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アメリカ 最強のエリート教育 (講談社+α新書) H 成功する留学 ワーキングホリデー完ペキガイド (地球の歩き方 成功する留学) 格差をなくせば子どもの学力は伸びる―驚きのフィンランド教育 レイコ@チョート校―アメリカ東部名門プレップスクールの16歳 (集英社新書) フィンランドの教育力―なぜ、PISAで学力世界一になったのか (学研新書) お金がなくても東大合格、英語がダメでもハーバード留学、僕の独学戦記 競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 (朝日選書 831) アメリカ留学公式ガイドブック〈2010〉 受けてみたフィンランドの教育 アメリカ大学留学新SAT完全攻略―新試験に完全対応
アメリカ 最強のエリート教育 .. H 成功する留学 ワーキングホ.. 格差をなくせば子どもの学力は伸.. レイコ@チョート校―アメリカ東.. フィンランドの教育力―なぜ、P.. お金がなくても東大合格、英語が.. 競争しても学力行き止まり イギ.. アメリカ留学公式ガイドブック〈.. 受けてみたフィンランドの教育 アメリカ大学留学新SAT完全攻..


アメリカ 最強のエリート教育 (講談社+α新書)

[ 新書 ]
アメリカ 最強のエリート教育 (講談社+α新書)

・釣島 平三郎
【講談社】
発売日: 2004-12-21
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 200円〜
アメリカ 最強のエリート教育 (講談社+α新書)
釣島 平三郎
カスタマー平均評価:  4
良い本です
皆さんも書いていらっしゃるように、教育の専門家ではないから詰めが甘い部分も見受けられますが、逆に専門家じゃないからこそ、一般ビジネスマンの視点からきちんと書かれているので共感しやすい部分は多いと思います。とても勉強になります。興味深くて一気に読破してしまいました。しかし、筆者の不必要な自慢話が多いのが質を下げている気が・・・
エリート教育を知るのに適した本
「エリート」という言葉に対して,否定的な感情を抱く人も少なくないだろう.日本では,東京大学に代表される有名大学を卒業し,中央官庁や大企業に就職する人達がエリートであるという暗黙の了解がある.そういう捉え方,つまり「日本の有名大学卒業者=エリート」という考え方をすれば,当然,エリートなんて社会の役に立たないという否定的な意見にもなるだろう.しかし,真のエリートというのは,そんなに安っぽいものだろうか.ペーパーテストで高得点を取れるという条件が,エリートの条件だろうか.そんなわけはないだろうと,私は思う.では,エリートの条件とは何か.1つだけ挙げろと言われれば,ノーブレス・オブリージ(noblesse oblige)を身に付けていることだと,私は答えたい. 本書は,アメリカに17年間にわたって駐在し,その間に数多くのエリートと接してきた著者が,米国のエリート教育の実際について,日米の比較を交えながら説明したものである.釣島氏は,本物のエリートは,抜群に頭が良いのはもちろん,人間性や人柄にも優れ,社会奉仕の精神,しっかりした倫理観,ノーブレス・オブリージの精神を身に付けていると語る.さらに,本物のエリートは,スポーツもでき,リーダーシップもある.まさに選民である.本物のエリートが持つ,これらの特性のうち,一番目の「頭が良い」だけを見ているのが現在の日本だろう.そのような状況では,日米のエリート同士を比べたら,全く歯が立つわけがない. アメリカのエリートはどのように誕生するのか.私立小学校→中高一貫のボーディング・スクール(プレップ・スクール)→有名私立大学→有名私立大学院が,一般的なエリートコースだと釣島氏は述べている.ただし,これは富裕層にとって一般的なだけであって,年間3万ドルにもなるボーディング・スクールの授業料を貧乏人が払えるはずはない.つまり,教育においても,お金がものを言う.このボーディング・スクールに全国から優秀な人材を集めて,思春期に全人格的な教育を行い,アメリカのエリートを養成している. 本書では,ボーディング・スクールの実情に加えて,アメリカにおける,伸びる子を伸ばす教育の徹底,奨学金制度,学校と企業との関係など様々な話題が,具体的な例を挙げて説明されている.教育改革が叫ばれている今,本書は,教育とはどうあるべきかを考える一助になるだろう.
エリート教育の本質を見失った日本の悲劇を教える
本物のエリートはミッション、ビジョン、パッションを持つと言うが、欧米のエリートは使命感と人間としての品格を持つのに、日本のエリートは受験戦争に勝ち抜き、一流と称す大学の卒業生に過ぎないことを教えている。ただ、国内でしか通用しないローカルな基準で、一流校を出たと学閥や門閥に頼っている限り、本物のエリートが社会を指導できない。今の国会議員のほとんどが二世議員とか、学閥を引きずる官僚出身者が圧倒的だし、学歴詐称を下小泉純一郎や安倍晋三のように、実力もなくて肩書きだけは凄いことになるが、こんな連中を選んで恥じない国民も情けない。欧米は実力主義だから真のエリートは、逆境や苦境に強いし指導性を持っているのに、日本のエリートは大衆迎合であり、直ぐに舞い上がって自滅する美学に陶酔してしまう。真のエリートが国や会社リードする米国と比べ、エセエリートが君臨している日本の悲劇は、文部省が本当の教育を妨害しているせいだと思われる。役人や政治家が教育に干渉して、本来ならエリートとして指導者になる若者を、受験地獄によりニセエリートに仕立てていることが、本書を読むことにより成る程と痛感すると共に、教育の重要性について再認識させられた。
アメリカの教育制度に学ぶ
 本書はアメリカの教育制度を主にエリート教育という視点で論じた本である。筆者はアメリカの活力源である優秀な人材がどのようにして育成されているかという問題を主に高等教育の面から分析している。  アメリカの教育制度は産学連携によって多くのベンチャービジネスを創出し、また、エリート教育を通じて強いリーダーシップを持った政治家や経営者を輩出するなど、様々な点でアメリカの社会に活力を与えている。本書はそういったアメリカの教育制度の長所の部分を非常に明快に論じている。その反面、ドラッグの問題などアメリカの教育制度の問題点に関してはそれほど論じられていない。そういった意味で教育論としては少し不満が残る内容だった。  しかし、品質管理という視点から日本の教育制度を論じるなど興味深い指摘も多い上、筆者がアメリカでのビジネスに長年携わってきたことを生かし、自らの経験を生かした議論が行われていることなど本書ならではの魅力も多い。アメリカの教育の入門書としては最適だと思う。
隣の芝生は○○?
何事によらず、物事には光の面と陰の面がる。本書を米国高等教育の光の部分に的を絞って記述したもの、と割り切って読むならば、わが国の教育に欠けた部分が何であるか、が必然的に知らしめられることになる。しかし学校教育にかぎってみても、高等教育だけが教育ではないのは当然で、光輝に満ちたエリート教育機関の存在を可能にしてるのは、劣悪な条件を強いられている数多くの諸学校の存在あってこそであろう。本書を読んで想起されたのが、先のハリケーン・カトリーナの襲来により塗炭の生活を余儀なくされ続けている人々と、彼の国における一部最高エリートの生活格差である。もし米国のような一国の中に2つの国が存在するかの状態を否定的にとらえるのなら、本書の内容は一定の距離を置いて読みすすめるべきであろう。

H 成功する留学 ワーキングホリデー完ペキガイド (地球の歩き方 成功する留学)

[ 単行本 ]
H 成功する留学 ワーキングホリデー完ペキガイド (地球の歩き方 成功する留学)

【ダイヤモンド社】
発売日: 2007-09-29
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
H 成功する留学 ワーキングホリデー完ペキガイド (地球の歩き方 成功する留学) ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:  5
やっぱり役に立ちます♪
やっぱりこのシリーズはとても役に立ちます。実際以前留学した時、他にも同じような本を何冊か持って行きましたが一番活用したのは地球の歩き方でした。とても具体的で、トラブル対策や必要な留学費用など書いてあります。実際現地に行かなければ分からないような事も、いろいろ書いてあって勉強になります。他の留学本とどっちにしようか悩んでるなら、これを買って間違いないと思います☆

格差をなくせば子どもの学力は伸びる―驚きのフィンランド教育

[ 単行本(ソフトカバー) ]
格差をなくせば子どもの学力は伸びる―驚きのフィンランド教育

・福田 誠治
【亜紀書房】
発売日: 2007-07-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,198円〜
格差をなくせば子どもの学力は伸びる―驚きのフィンランド教育 ※一部大型商品を除く
福田 誠治
カスタマー平均評価:  5
社会構成主義に根ざした教育の実践に期待します
一読をお勧めします。この本を読んで得た印象: 「やはり『教える(teach)』と『学ぶ(learn)』は違う」ということと、「答えが一つしかないという前提で教師が学習者の先回りをすることがいかに硬直化した教育を生み出して、考えない人間を生み出すか」というものだった。 2006年に実施されたOECD諸国の国際学力調査(PISA)では数学・科学・読解力の総合点でフィンランドがトップとなった一方で、日本の数値は下降する結果となった。 筆者はフィンランドの教育の特徴は「平等」と「個性」の両立だという。この本はそのフィンランドの初等教育の実態を理論・統計だけでなく、フィールドワークで撮った写真や図で豊かに描写していて分かりやすくなっている。中には授業中なのに編み物をしている少年もいるが、教員は控えていて彼がやる気になるのを待つ(その後、彼はやり始める!) フィンランドの教育の根幹を成しているパラダイムというか価値観は日本で馴染みが薄い「社会構成主義(social constructivism)」であることに感銘を受けた(pp.47-50)。社会構成主義とは学習者が主体的に意味付けや知識を「構成」していくものだから、教師はそれを引き出せばいいという柔軟かつダイナミックな体系である。 小生もイギリスの大学院にて心理学を受講したが、社会構成主義に乗っ取った新鋭の言語教育の理論と実践が説かれていて、人間の本質を実に的確に捉えていることに感銘を受けたばかりだったが、フィンランドではそれがもはや社会の共通理解にまでなっているということに驚いた。 フィンランドの教育は興味深いが、そのまま日本という土壌に当てはめられるとは思えない。社会構成主義という価値観からしっかり噛み砕いた上で、今後両者をマッチングしたらどうなるかという活発な議論が展開されることに期待したい。
教育とは何か
国際学力テストPISAで世界一となったフィンランドの教育について、著者が実際に現地の小中学校で取材した授業の様子が、写真付きで具体的に詳しく載っています。大変興味深く面白いです。 しかし、その楽しい気持ちは、最終章に至って、暗澹たる気持ちにかわりました。 最終章では、翻って日本の「ゆとり教育」がなぜ失敗したか、日本の戦後教育の歴史から振り返っています。暗澹たる気持ちになった理由は、日本とフィンランドの教育が、その価値観からしてすでに遠く隔たってしまっており、もはや単に参考にできるというレベルではないことがわかったからです。 私たち日本人は既に、「知識の一方的詰め込み」教育によって、それ相応の価値観を植えつけられています。そういう私たちがマスコミの「学力低下」のニュースを聞くと、「ゆとり教育のせいだ、授業時間を増やさなくては」としか考えられないのです。しかし問題はそこではなく、教育観なのです。 「自ら学ぶ子どもを支援する」ことを役割とし「知識を獲得する方法」を学ばせるフィンランドの教師と、「全国一律の知識(教科書)をトップダウンで教え込む」ことを役割とする日本の教師。 「それぞれ到達点の異なるいろいろな子どもがいることを前提に、それぞれが不利な扱いを受けない」ことが「格差のない平等な教育」であるとするフィンランドと、「全ての子どもの教育の最終結果を同一にする」ことを「格差のない平等な教育」であるとする日本。 日本が今の教育を転換するのはいやはや容易なことではありません。教師だけでなく国家の思想、私たち国民の思想が根本的に変わらなければならないし、それはどれくらいかかることでしょうか。 教育にかかわる人だけでなく、全ての人が読むべき本だと思います。
子ども達の「低学力」を作り出しているのは大人
 よかれと思っていた今までの教育が結局は,現在の思考・学力の伸び悩みにつながっていった,という指摘は,なるほどと思った。  この教育の始まりは,1952年からの「第1次」低学力批判に始まるとされていたが,現在の大人の多くは,「第1次」低学力批判からうまれ改革されたはずの教育,別名「知識詰め込み教育」「押しつけ教育」といわれるものの中で育ってきたことになる。(「第1次」とは便宜的につけたもの)そうして育ってきた結果,教えられたことはするけれど,新しいものを生み出すことは苦手,というような大人が多くはないだろうか。  経済成長の時代・情報不足の時代は,画一的な知識の詰め込みでもよかったのであろうが,現在のように低成長の時代,その中でインターネットはもちろんメディアの中に情報があふれているこの時代には,ネットで検索をかければ選択に困るほどの情報が出てくるのであるから,知識の押し込み教育はすでに過去のものとしなければならないのであろう。  それなのに大人の教育観が昔のまま変わらない,変わろうとしないのは,1950年代からの「知識詰め込み教育」のたまものかもしれない。新しいものを生み出すことが苦手な「大人」になるように育てられたはずなのであるから,すばらしい成果を上げていると言っても言い過ぎではないであろう。著者は,このことを『子ども達の「低学力」を作り出しているのは,大人なのだ』とも書いている。  たとえば,1999年から始まった「第2次」低学力批判を何の疑問も持たずにそのまま追認し情報を垂れ流してきたマスコミにも,この世代が取材・編集などにかかわっているのだから,これも致し方ないのかもしれない。  昨年10月に発表された新学力テストの結果は,予想以上にできたにもかかわらず,新聞の見出しは,「応用力に課題」というように結果の分析(序列付け)や次への課題みつけばかりをしていた。もともと,低学力批判からこのテストをすることになったにもかかわらず,そのことを忘れてしまっているのか,わかっていてあえて無視しているのか。本来の見出しは,「低学力ではなかった」となるべきであった。生活が不規則な子は成績もふるわない,などというわかりきった結果に77億円も使わなくてもよかったのである。  「こんなことに貴重な税金を使ってやるべきではありませんでした。来年度は,するにしても抽出校だけにします」とは言えない官僚は,やはり,新しいところへ踏み出すことが苦手な世代だからであろうか。  知らない知識があってもいい,それは捜せば出てくるのだから。それよりは,著者が言うように学び方や学んでいこうとする力を身につけることが大切だ,という教育観を根付かせること,自分をたえず考え,検討し,吟味する「内省力」と「創造力」「行動意欲」を育てることが重要なのであろう。
本格的な国の柔らかな教育
この本を読むと、教育とはやっぱり国家百年の計だということが分かる。 国に厳とした哲学がある。個性を大事にし、落ちこぼれを作らないこと が国家のためにもなるという確とした考えが、フィンランドという国の柔ら かい教育を支えている。 実際の教育の場面を読むと、?マークで頭のなかが一杯になる。どうし てこんなバラバラな状態で授業が成り立つのだろう? 違う学年がまじり 合うのは当然のこと、ほかのクラスから恋人が紛れ込んだりしても黙認、 とにかく驚きの実態が随所に報告される。 「フィンランド教育は日本とさして変わりがない」とか「フィンランドメソッドで 頭が良くなる」式の説がいかに間違いであるか、本書を読めば理解できる。 最終章の、日本の戦後教育の出発点にはフィンランド教育との共通点が 多いとの指摘には目からうろこが落ちる思いであった。それがなぜ現在の ような柔軟性を欠いた教育に到り着いたのか、画期的で、説得的な説が 展開される。右勢力と左勢力がけっきょくは同じ視点で子どもを見ていた ことが大きな要因である。子どもは放っておくと何をするか分からない、 だから大人が管理し、導くのが教育だ、というわけである。これはフィンラ ンドの教育とは正反対のベクトルである。 本書は「驚きの「フィンランド教育」と副題されているが、まさにそのとおりで、 読後、固い頭が柔らかくなること請け合いであるし、教育論議に欠かせない 視点が盛りだくさんだと感じた。

レイコ@チョート校―アメリカ東部名門プレップスクールの16歳 (集英社新書)

[ 新書 ]
レイコ@チョート校―アメリカ東部名門プレップスクールの16歳 (集英社新書)

・岡崎 玲子
【集英社】
発売日: 2001-11
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
レイコ@チョート校―アメリカ東部名門プレップスクールの16歳 (集英社新書)
岡崎 玲子
カスタマー平均評価:  4.5
この著者はすごい。
9・11ジェネレーション―米国留学中の女子高生が学んだ「戦争」 (集英社新書)を読んだときに、この人は同じくらいの年齢なのにすごいことを書くんだなと感心したのがきっかけで、少し前の著書を読んでみた。アメリカのプレップスクールでの学生生活を書いていて、面白い。 ・標準クラスでも1教科45分、特別クラスだと1時間の宿題が出され、1時間の授業と1時間の宿題で1セット。 ・シェイクスピアと聖書は、学校で宗教とか関係なく読まされる。 この2点が刺激的だった。やっぱりそうなのか。(アメリカの私立高校は授業がすさまじい。)
アメリカのエリート中等教育を垣間みる
「9.11ジェネレーション」の所でもすごいと書いたけど、まったく、恐るべき才能。チョート校での日々を極めてビビッドに描写していて読んでいて飽きさせない。しかも、アメリカのエリート中等教育の日本への極めて良い紹介になっている。教育関係者は一人残らず読むべきだ。 読んでて楽しくてよい気分になるのは、彼女がチョート校の生活をいかに愛して楽しんでいるかが伝わって来るからだ。そう言う意味では、ちょっとハリーポッター的かも(敵役は登場しないけれども)。この文章はこの年齢でないと書けないものだろう。そう言う勢いがある。 で、やっぱり、「文句をつければですよ」といいながら文句を付けるんだけど、この本には陰の部分がまったく書いてないところは少々不満である。厳しい宿題と、厳しい採点にドロップアウトする学生がどれくらいいるかとか、費用がどれくらいかかるかとか(彼女自身は奨学金を獲得しているが)、アメリカの社会構成の中での位置づけとか。アメリカの教育の現状を見ると、これは一握りのエリート学生相手の教育であって、それ以外の中等教育が必ずしも成功しているとは見えないのは、ひょっとすると、このスタイルの教育が基本となっているからかもしれないのだ。まあ、高校二年生にそこまで期待するのは酷というもの。これからの成長に大いに期待しましょう。
左の方。。。
高いお金をかけて手間かけて育てて、子供にこんなこと言われちゃ泣くに泣けないなと思いました。 「歴史上の問題、戦争のことも、韓国や中国の子と話し合った。やはり、許しがたいこともあるけれど、今、大切なのは悲劇が二度と繰り返されぬよう、一緒に協力することだ語り合った」 アメリカで学んだという割にはリテラシーはなくて、韓国と中国による洗脳完了って如何なものかと。 ボーディングスクールの日常についてはよくわかりました。ただただ「アメリカ教育は素晴らしい」という本でダウンサイドについては全く書かれていません。 あくまでも、子供が書いた本でこれは話のひとつという感じで真に受けない方がいいと思います。 この方のブログを見ましたが左翼の若い世代のホープみたいですね。日本の軍事費がどうの人権がどうのと。。。。中国や韓国はどうなんだ??ってことはスルーですね。 賢い方だから、日本への批判は巧妙に滑り込ませてあるのでわかりずらいかもしれませんが親が読んでも子供に読ませる本には適していないと思います。
いやあ面白かった
小学6年生で英検1級を取得し、中1でTOEEL670、中2でTOEIC975を獲得。 全米トップ3に入るといわれるプレップスクール、チョート ローズマリー ホールに15歳で入学した岡崎玲子さんの留学生活を描いた 「レイコ@チョート校」を読みました。 この学校は学力だけでなく「人間性を重視したトータル教育」を 実践しているそうです。なるほど、非常に優れた教育を行っています。 学校生活も高度な教育のみならず、人間力を育むイベントが目白押しで 楽しそうですね。ただ、すごく学費は高そうです。 高校というより大学生活という印象を受けました。 いやあ面白かった。
アメリカのエリート高校への留学手記
チョート校が独創教育を実践しているということなので、その現実を知りたく本書を手に取りました。 半分ぐらいは、文化祭だ、バザーだ、ハロウィンだ、 と普通の高校生の留学生手記として楽しく読めます。 普段なんとなく日米の授業の違いを知っていると思っていましたが、 この本を読んであらためて日米の差について深く知りました。 実験結果の考察でなぜ誤差ができたか、という疑問を大切にするという態度に、 教育の差がもららす社会への影響を考えました。  私が思うに、これぐらいで独創的教育といわれるのなら、 日本の高校もすぐさま真似できるようにも思えます。逆に日本の現状に希望が持てました。

フィンランドの教育力―なぜ、PISAで学力世界一になったのか (学研新書)

[ 新書 ]
フィンランドの教育力―なぜ、PISAで学力世界一になったのか (学研新書)

・リッカ パッカラ
【学習研究社】
発売日: 2008-11
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 344円〜
フィンランドの教育力―なぜ、PISAで学力世界一になったのか (学研新書)
リッカ パッカラ
Riikka Pahkala
カスタマー平均評価:  4
フィンランドの現役の先生が語った数少ない本
 著者はフィンランドの現役の先生。フィンランドの教育について書かれた本はたくさんあるが、現役の先生が書いたものはあまりないような気がする。「教師を選んだわけ」「現場での苦労」「親として」など、現役の先生ならではの、率直な思いや意見が飾らずに書かれている。  この本を読むと、フィンランドの教育の成功の秘訣は、「教育システム」と「教師の力」に負うところが大きいことがよくわかる。書かれていることのひとつひとつは至極真っ当なことばかり。だが、日本で同じようなことは、できそうでできないに違いない。 果たして日本でも真っ当な教育がなされる日はくるのか。それには行政を動かす社会の力が必要なのかもしれない。
フィンランド、教育現場のリアル。
近年、PISA試験での成績のよさから教育界で注目されているフィンランド。 そのフィンランドで10年間教師をしていたリッカ・パッカラさんへの 現地の教育現場のインタビューをまとめた本。 首都ヘルシンキで、教育改革が始まった年から教師をされていたリッカさん。 そのため、現場での雰囲気がリアルに伝わる本となっていました。 フィンランドでの教育改革が成功した要因として、リッカさんは 教員免許が大学院での取得に引き上げられ、教員の質が向上したこと、 教員にまかされる裁量権がおおはばに増えたことを挙げています。 そして、教科書や時間割が教師の裁量権の下におかれる中で 自身がどのように授業をとり行ってきたか、 また裁量権がおおいに認められるとき、教師はどのようであるべきかと リッカさんの考えが述べられています。 とりわけ印象深かったのは、それらのエピソードに交えてかかれている 困った親、学校になじめない子ども、 突然の仕事量の増加にとまどう以前からの教師というエピソードです。 それらのエピソードは、教育の理想郷として描かれがちなフィンランドではなく すぐれたところも多いが、目指せばかなえられる指針として 身近にかんじさせられました。
子どもを取り巻く、ソフトとハード
 子どもを知ることを最も重要視し、自分が何をしているかを知っていて、自分の弱点を認識していて、担任しているクラスがどのようになって欲しいかというはっきりしたビジョンとアイディアを持っていることこそ、教師の理想像と言い、子どものために何が許容されるかの境界線を設定できない親に対し、小学校入学までに「お願いします」「ありがとう」「ごめんなさい」を教えておいて欲しいとお願いする、というような記述から、本書の中盤までは、リッカさんは爽やかな教師で、建前の話ばかりかと思ったが、自分の子どもの知的障がいを認めない親や、モンスター気味な要求を突きつけてくる親の問題についても、触れてあった。  しかし、このような問題に対し、常駐ではないにせよ、保健師、ソーシャルワーカー、児童心理学者、精神科医などのサポートチームが、バックアップしてくれるのは、教師・子ども双方にとっても有益だ。  日本でも犬山市は、フィンランドモデルに近い方式であり、東京都は市場原理導入で、イギリスが間違っていたと方向転換した方式であったが、犬山も新市長になってからは、残念なことに方式を変更しつつある。  東京都では、既に学校選択性の弊害が出つつあるようだが、そんな中、ファインランドの教育についての本が、多数出されているのは歓迎すべきことだろう。  本書に注文をつけるならば、高学歴で能力の高い者の失業者問題、子どもたちがアンケートに「学校は楽しくない」と答えている問題、また日本では日教組の害がよく言われるが、フィンランドの方が労組は強い力を発揮しているはずであり、それをどう世論や教師は捉えているかについて、深く切り込むべきではなかったか、との点だが、現場の生の教師の声を1冊丸ごと読めたのは、有意義であった。
フィンランド流子育ての智恵
フィンランド人の初等学校教師でもあり母親でもある著者が、自身の教育論(というか子育て論)を語った本。優れた子の能力を伸ばす以上に、落ちこぼれを出さないという方針が徹底されていることに感銘を受けた。また、少人数教育(フィンランドは一クラス25人程度)も子どもの特性を見極める上でも有効であることを著者は述べる。 モンスターペアレンツや発達障害児の問題など、フィンランドも日本と同じ困難も持つ。また、フィンランドでも移民が多い地域での学校運営に苦労している点も共通している。特別支援教諭の資格も持つ著者は発達障害児について多くの事例を挙げ、どのように対処してきたかを書いている。また、学習について、身の回りの物から関心を持たせる、読書の重要性など、いずれも日本でそうあるべきとされる教育法が実践されている。そして、どれも日本で語られる理想像に近いものが実現されている。ということは、日本の教育はそんなに見当違いなものでもないのかも知れない、と感じた。

お金がなくても東大合格、英語がダメでもハーバード留学、僕の独学戦記

[ 単行本 ]
お金がなくても東大合格、英語がダメでもハーバード留学、僕の独学戦記

・本山 勝寛
【ダイヤモンド社】
発売日: 2007-11-30
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
 Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 747円〜
お金がなくても東大合格、英語がダメでもハーバード留学、僕の独学戦記
本山 勝寛
カスタマー平均評価:  4.5
面白い!でも独学か?
とても面白いので、興味がある人は買うべきだと思います。 ただ独学と書いてあるけれど、この著者は優秀な高校に通っていたわけで、質問できる環境は整っていたと言えるんじゃないでしょうか。予備校に通わず、厳選した参考書だけをやりぬくという姿勢はとてもかっこいいし、刺激的ですので、本当に面白い本ですが、厳密には独学ではないのと思うので、そちらに期待すると少し外れるかなという印象。 努力の大切さを教えてくれるとても素晴らしい本であることは間違いないです。
同じ、大分県民として
彼と同じく大分県民で、大分人がニヤリとする地域話もあって 年もあまり変わらないので初めは親近感を覚えた。しかし すぐに彼の熱情、馬鹿さ、愚直さ、貪欲さ、それらがすべて混ざり合った。独自の文章にやられてしまった。なにか昭和時代の成り上がり者が 書くような語り口でスラスラ読め、不思議と引き込まれる。 正直、具体的な受験テクニックは、ほとんど書かれていないが この本の趣旨はそこではないだろう。今どき、まだこんな馬鹿 がいるのかと驚きつつも尊敬してしまいました。受験の意義が 見つけられない、テンションが上がらない受験生は一読してみては?
精神訓話的内容に偏っているが、今ドキの人としては良質な方だと思う。
精神訓話的内容に偏っているが、今ドキの人としては良質な方だと思う。 二つの大学に合格した戦略と努力には尊敬に値する。 その経過を詳細に記述するのは本書の白眉であるが、その大学生活があまりにもあっけない。 著者のキャンパスライフはどうなっていたのか? わずかに、○崎パンのバイト話が花を添える程度である。 ラストでいきなり結婚したと書いてるが、その経過を省略してるのは書けない理由があるからか。 受験時代の記述が詳細な分だけ、穿った見方になってしまう。
青春の記録
身近に受験生がいたので、その彼に「こんな本があるよ」と薦めるつもりで購入した。しかし読んでみると受験勉強のノウハウと言うより東大の理工系を卒業してハーバード大学に進んだという一種独特の道を歩む一青年の青春記ともいうべき本だ。自分も若かりし時、こんなことを考えたり似たような行動をしたり、自分は何者で何をすべきか?ともがいている時期があったと懐かしく思い出された。まだ著者は社会人としてスタートを切ったばかりのまだ青さが残る青年だが、素直な気持ちで応援したい気持ちにもなったし、自分もまだまだ若いぞ、と自分を振るい立たせる気持ちにもさせてくれた。「僕の独学戦記」というネーミングもいい。受験生の彼も読んでくれたみたいだ。こんな過酷な状況でも人間夢を持って頑張れるものなのだということを理解してくれただけでも購入して損は無かった。
努力は評価する
ほぼ独学で東大合格、ハーバード合格は十分スゴイことである。 私は素直に、著者を尊敬している。 で、その努力は十分評価するが精神的な内容が多く、 それ程受験の参考にはならないかも知れない。自伝みたいなもの。 というか何より気になったのは、 「東大が自分を呼んでいる」「東大に入るしかない」 などと盛り上げる割に東大生時代の記述が非常に少ない。 学業も、恋愛も、友人関係も、それ程充実しなかったのだろうと思うが、 あんなに頑張って勉強しておいて・・・ と何だか切なくなりました。 (バイトが忙しかったのもあるらしいが) 楽しめなきゃ嘘じゃないかなと。 もっと「あれほど夢見た東大はこうだった!」みたいな話が聞きたかった。

競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 (朝日選書 831)

[ 単行本 ]
競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 (朝日選書 831)

・福田 誠治
【朝日新聞社】
発売日: 2007-10-10
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 970円〜
競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 (朝日選書 831)
福田 誠治
カスタマー平均評価:  4
ひとりひとりが勝者であるべき、教育
この本では、テストがないのに国際学力テスト1位のフィンランドと、 最近の日本の「全国学力テスト」とその結果による学校ランキングという 教育改革のモデルとなったイギリスの教育を比較することで 現在の日本で本当に必要とされる教育モデルを探っています。 当たり前かもしれませんが、どこの国でもよりよい教育を 子どもに与えようと研究、努力はしています。 日本での全国学力テストの再開も、その一端ではあると思います。 けれど初年度の結果は、教員などによるテストの不正が行われるなど テストの結果を重視するあまり、本質を損なっていると思われます。 フィンランドでは、少人数クラスで個々の生徒にあった授業を行います。 これは、お金もかかり、手間もかかります。 テストのように成果も見えづらいです。 支える人々の覚悟がいる方針だと思います。 けれど教育は、ひとりひとりの子どもがそれぞれの人生を 切り開く礎とするためになされる、重要なことであるはず。 「敗者があってはならない」という著者の言葉を 胸にとめておきたいと思いました。
アングロサクソンモデルとフィンランドモデル
 海外で行われている教育というものは日本の教育の反面教師であったりする。  特に、この本は「競争したからといって学力」がつくものでもないという「イギリスのサンプル」を例証をあげて見せてもらえる。  これをアングロサクソンモデルとして本書では図解してもいる。  競争は人間の心理に圧力をかけて、学力を上げる仕組みだから、心が負けるといろいろ病理が噴出す仕組みでもあるのも当然のはずだ。  日本の目から見れば、壮大な競争原理の負の面を見せ付けてもらえる実験をしてもらったと思うが、はたして、教訓を生かしているといえるだろうか。今、日本は過去に戻ろうとしている。    この本には、もう一つ、フィンランドモデルがある。  短く書くとすれば、新自由主義を上手く消化し、新保守主義を上手くかわしたため、業者委託の金銭腐敗的なテスト会社競争原理主義(?)や、教師への圧力と上に媚びへつらう成果主義が生まれずに、現場に自由と責任をあたえ、やる気をもたらしたようである。これも心理的な問題で、やる気が学力にどう影響するかを、教育現場という括りで示していると思う。  日本の教育は、興味関心、学習への動機とか生徒の心理的な面もそうだが、教師の心理も軽視しすぎているのではなかろうかと思われた。
面白い内容でした
教育というのも、その国の経済状態やどのくらいまで成熟された社会であるかと言うのも総合的に見えるのでしょうかね、当然社会的な哲学も非常に関係しているというのもわかりました。 若干、ひっかかる点を見ると、どうしてもイギリスの教育はリーダーを育成するための教育を進めている感じがしました。全体的な教育レベルではないのですが非常に優秀な人材を輩出しているのも確か。 でも、社会の反映と教育は密接な関係を持たせているので、一概にフィンランドがすばらしいから日本に紹介したところで日本の教育自体が変わるのか?若干疑問に思いますが、少なくとも進んだ教育を少し触れて勉強になりました。

アメリカ留学公式ガイドブック〈2010〉

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受けてみたフィンランドの教育

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受けてみたフィンランドの教育

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実川 元子
カスタマー平均評価:  4.5
フィンランド教育の体験(+日本の教育)
PISAなどの国際的な学力調査で高い評価を受けているフィンランドで実際に教育(高等学校)を受けた著者とその母親による興味深い報告でした。教育制度だけでなく、学校での試験、進級に対する考え方、近所コミュニティなどまで、教育を取り巻く文化、社会の一端まで知ることができました。 さらに私にとっては、現在日本でどのような教育がおこなわれているのかという点でも得る所がありました。たとえば、62ページで、「日本のように高校入学と同時に三年間予備校や塾に通い、(以下略)」とあったり、77ページで、「日本の学校のテストは、その大半が穴埋め式である。世界史、日本史は穴埋め式のもの以外受けたことはなかった。」や146ページの「私自身[母親]も小学一年生から毎日のように英語の授業がある私立校に通っていたが、(中略)小学校から始めたからといって必ずしもみんな英語が良くできるようになったとは言えないが、(中略)少なくとも外国語に対してアレルギーがある人は少なかった。」など私が知らなかった日本の学校の状況を教えてくれました。 この本の価値とは直接は関係ないのですが、日本の教育の部分について感想を述べるなら、「こんな学力の測定をする歴史の授業なら、本を読ませるだけで十分で、中学校で既にある程度習っているはずだから、高等学校で教える必要はないのではないか?」「ほとんど毎日小学生が英語を学んでも、アレルギーがある人が減少する程度なのか。」「そもそも外国語のアレルギーとは何か?それを他人が持っていないというのはどのようにわかったのか?」「小さいころから外国語を学ぶことで、逆にアレルギーが増える例は無いと言えるのか(小学生から数や式に触れているのに数式アレルギーがあるらしいことを考えると、増える例もありそうですね)」いろいろなことを考えさせる点で有用な本でした。
フィンランド大好き
フィンランドで一時期でも生活ができたなんて羨ましいです。いろいろな体験をしたのが本によってわかります。フィンランドに憧れている人にはお勧めですね。
日本と違う北欧の教育
日本の女の子が高校生時代にフィンランドへ留学した際に、どういう勉強をしたのかとかどんなイベントに参加したのかを実際に体験した本人が書いている。また、彼女の母親が翻訳家でライターでもあるので、フィンランドの一般常識的なことは彼女が書いている。 学校はタダ、受験もなし、校則もなし。高校から単位制なので、一日中学校にいる人も少ないという。数学のテストは計算機の持ち込みが認められている。この計算機は難しい数式も計算出来るので、方程式なども計算機で出来てしまう。そんなテスト楽勝ではないかと思ってしまうが、問題をどのように考えたかに重点を置いているので答えがあっているとか間違っているとかは気にしない。 その他には、留年というシステムもある。留年と言ってもそんなに重いものではなく気軽に留年出来るらしい。テストはほとんどが作文だというから、その点では大変だろう。 すべてにおいて、日本の教育とは違うフィンランド教育の様々なことが書かれている。 またこれから留学する人たちのためのアドバイスなんかもあり、教育についての本というから難しいのではということも一切ない。 フィンランドに限らず、留学をしてみたい人におすすめです。
フィンランド式教育方法はすごい!
フィンランド式教育方法は非常にすばらしいと思いました。フィンランドと日本は資源がないということで似ていますし、シャイなところでも似ているので、このフィンランド方式を取り入れれば、日本もかつての教育大国に戻れる気がします。勉強しなさいといわれると難しいという考えが先に来てしまい、子供や自分自身も含めてやる気が起きませんが、本を読みなさいならば、取り掛かると考えます。そしてすべて記述式にすることにより、一夜漬けがなくなりますし、暗記するだけというものもなくなります。記述ならば自分の意見を書くことになるので、ただ暗記しただけではバツになります。義務教育でも留年があるというのは非常にいいシステムです。今の日本の公立中学校なんてもはや中学校ではない集会所です。せっかくいい高校に進学したいと思っても問題児のせいで、授業はつぶれるは、治安は悪いはでもう学ぶ場所ではありません。自分は中学校、高校と絶望しました。もはや学ぶ場所ではありません。義務教育だからといって、何もしないのは非常にもったいない。留年システムを入れればみんなやる気になりますし学校は学ぶ場所であり、安全な場所というのが復活します!!!学校は本来いちばん安全ではないといけない場所なのですから。
留学体験記というよりも教育の在り方に一石を投じています。
本書はフィンランドの高校に1年間留学した体験記と翻訳家&作家であるその母親による補足解説で構成されています。 そのため、単に留学で日本とは変わった体験をしたというだけを語るだけでなく、「教育」とはどういうものなのか、グローバルな観点からみて日本の教育に問題を投げかけています。 現在インターネットの急激な普及に伴い、情報量が豊富になりと検索性が高くなってきました。 そうなると、穴埋め方式の試験に備え、必死になって教科書を丸暗記させること、つまり、勉強をして「もの知り」になることは、もはや重要な学術要素ではなくなってきたといえます。 それよりも、ユニークな個性を磨き、交渉・折衝力やプレゼンテーション力を身に付け、自分の考えが主張すべきことに従ってきっちりと伝える能力、また論理的思考に基づき幾通りもある解決方法・手段の中から限られた時間内に最善の選択ができる能力が求められるようになってきています。 日本の教育にもいずれ変革期がやってきて、「勉強する」というよりもフィンランドでよく言われる言葉、「読む」という教育、すなわち「読んで、理解して、自分なりに考えて、論理展開ができる」ということを主眼に教育していく必要があると思います。 良い教育文化は残しながら、今までにない斬新な観点から教育のあるべき姿に目を向けることも大切です。 教育に携わる方やこれから教育者となられる学生、子育てをなさっている保護者、勉強に励んでいる高校生には、実体験を踏まえたこの生の声をぜひ聞いていただきたいと思います。

アメリカ大学留学新SAT完全攻略―新試験に完全対応

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク