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[ 文庫 ]
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彩色絵はがき・古地図から眺める東京今昔散歩 (中経の文庫)
・原島 広至
【中経出版】
発売日: 2008-09-26
参考価格: 690 円(税込)
販売価格: 690 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 380円~
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・原島 広至
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カスタマー平均評価: 4
楽しい散歩の友です・ 東京への転勤をきっかけに購入したのですが、実際に東京に赴任するまでの間でも、十分に楽しめました。彩色絵はがきと現在の同じ(であろう)地点から撮った写真とが並べてあるので、場所がイメージしやすく2度3度と読み返してもその都度、新たな発見があります。東京に赴任後も実際に両国、日本橋と順番に確かめに出かけていますが、現在の写真があるおかげで、場所が特定しやすく、彩色えはがきの写された当時を想像しながら、当時の名所めぐりを楽しんでいます。今はもうない風景を、その場所で楽しむという新しい楽しみを与えてくれました。まだ、全部の箇所を回ってはいないので、星は4つですが、今までのところは、星5つの実績です。
明治以降の東京の写真・江戸古地図との対比 明治以降の東京の歴史がコンパクトに非常に良くまとまっている。
東は亀戸、北は浅草・上野、西は四谷・九段、南は高輪をはじめ
江戸城、銀座、東京駅、御茶ノ水駅、上野駅、
万世橋駅、汐留駅など当時の写真絵はがきと
現代の写真との対比から各所の変遷がわかる。
また江戸古地図と現在の地図も掲載されており、
かつての屋敷位置もわかる。
写真を写した方向が地図に記載されているため
どの角度からどのように見えたのかもわかり
当時から残る建物や今では無くなった建物、
ニコライ堂のように当時は見えていても
今では高層ビルに覆われて見えなくなった
建物の様子がたいへんわかりやすい。
それにしても、明治大正昭和と維新以降の
東京の発展は目覚しいものがあったのだなと思う。
また、昭和初期の東京の生活レベルは
想像以上に高いことも垣間見えて
あの戦争で失われたものは、
尊い命だけではないと感慨深くなった。
震災や戦災を生き抜いた景色、失われた景色を
コンパクトにまとめた良い本と思う。
安くて、しかも詳しく、持ち運びにもいい 本書は安くて読みやすく、かつオールカラーで現代の写真との対比があって、よくこの値段でやっているなと感心した。
テキストについても、江戸のかなりのプロであることは間違いなく、教えられたこともたくさんあった。
問題は、数箇所も誤植があることと、写真を撮った位置がずれている箇所があること(四谷近辺ほか)。これは著者の責任というより、編集者だろう。これぐらいいい中身なのだから、フォロー体制をしっかりしてあげてほしいものだ。だから、★3つ。
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[ 単行本 ]
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パリの学生街
・戸塚 真弓
【中央公論新社】
発売日: 2009-06
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,150円~
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・戸塚 真弓
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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1週間バリ
・山下 マヌー
【メディアファクトリー】
発売日: 2006-04
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 476円~
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・山下 マヌー
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カスタマー平均評価: 4.5
とても面白かった 先日バリに行ってきました。
何冊かバリ関係の本を買ったのですが、宣伝料が無い山下さん自体の体験による楽しみ方がとても共感できる部分が多く、ビーチで楽しく過ごせました。
タイ編も買おうと思います。
とても面白いですよ、お勧めの一冊です。
買ってよかった!! この本、帯書きにあるとおり、適度にディープで適度にミーハー。つまりはフツウに使えるってこと?旅のディテールが紹介されている訳ではありませんが、アウトラインは、ガッツリ、引いてもらえます。(当方、まさに、初めてのバリ個人旅行、1週間バリ手配中です)今はネット時代でもあるので、”情報”のことだけを考えれば、インターネットのみでも、十分な量が入手可能です(個人の旅行記をblogで発表されてる方も沢山おられますし、ホテルのWEBページから予約もできますし)しかし、情報量のわりに、こちらの『判断基準』がサッパリ状態なので、調べれば調べるほど、ワケがわからなくなりかけていたときに、まさに福音のように、こちらの本に出会いました。助かったぁ…。アウトラインを引いていただいたので、ディテールを詰めていきたいと思います。ディテールを詰める方が簡単な時代なんですね、今って。
ビギナーにもリピーターにも!! 学生時代からバリには何度も足を運んでいます。
今月もまた行く予定なのですが、それを知った私の父(彼もまたバリに魅せられた男)が、この本を「旅立つ前に!」と、息せき切って手渡してくれました。
いまさらバリについて書いた本なんて・・・と思いつつページをめくれば、そこには「かつて知ったるバリ」と「知っているようで知らなかったバリ」が溢れていました。
マヌーさんの軽妙な切り口に、優しいタッチの挿絵もピッタリ。
これからバリに行く人も、行ったことがある人も、是非ご一読を!
ますます妖しい魅力に取り付かれてしまいます。
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[ 単行本 ]
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英国で一番美しい村々コッツウォルズ (ショトルトラベル)
・辻丸 純一
【小学館】
発売日: 2002-05
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,198円~
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・辻丸 純一
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カスタマー平均評価: 5
行ってみたい! 2000年夏に家族旅行(子供たちの大学進学、高校での部活などで、これが、今の所家族全員そろった最後の旅行です)でドイツから、フランス、イギリスと移動し、最後にレンタカーを借りて、ロンドン以外に行くことに決めたのですが、コッツウォルズかウインダミアか意見が分かれたものの、両方は無理なので、湖水地方を選択しました。
しかし、コッツウォルズは、やはり廻っておきたいところですね。
良い所。。。 コッツウォルズは仕事でよく行くのですが、最初に行ったときは、ロンドン郊外から車で数時間離れた場所で、こんな自然が美しい所があるなんて驚きでした。 まるでおとぎの世界の様で感動しました。。。
B&B(Bed and Breakfast 夜チェックインして翌朝ご飯付きの午前チェックアウト)をしている宿が数多くありますから、気ままに現地で宿探しも良いと思います。 アンティークでディスプレイされた宿、イングリッシュガーデンが綺麗な宿、テディベアをいっぱい飾っている宿、古城をリノベーションした宿、色んな宿があっておもしろいです。 きっと気に入った宿が見つかると思います。
イギリスは先進国といえど王国ですから、階級社会の伝統が今もあって、地方・地域によって生活レベルの格差もあります。 店各々によって接客態度も違う感がありますが、それはイギリス社会では普通なことで、それに疑問を感じて暮らしている人はあまりいないみたいです。
そして何処に行って多いと思われるのが、ミュージアム(特に私設博物館)。
その殆どが低料金を払って見学できるというスタイルです。 イギリスは世界一、収集家の人口が多い国と言われている所以ですね。 ただし、大学の中の施設見学にも有料な所が多く、商魂たくましいなぁ・・・と正直思ってしまいます。(^^);
イギリスの食文化で”大味”と批評されがちなF&C(フィッシュ&チップス)は、いわゆるランチ屋やパブ(酒場)の食物で、きちっとディナーとして飲食店を探すと意外にも良い店が沢山あります。 でもお値段はそこそこします・・・(高) 特に日本食は向こうでは、高級料理なので、メチャ高いです。 結局、お金持ちではない私は、普段はパブでF&Pを食べてしまうのです。 それが食にうるさい日本人がイギリス生活は1ヵ月保たないと言われる所以です。。。(哀)
そんなイギリス、是非一度行ってみて下さい。。。
すごい! とてもきれいな写真の数々ですっかり引き込まれました。
ハリーポッターのロケ地と言うだけあってとてもきれい★
この本を読んで「いつか私もこの村へ行きたい!」という夢が出来ました。買ってよかったと思います。
あー、行きたい、行ってみたい、住んでみたい なんたって写真がきれいです。できれば、DVD版とかでませんかね。見れば見るほど、読めば読むほど、行ってみたい、住んでみたい。英国人になりたい(言い過ぎか)。夢を書き立て元気をくれる写真紀行です。がんばろう。
ロンドンからバスツアーで行きました 2002年夏、映画のロケ地を巡る一人旅でロンドンに行きましたが、1日空きを作って以前から綺麗だと聞いていたコッツウォルズにバスツアーに参加して行って来ました。 天候にあまり恵まれませんでしたが、一瞬の晴れ間に輝く草原と蜂蜜色の家並みが本当に綺麗で、高層ビルに囲まれた東京ばかり見ていた自分には一瞬の安らぎが得られました。その後この本がある事を知り速攻で購入しました。コッツウォルズにある町々がとてもよくまとめてあり、筆者とともに旅行しているような感じを覚えました。
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[ ムック ]
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フィガロジャポンvoyage 北欧のあったか暮らし (HC-MOOK)
【阪急コミュニケーションズ】
発売日: 2005-12-05
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
Amazonポイント: 8 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 340円~
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カスタマー平均評価: 5
やられちゃいました フィガロの旅特集が大好きなのですが、特に北欧好きでもないのに買ったところ、やられちゃいました。
フィガロジャポン本誌では、旅の特集とともに必ずブランドショップやトレンドの紹介があり、共働き・子持ちで、毎日何かしら戦っている気がしてならない?私には「現実味」のない世界をのぞくようなものですが、北欧のこういうゆったりとした、気持ちいい暮らしがうらやましかった。
話題のレストランや、ショップを忘れずにたくさん掲載、旅行のおともに最適かと思います。
旅行に行けない私も、眺めて楽しんでいます。
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[ 単行本 ]
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用もないのに
・奥田 英朗
【文藝春秋】
発売日: 2009-05
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 800円~
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・奥田 英朗
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カスタマー平均評価: 3
用はなくても…。 そもそも、私がエッセイというものを読むようになったきっかけは、東野圭吾さんの”あのころぼくらはアホでした”という本を読んだことがきっかけでした。直木賞作家が過ごした、クレイジーなユースフルデイズを読んで爆笑し、同じ関西人として私のリスペクトの対象になった。エッセイに対する見方が変わったのだ。それからは、読んで面白かった作家のエッセイはチェックするようになりました。
奥田英朗さんも伊良部シリーズがきっかけでチョコチョコっとよんでいて、奥田さんのエッセイはこれがはじめてだったが、面白かった。
あまり器用ではないのに作家特有の猜疑心で、結果自分の首を絞めていくさまが目立った。面白い。とても。
用もないのに御苦労さまです。
ただし、甲本ヒロトさんを知らないので☆を1つ減らしておきました。甲本ヒロトを、天衣無縫と形容するのは最高。でも、情熱のバラとか、夢とか、僕の右手とか、青春とか、日曜日よりの使者とか、タリホーとか。最高なのに…。残念。
でもロックフェスの凄さは十分わかりました。
最後に、安倍元総理。Wikipediaで調べたら、今年の9月中旬までじゃないですか。”ええじゃないか”が、首を長くして待ってますよ。
エッセイは、ゆる?い感じ 伊良部シリーズ、サウスバウンド、オリンピックの身代金…、奥田作品大好きです。
さて、彼の書くエッセイは如何に?
まず野球篇、野球好きなのが良く伝わります。
楽天イーグルスの仙台球場が出来たころを思い出しました。
市民球場が生まれ、市民に愛される様がいいですね。
裏に様々な企業の思惑があったことなど、忘れてしまうぐらいに。
いつもでも愛される球団であってほしいと思います。
そういえば、全く勝てない初年度でしたね。
今年は好調な様子、野村監督最後の年でもあるし、ぜひ、今年の仙台の様子を書いていただきたいと思いました。
遠足篇は、フジロックを楽しむ、元ロックオヤジたちの様が楽しかった。
ただ、絲山 秋子さんの『北緯14度』を読んだ時にも感じたのですが、作家さんはお金貰って旅行行って、つらつら書いて更に原稿料が貰えちゃうなんて…と感じちゃいます。
はらだゆうこさんのイラストもピッタリなのですが、何だか、ゆる?いお仕事って感じがしちゃいました。
しっかり長編を書かれるから、これもご褒美と考えるべきなのかなw。
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[ 文庫 ]
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辺境・近境 (新潮文庫)
・村上 春樹
【新潮社】
発売日: 2000-05
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円~
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・村上 春樹
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カスタマー平均評価: 4
ノモハンと戦争体験 「ねじまき鳥クロニクル」が戦後生まれの僕にとっての「戦争体験」だった。教科書で太平洋戦争の戦死者数200万人という数字を見てもピンとこない。NHKの第二次世界大戦の特番を見ても戦場の戦士の恐怖を感じることはない。でも、「ねじまき鳥」が伝える戦争の恐怖には身の毛もよだつリアルさがあった。
本書は、何篇かの紀行文で構成されるが、自分にとって記念碑的作品である「ねじまき鳥クロニクル」の舞台となったノモハンを村上氏が人民解放軍やモンゴル軍の宿舎に泊めてもらいながら旅をするのである。これはもうたまらない。
太平洋戦争で名もなき日本の兵士たちが密閉された組織の中で消耗品としてきわめて効率悪く殺されていった。日本は平和国家となったが、表面を一皮むけば、かつての密閉された国家組織の「恐怖」が脈々と息づいている。僕たちができることは「忘れないこと」という言葉が胸に響く1冊であった。
「ノモンハンの鉄の墓場」に強く惹かれた いくつかの章立てになっていて、日本国内から海外までいろんな地域をカバーした旅行記。とりわけ僕の心に残ったのは、「ノモンハンの鉄の墓場」。
「ついこの間」の戦争である「太平洋戦争」のきっかけとなった「満州事変」跡地を辿るものだが、この戦争が「ついこの間」だったことをありありと描いている。日本だとかの戦争は、ずいぶん昔のことであり日本は完全決別した遠い過去のような扱われ方をしているが、これが誤った認識なんだな、と改めて感じさせられる。
旅をする意味と意識の中の辺境とは。 村上春樹さんの本はほとんど読んだけど、久しぶりに手にとってみたのがこの本。
やはり不思議な魅力がある。
不思議な魅力、と言ってしまうのは簡単だけれどそれを人に伝えるのはすごく難しい。
比喩を含めた様々な表現の仕方がツボにはまる、というところか。
本書で言えばプラスして所々に挿入されている写真や絵が、実際旅に出ていない私を
刺激し、あたかもその場でうどんを食べているような気分にさせてくれる。そういった
意味では村上春樹アテンドの旅行番組のようだった。
肩を張らず自然な雰囲気で旅を楽しめた。
そういう意味で人を旅に出た気分にさせる村上さんはすごい、と思う。
最後に彼自身も言っていたが、旅に出た事実、見たことをそのまま伝えるだけでは読者は
満足しないし、楽しめない。そこに"村上春樹の視点"が入ることによって読者は楽しめるのだ。
ここ何年かの間に海外旅行に行く人の数は減り続けているようだ。
経済的な問題もあるかもしれないが、村上さんのおっしゃるとおり私たちは、数多の旅番組、
旅雑誌、多くの写真やテレビ番組から"辺境"なんてモノは既にないと悟ってしまったのではないか。
そして"疲れる"旅に買い物をしに行くくらいなら、どうせ世界は"知っている"ものなのだから
近くのデパートや"疲れない"温泉でのんびりするのがスキなのだ、きっと。
ただ私は本書を読み、やはり旅は出てみないとわからないことが多いし、
自分の身の回りにだって、幼い頃から親しんでいる場所でさえ時間が過ぎれば辺境になりうるのだと
思う。そしてそういった場所を訪ねることは決して退屈なことではない。
旅を忘れた大人たちへ 著者が本書を通じて、旅をすることは生きることそのものであることを私達に教えてくれます。危険で苦しいだけのメキシコの旅を通じてのみ体得できること。不潔で不毛なモンゴルの草原で見た戦場跡に感じたこと。そして故郷の神戸を再訪で分かる時の経過と共に失ったもの。村上春樹独特のユーモアを交えながらも、旅というものは突き詰めると、未知の世界に身を置き、発見や困難を乗り越えることを通じて自らの既成概念を壊すことが本質であるならば、突き詰めると生きることと本質的には同じであることが、実感できました。
つまり学生のように自由に旅に出る時間がないビジネスマンにとっても、日々仕事に没頭し、困難ぶつかり、それを乗り越えること自体が旅に通じるものである、ということも教えてくれる一冊です。
円熟の丸さ 村上の旅行記というと 「遠い太鼓」をまず挙げたい。欧州に住むということへの緊張感と 日本から離れたという開放感が混ざった作品だ。まだ村上も40歳前という「若さ」も感じられる。今でも時折読む。
一方 その後 村上はいくつかの旅行記を書くようになった。本作も その一つである。
読んでみた実感としては 村上がリラックスしている点だ。例えば四国のうどん巡りなどは読んでいて大笑いしてしまうのだが そのような「旅行」をする村上というのも 確実に年を取って「丸く」なってきたのだと思う。「遠い太鼓」に見られた 眼差しの鋭さはないが 逆に円熟味を思わせる「丸み」が 本作の徳である。
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[ 文庫 ]
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ミュータント・メッセージ (角川文庫)
・マルロ モーガン
【角川書店】
発売日: 1999-04
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 90円~
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・マルロ モーガン ・Marlo Morgan
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カスタマー平均評価: 4
ミュータント メッセージ 現代人が忘れているものを思い出させてくれる素晴らしい本です。
アボリジナル人に興味のない人もぜひ読んでほしい内容です。
人々が今の時代に必要な知恵を授けてくれます。
感動しました。 自然について、宇宙について、人や魂について・・・
心を開くという事、相手を認めるという事・・・
現代人には計り知れない、大切な事を教えてくれる本だと感じました。
ここに出てくるアボリジニの人々は、成長するにつれ名前が変わる、
というところがとても印象的でした。
知恵や創造性、目的によって自分に相応しい名前を自分でつけるそうです。
自分で自分を深く理解し、そして自分を認め、祝福する・・・
とても大切でステキな事だと感じました。
暖かい感動に包まれます。
心の羅針盤 すばらしい人間賛歌。普遍的な心のあり方を教えてくれています。生きる方向を示す羅針盤となりうる本です。ぜひお読みください。
批判のための批判を書いてらっしゃるレビュアーの方々が多数いらっしゃいますが、私はこの本から大きな衝撃を受けました。正直内容の真偽はわかりませんが、フィクションである可能性を差し引いても得るものがある本だと思います。あらゆるものへの愛と受容を描いた本であり、近代文明を批判する本ではありません。
読者次第だと・・ フィクションでもノンフィクションでも、よろしいのでは? それぞれ感想・意見があって当たり前だし、 現地アボリジニの全員が 怒っているわけではないでしょうし、その言い分の正当性を確かめようないですし・・ 私自身はこの本から、間違いなく、安らぎや力をもらいました。 生きる事をインスパイヤーされました。
考える点もありますよね。 この著者は勝手にメッセンジャーを名乗っているだけのようですね。
そりゃまったく関係がないのに、アボリジニを代表するかのように本の出版や講演会で金を稼いでいたら怒りますよ。
アボリジニじゃなくても、アフリカ、パプアニューギニア、アマゾンの奥地の未開の部族でも何でも良かったんじゃないですかね。
確かに物質的な側面に現代人はとらわれていて、人生において価値とは何かを考えさせてくれる部分もあります。
一読すると感銘を受けるような気がするが、なんかどこかで読んだような・・・
そんな感想を持ってしまいます。
すべてを捨てて
「よーし!原始に戻るぞ!葉っぱ一枚あればいい!ウパー!」
とは文明社会で生きている限りは不可能でしょう。
何事も中庸にということで。
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[ 単行本 ]
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LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉
・高橋 歩
【サンクチュアリ出版】
発売日: 2001-02
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円~
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・高橋 歩
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カスタマー平均評価: 4
要らない。 表紙の写真と、帯に書いてある「放浪しちゃえば?」という言葉が気になって買いました。
世界中を放浪したのは凄いと思うけど、中身の写真にも文章にも「深み」というか「説得力」というか、良いと思える部分が無い。4分の1ぐらいから読むのが苦痛で、結局半分ぐらい読んで終わりました。
著者のスタイルであって、これを読んでも「それでどう?」としか思えませんでした。
う?ん 自分で会社を興し、さまざまなプロジェクトを実現した著者に敬意を抱く者として、本書にはちょっと失望。
踏み込んだ体験も鋭い考察もない旅行記(高額パック旅行記みたいな印象)。
旅の経験が少ない人ならこれでも憧れるのか? 悲しい日本。
カップルで旅する楽しさはもっといっぱいありそうなのに、なぜこんなにつまらないのだろう。著者は起業家の才能はあっても作家性はないというだけなのか。う?ん。
装幀と売り方のセンスは感じます。そこが星ひとつ。写真は……(涙)。
若人が書いた旅行記なら石田ゆうすけの方が30倍くらい面白くて勇気を感じるなぁ。
良い 数十カ国を旅した高橋歩さんの旅日記みたいな感じですね 表紙の写真といい
相変わらず癒されます
日本の若者をダメにする 著者には作家としての能力は無いと思う。
装丁と著者の経歴がカッコイイから若者には売れる。
未熟な若者相手に内容ゼロの本を売るなんて、ヒドいと思う。
この世になくてはならない本。 高橋さんが旅の中で感じたこと、気づいたことをまとめたフォト詩集。
刹那的に感じたものも含め、詩の内容の殆どは彼の人生哲学。
世界を旅した実体験が彼にあるからこそ、一つ一つの言葉に多くの読者が共感するんだ
と思う。
この日本の中には、不自由でも日々人生を一所懸命生きている人がたくさんいる。
そんな彼らにとっては、高橋さんの言葉はひどく無責任な独り言なのかもしれないし、
その言葉の一つ一つが癒され、励まされる人生のバイブルなのかもしれない。
私は後者の人間を一人知っているけど、彼女はこの本を3冊持っていて、いつも手元に
置いておきたい大切な本なんだと言っていた。
私には彼女ほど高橋さんの言葉の魅力はわからなかったが、彼女のような人がいる以上、
高橋さんの本はこの世になくてはならない本なんだと思う。
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[ ムック ]
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フィガロジャポンvoyage イギリスの田舎町 (HC-MOOK)
【阪急コミュニケーションズ】
発売日: 2006-06-15
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 980 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 600円~
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カスタマー平均評価: 4.5
要点がまとまっている 大まかな良さが書かれているので、詳しく楽しみたい人には向いていないかもしりませんね。
歴史ある陰影のなか 産休に入って以来、手当たり次第に雑誌やムックを読みあさり、雑貨の本に目覚め(臨月の体じゃ、外出もままならない!マイカーの運転も、家族が怖いからやめろと言われる!)、本という小さな世界の中をのぞき込んで、旅行の疑似体験をしている。
イギリスの田舎町は、つるつるした近代・現代の建物がなく、重厚な石積みや煉瓦の建物のイメージ。そして、空は今にも泣き出しそうな灰色で、雲の隙間からわずかに日がさす。
南仏の乾いた空気、ラヴェンダーの匂いもなければ、北欧の澄んだ空気と青空もない。
下手すると、私の住む新潟県の冬みたいである(笑)。
それでも、そんなくすんだ色合いの自然の中に、豊かな暮らしがある。
素朴な、田舎暮らし。
買い物に明け暮れる休みの過ごし方も、それはそれでいい。
裸足で、コーンウォールの初夏の海岸を歩いてみたい。
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