
また、旅の手帖というコラムがアウトドアへ誘うスパイスとして効いている。
欲を言えば、貸し道具の有無や種類で掲載ページを検索できる索引なんてのがあると言うことなしです。(収納スペースの関係で、テント購入ができないので・・・)
さあ、この本をもって今年は何箇所とまれるかなぁ。
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[ 文庫 ]
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沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)
・岡本 太郎
【中央公論社】
発売日: 1996-06
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 720 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 335円〜
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・岡本 太郎
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カスタマー平均評価: 5
三島、川端も絶賛した沖縄旅行記の大作 岡本太郎にとっての「沖縄」のイメージが、実際の旅を通じて変遷し、確信に変わっていく様子が、易しく、素直な文章で、率直に表現されていて、沖縄に興味のある人もない人も自信を持ってお勧めする本です。
島津・琉球王国による二重の植民地的支配と重税・疫病・津波・台風・戦争によって、常に厳しく痛めつけ続けられた沖縄の人々が、諦観しつつも投げやりにならずに明るく助け合って過ごしてきた結果、形成された独特の文化、それが沖縄の文化である。意識された美、虚飾が一切なく、「生きること」に直結した唄、踊り、宗教、祭に触れた筆者は、その美しさに感激し、そもそも文化とはどういうものであるものなのかを確信しています。沖縄の文化と日本の輸入文化を対比させ、日本のすべての宗教も文化も、そもそも輸入したもので、政治的意図によってゆがめられたものであり、本来の日本人の肌になじまないものである。その結果、現在の日本人は同質化しており、自らの固有の文化を失っている。日本人の根底にある文化とは、忘れられた沖縄の地に皮肉にも残っているのではないだろうか?というのがあらすじである。
沖縄の歴史と文化について大雑把に理解でき、つまりは島唄の旋律が、どうして物悲しくも明るくも聞こえ、人を癒すのか?が、なんとなく分かったような気がしました。
なお、写真集「岡本太郎の沖縄」は、筆者が、「沖縄文化論」を執筆した旅行時に、筆者が撮影したもので、これまた、もはや貴重な返還前の沖縄の姿が切り取られています。いまは古本でしか買えないけど、貴重な一冊で、両方買って読みたいです。この写真集は竹富島の民宿にはどの家にも必ず置いてあります。
沖縄に行く人も行かないひとも、読むべし。 大方の日本人にとって、沖縄は単に海がきれいで果物がおいしい南国の島か。それとも、日本の負の歴史を背負い占領に苦しむ、かわいそうな島なのか。
岡本太郎は、前者の無責任で能天気なだけの沖縄に対する意識ではなく、また後者のような同情を持ってでもなく、沖縄の本質を見抜き、そこに逞しく生きる人々の姿を生き生きと描いている。
沖縄について多面的に考えるには最高の書であり、沖縄を通して日本の歴史や文化をも考えさせてくれる本である。読み出したら、とまらない。
沖縄を考える 丸山真男の「歴史意識の『基層』」という論文がある。
その基層の部分に溢れているのが沖縄だ。
平たくいえば、縄文時代の「原始日本」のものが溢れているのである。
北海道もそうなのだが、アイヌ民族の文化がほぼ途絶えてしまった今、原始日本を探るには沖縄にいくのが一番の方法だ。
岡本太郎の好奇心、行動力、観察力によって、その沖縄の姿がありありと伝わってくる。
買いです。 なにかの本で横尾忠則氏が岡本太郎のことを、認めたこっちの見識が疑われるほど美術界から徹底して嫌われていた、あれほど世間から認知されているにもかかわらず美術界から無視されていた人も珍しいと述べていました。確かに美術全集なんかに岡本太郎が収められていることは皆無で、以前それを不思議に思ったこともあります。ただ、大宅壮一の「売れないポスターみたいだ」の発言の通り、絵についてはキャラクター抜きには鑑賞できないものも中にはあるかと思います(僭越ですが)。すこし話がそれるようですが、二子新地のかの子の実家近くにある「誇り」は、近所に住んでいたこともあり、何度も見に通いました。すばらしいモニュメントです。同様に、岡本太郎の著作と写真にはそのキャラクターから独立した作品がいくつもあり、本書は「美の呪力」と並んで著作の代表と言えると作品だと思います。
何もないことの感動 ご存じ!『芸術は、爆発だーーー!!』のおっさん。
その人が書いた文章です。
オリジナルは絶版となり、文庫で再刊されたもの。
復帰前の沖縄の旅行記です。
芸術家とは、こんなにも感性が鋭く、そして表現が豊かなものかと
感心させられてしまいます。
短いセンテンスで本質をつく鮮やかさは現在でも色あせない。
いや、沖縄ブームのこの時代だからこそ、
余計、再認識すべきなのかもしれない。
有名なフレーズ「何もないことの眩暈(めまい)」は、その当時かなり物議を醸したとか。
沖縄好きを自認するあなた。必読の書です。
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[ 文庫 ]
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新版・完全 「東海道五十三次」 ガイド (講談社+α文庫)
・東海道ネットワークの会
【講談社】
発売日: 2005-08-23
参考価格: 780 円(税込)
販売価格: 780 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 773円〜
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・東海道ネットワークの会
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カスタマー平均評価: 5
地図の改善を望む 還暦を超えた母がこれを使って京都まで完歩しました。
私も一部同道しましたが、その際の感想として、
・街道筋の名勝・旧跡などの情報は充実しており十分楽しめます。
・おみやげ・名物もよく書かれています。
・厚い(通常の文庫本2?3冊分)ので、無理矢理でないと
ポケットには入りません。
・見た目より重いです。上下巻に自ら加工するといいかも。
そして、
・地図が中途半端に簡略化された感があり見にくい。
文庫本で内容を充実する姿勢はよいのですが、地図で
調整してほしくない・・
これを持って旅に出るときには、事前に一度きちんとした地図で
ルートの確認をした方がよいです(当然ではありますが)。
地図さえよければ★10コでもいいのですが。次の改訂で
ぜひ改善をお願いします。
実際に役に立ちました この夏、実際この本を使って旧東海道を旅しました。
自転車で、しかも京都から東京に向かっての旅でしたので、本来の使い方ではなかったのかもしれませんが、
ルート図を参考に、それぞれの街道沿いの名所等も写真に納めながら楽しく旅ができました。
コンパクトな大きさと、適度な説明で使い便利という点ではとても有効でした。
ただ、上述したように逆から進んでいったためときどき道を間違えることがありました。
特に東京側から見て「つきあたりを右」といった記載箇所ではよくルートをはずれてしまい
旅の後半はそういった箇所では逐一とまって確認して進みました。
とはいえ、旅が終わってぼろぼろになりながらもこの夏の大変よい思い出づくりに貢献してくれました。
きっとこの本を相棒に旅に出られる方がまだまだ出てくるだろうと思います。
(峠越えなどは徒歩で行かれることをおすすめします・・・自転車をかついではとても大変でした)
読んでいたら歩きたくなって来た! NHKの街道てくてく旅を観ていたら段々と東海道に興味を持ってしまいました。東海道についての本を検索していたら、この本を見つけました。コンパクトなわりに豊富な情報量にびっくりしました。この本を持って東海道を歩いてみたいと思いました。
持ち歩きに最適の良書 情報は詳細かつ簡潔。ガイドブックとしてのポイントを押さえた作り。文庫本サイズなので持ち歩くのに便利。また、実際に旧街道を歩いているような臨場感がある。
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[ 単行本 ]
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はじめまして奈良
・井岡 美保 ・小我野 明子
【ピエブックス】
発売日: 2009-06
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 通常3〜5週間以内に発送 )
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・井岡 美保 ・小我野 明子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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東京周辺自転車散歩
・和田 義弥 ・自転車人編集部
【山と溪谷社】
発売日: 2008-03
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,203円〜
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・和田 義弥 ・自転車人編集部
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カスタマー平均評価: 5
はとバスコースを自転車で! 急な休みや半日休みなど出来たときにこの本片手に、東京見物を自転車でやるって面白いですよ。時間の空き具合によって隣接するコース2つ廻ったり出来ますし、都心の渋滞や駐車場の心配もなしにスイスイ進めます。 はとバスコースのようなド真ん中なコースから、新たな発見が出来るようなポタリングルートまで色々乗ってます。 掲載されてるルートマップが小さいので。詳細地図をコピーしてコースをペン入れしとくと、ルートからうっかり外れても安心です。
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[ 単行本 ]
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ひとりたび1年生
・たかぎ なおこ
【メディアファクトリー】
発売日: 2006-11
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 296円〜
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・たかぎ なおこ
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カスタマー平均評価: 4
一人旅の王道コース&パターンの気楽なエッセイ。 著者の近刊のローカルごはんのほうが面白かったので、こちらにも手を伸ばしてみた。
本著は、じゃらんで連載されていたもののうち、「岩手県花巻温泉・長野県善光寺・栃木県日光鬼怒川・神奈川県鎌倉・三重・京都・博多・沖縄」の比較的有名な観光名所をまとめたもの。
マンガと短いエッセイで、飽きずに気楽に、のほほんとページをめくって、ちょっと気弱で小市民的な著者が繰り広げる、美味しい食べ物レポートや旅での地元の人たちとの触れあいを楽しめる。
個人的に、日光、鎌倉、三重、京都に一人旅をしたことがあるが、その経験からすると、本著の該当地域への旅は、
「あー・・・一人旅ならここへ行くよね、そしてそれを食べるよね、あれを見るよね」
という、その地域の「外しちゃならないイロイロ」をそこそこ押さえているので、まあ“ひとり”旅ならば王道のコースとパターン選択かなという印象を持った。
ただ、全体的にどの地域に旅行していても、その地域の観光ガイドや旅行ガイドの範囲内にこぢんまりと収まっちゃうかなあという気がしないでもない。
なので、もうちょっと意外性のある、その土地その土地での隠れた面白さを発見してくれてもいいんじゃないかな、とは思った。
が、しかし。
沖縄編では著者がダイビング講習を受けているのだが、これがなかなか興味深かった。
続編の「ひとりたび2年生」のほうでは、ウィークリーマンションを借りてより多彩な沖縄旅行を繰り広げるのだが、その前振りともいうのだろうか、何度も読んでいるうちについつい沖縄への旅行を調べたくなってしまった(笑)。
何だかんだいって、ついつい何度も読み返してしまう。意外とオススメ。
わりと現実的 仕事柄、一人で出張をすることが多く、そういう意味でも、一人旅はわりと多くしています。
たぶん自分はひとりたび上級生なほうだと思いますが、ちょっとした時の間の持たせ方とかちょっと心細い気持ちというのは共通しているなあと思いました。
この本の最後の方にも書かれていますが、ただそこに行くんじゃなくて、その都度小さいテーマをを持つと俄然一人でも楽しくなります(むしろ人が一緒にいると邪魔だとさえ思えてくる、、)。土地のご飯を食べるというのも目的の一つですよね。たかぎなおこさんが回を重ねるほどにどんどん奔放にマイペースになっていくのがとても楽しかったです。
以前、ご家族のお世話の合間に北欧に一人旅に来たという比較的年配の主婦の方と、飛行機が一緒になったことがあります。静かに話されてましたが非常に満足されている様子で、この方のご家庭はきっと居心地がいいんだろうなあと思ったことがあります。私的には一人旅応援派なので、この本を読んで、ちょっとでも一人旅やってみようかなと思う女子が増えたら、旅先ももっと楽しくなるのかなと思いました。
戸惑いながら旅をしているところが面白い たかぎさんの本は数冊読んでいるけど、これが一番はまりました。
私もたまに一人で日帰り旅行をしますが、やはりひとりって騒げないし、道に迷っても、ひとりでオロオロしたり、消極的になってしまいます。
たかぎさんの旅もそうで、ドキドキしたり、失敗したりと、共感するところが多かった。
旅に訪れた先も、面白いチョイス。
続編に続くにしたがって、たかぎさん自身がどんな旅上手に成長していくのかも楽しみです。
旅がしたくなる 自分は旅があまり好きじゃないんですが、
この本を読むと旅してみたくなってしまいます。
いつもと同じたかぎさん独特のほのぼの感で、
シンプルなんだけれども要点がよく分かる画風が好きです。
たかぎなおこさんを知らない方のために説明するならば、
ちびまる子ちゃん的な感じの漫画エッセイだと言えば良いでしょうか?
旅における不平不満をあまりネガティブなものとしては描かず、
クスッとした笑いに変えているのがすばらしい。
出てくる食べ物すべてに対して「おいしい」と言っているのも感じが良いです。
おもしろいけど実際は。。 全体的にリアリティがあって面白いけど、(個人的には沖縄編とか)
実際に行動に移そうとはそんなに思いませんでした。
旅って結局個人的な好みが反映されてしまうから、友達の感想みたいな感じで
聞くのはいいけれど、それ以上にはならないかなって感じですね。
たかぎさんが、そのご一人旅をするようになったのかが気になります。。
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[ 単行本 ]
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伊豆七島・小笠原 第4版 (ブルーガイド てくてく歩き 8 気ままに船とバスの旅)
【実業之日本社】
発売日: 2008-01-30
参考価格: 1,113 円(税込)
販売価格: 1,113 円(税込)
Amazonポイント: 11 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,113円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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イザベラ・バードを歩く―『日本奥地紀行』130年後の記憶
・釜澤 克彦
【彩流社】
発売日: 2009-06
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 3,335円〜
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・釜澤 克彦
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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極みの京都 (光文社新書)
・柏井 壽
【光文社】
発売日: 2006-10-17
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 370円〜
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・柏井 壽
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カスタマー平均評価: 4.5
数多ある京都に関する書物の中でも特に読み物として面白く傑出 今の表層的な知識のみを競うかのような京都ブームに憤りる感じている著者が、そのような風潮に真っ向から挑戦を挑んだ一書。本業は歯科医である著者ですが、生粋の都人であり相当の食通でもあることから全ての内容が充実しており、数多ある京都に関する書物の中でも特に読み物として面白く傑出しています。
例えば、観光客への迎合が見られる錦市場に苦言を呈し、それと対極にある桝形商店街の清々しさを称揚する箇所は我が意を得たりの感ですね。また、都の鬼門を守る守護神である幸神社や御所の鬼門を守る猿の話のくだりや、南禅寺のすぐ側にありながら隠れた紅葉の名所である日向大神宮の紹介なども参考になりました。
いわゆるガイドブックの範疇には入らない本ですが、京都を訪れる前に一読しておけば下手なガイドブックよりも京都観光のお役に立つこと請け合いです。文中にある地図も分かりやすく、また本書で紹介されている主な店舗・ホテル・寺社のデータが巻末にまとめられているのも役に立ちます。
本書は「極みの京都」と題した関係からか、かなり欲張って京都を紹介していますが、実はその中でも第三章の「普通の京都を極める」が本書の真骨頂だと思います。今回は烏丸今出川を中心にそぞろ歩きの普通の京都を紹介していますが、それ以外にも市井の人が普通に生活している普通の京都の街に多くの素晴らしい京都があるのです。著者には「普通の京都を極める」だけで一書をまとめてもらいたいですね。もちろん第六章の「京都の食を極める」も充実しています。同著者による「京料理の迷宮」を併せて読むと良いかもしれません。
いづれにせよ京都に関する書物の中でも特に価値ある一書です。それが新書で読めるのも素晴らしいです。
情報の量も多く記述内容の質も高い著作 著者の柏井寿さんは、京都市北区で歯科医院を開業されている生粋の京都人です。すでに京都に関する著作を何冊も表わしている方ですので、本書も期待に違わない情報量あふれる作品だと感じました。それにしても著者の知識量は半端ではありません。文章もとても巧みで含蓄も多く、読んでいてワクワクするような快感に包まれています。
第5章の「特別の京都」を極める、で詳細に展開されている京都は一般人が体験できる究極の「京都」とも言えるでしょう。祗園での遊び方を最初に紹介し、山里・花背で昼食をし、岩倉実相院の借景を愛で、「上賀茂秋山」で夕食をとり、京都宝ヶ池プリンスホテル(現グランドプリンスホテル京都)に宿泊し、大原の朝市でお土産を選び、「辻留」の朝粥を朝食とし、江戸前鮨を昼食に選ぶ、という凝り様は半端ではありません。著者自身が食べた経験を元に執筆されているわけですから、内容や記述の確かさも抜群です。
第6章の京都の食を極める、は京料理に数多くの著作がある筆者の本領発揮と言えるでしょう。京料理から日常使いのラーメン、オムライスまでその語る店の範囲が実にバラエティに富んでいます。食の話題を語りながら京都の文化の奥深さも一緒に提供している点が筆者の優れているところですね。
第7章は京都の名所を極める、です。単なる観光ガイドブックとは一味も二味も違うポイントの押さえ方で嬉しくなってきます。京都の町の隅から隅まで知りつくした人のガイドですから、安心して身を任せれば良いようになっています。
これは歯医者さんの余業ではなく、京都を知り尽くした人がまさしく「極みの京都」を記した著作だと感じました。
「京都人による一味ちがった京都」本 京都育ちの著者による「ほんとうの」京都案内。
京都に関する本がたくさん出ている中、
「普段着」のとか、「裏案内」などの本もまたよく出ています。
この本はそんな本にもアンチの立場をとっていますが、
ジャンルわけすれば同じ、「京都人による一味ちがった京都」本です。
普段っぽい京都案内プラス、観光的京都案内が両立しています。
店舗や寺院などの住所や営業時間などもたくさん書かれており、
観光ガイドブックとしても使えそうです。
(ただし情報は2006年9月のものです)
最近の閉店、開店情報も、その経緯まで含んで書かれています。
一味違う京都旅行ができそうな1冊です 生粋の京都人であり、TV「旅の香り」の監修もされている方による京都本ということで購入しました。「京都を極める」の第一章に続く二?七章は、全て「京都の○○(○○の京都)を極める」という章名になっており、各々、「流儀」「心」「普通」「特別」「食」「名所」が紹介されています。
ご本人が、町屋等のブームに乗せられた京都観光に批判的なだけあって、紹介されている名所や食べ物屋は、どのガイドブックにも紹介されている有名所ではなく、京都人が、日常使用しており、その結果、値段や混雑度でも行きやすい名所になっているのが嬉しいところでしょうか。
京都人にありがちな(?)薀蓄口調は、少し気になりますが、ガイドブック的な京都旅行に食傷気味の方にお奨めの1冊です。
まさしく極み 極み、とは大袈裟な。と疑いつつ読み進めて、最後は納得。なるほどこれなら極みといってもいいだろう。見所、食べ処、知るべき事柄。京都についてはこれ一冊で充分。ガイド本としても、読み物としても、まさに極みの京都本。詳細な地図がついているのも便利。お値打ちの一冊。
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[ ムック ]
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るるぶ沖縄’09 (るるぶ情報版 九州 8)
【ジェイティビィパブリッシング】
発売日: 2008-12-05
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
Amazonポイント: 8 pt
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 0
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