|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
30日間世界一周! 1巻
・水谷 さるころ
【イースト・プレス】
発売日: 2009-04-02
参考価格: 1,300 円(税込)
販売価格: 1,300 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 840円〜
|
・水谷 さるころ
|
カスタマー平均評価: 4.5
一気に読める旅マンガ 旅チャンネルの「行くぞ!30日間世界一周」を見てこの番組にハマり、漫画もみつけて即購入しました。
テレビの登場人物の特徴がよく描かれており、合わせて見ると面白さ倍増です。
各地の状況も良く描かれておりガイドブックとしても使えそう。漫画の合間の
コラムも実用的でGoodです。
旅好きの人には絶対お勧めです!!
ノンフィクション爆笑世界一周珍道中コミックス イラストレーターのさるころさんが、ひょんなことからスカパーで放送の『旅チャンネル』
企画番組『行くぞ!30日間世界一周』へ出演する事になった。
実際30日間で『世界一周旅行券』を屈指しながらパワースポット巡りをテーマにハードなスケジュールで旅をする。
いつの間にかスタッフの2人も出演者となり、ぼんくら3人組のドタバタ珍道中を繰り広げるノンフィクション旅番組。
そんな旅の記録と、実際漫画のネタみたいなぼんくら3人組のドタバタ珍道中を本当に漫画にしちゃったノンフィクションコミックスです。
内容はぼんくら3人組の珍道中をゆる?い感じでシュールに描かれてるのが凄く面白いです。
実際の番組と見比べて貰ったら分かるけどこれがノンフィクションって所がさらに面白いです。
漫画の面白さだけではなく、実際旅の参考書としても役立つ情報や豆知識コーナーも随所に
盛り込まれててとっても為になります。(実際身をもって体験した数々の失敗談は特に為になります・笑)
このコミックスを読み終わった頃には、ぼんくら3人組のファンになり、またこんな人らでも
世界一周旅行に行けるなら自分達も行けるかも?って思えて旅に出たくなるコミックスです。
続刊の2巻、3巻が待ち遠しくなる凄く面白いお勧めコミックスです。
コミックスの内容と違うかも知れないですが、旅チャンネル『行くぞ!30日間世界一周』の為に
書き下ろしたぼんくら3人組の珍道中記の漫画が読めます。
興味がある方はまずはこちらの漫画も読んで見てください。
【旅チャンネル】『行くぞ!30日間世界一周』
http://www.tabi-ch.net/tabichnet_overseas_30days_1
おもしろい! スカパー旅チャンネルで放送の「行くぞ!30日間世界一周」のコミック版。
著者は番組出演の水谷さるころ氏。
30日間で世界一周という大変な旅の割にユルーい感じで楽しく読めると思います。
2巻、3巻も楽しみ。
おすすめです。
ぼんくら三人組は世界一周旅の三種の神器!? 読んでいて元気が湧いてくるコミックエッセイ。ホントにこんな状態で世界一周したんだと珍道中ぶりにびっくりしつつも何故か読んでいる方がツボにはまってしまう。ぼんくら三人組は世界一周旅の三種の神器!?。シュールな場面もさるころさんのイラストにほわーんとし、ノダDのいいわけコラムあり、更にさるころパペットも登場!続編が楽しみ。
番組を見た方もまだの方にもオススメです! スカパー!の旅チャンネルで放送された「30日間世界一周」のコミック版です。
さるころさんの厄払いのために航空会社の世界一周運賃を使い14都市のパワースポットを、30日間を3人で巡るという無茶な企画の番組です。
さるころさんの描くユル可愛い漫画に、旅のシュールな面、3人の人間性などがとても現れていてとても内容の濃い作品になっています。
30日間も海外を旅行するのに、さるころさん以外は下調べもせずに行き当たりばったりだったり、ロストバゲージなどのトラブルも満載。よくもここまで面白い旅になるもんだなぁと逆に感心してしまうほどです、
番組を見た方でも、番組では放送されなかった裏話や、ネタが満載なのでオススメです。
内容がとても多くなったので全3巻で発行されるそうです。
番組も続編になる「2週目」のロケも終わり、7月から放送されるそうなので楽しみです。
|
|
[ ムック ]
|
るるぶクロアチア・スロヴェニア (るるぶ情報版 (B16))
【ジェイティビィパブリッシング】
発売日: 2008-12-19
参考価格: 1,300 円(税込)
販売価格: 1,300 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
・下川 裕治
【講談社】
発売日: 2004-03
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 480円〜
|
・下川 裕治
|
カスタマー平均評価: 4
飄々と旅する 三連休に一日ぶつける。
旅好きのサラリーマンにとって、まさに魅惑の言葉です。
本書はそんな「息抜きアジア旅」のコツを教えてくれる一冊です。
全部で12のルートが紹介されていますが、決してお仕着せの旅を推奨するようなものではありません。
それは著者も『アジア好きは、それ(本書)をヒントに自分にとっての週末アジアをつくり出していく気がする』(P.24)と語っている通りです。
感化されました 貧乏旅行の著作が多い旅行作家・下川裕治さんの本。
サラリーマンが週末+1日の休み程度でいけるアジア周辺の
旅を紹介している。もちろん自分の旅行記として。
この中で大連入りの丹東旅行が紹介されている。
この記事を下敷きにして計画して、実際に旅したこともあります。
北朝鮮との国境の街まで。
人のまねっこをするわけじゃないけど、参考として。
学ぶとは「まねぶ」という言葉からできているわけで・・・。
「週末バックパッカ−」になる為の良質なガイドブック。 「週末」、「兼業」。 この二つのキーワードを切り口にした、 下川さん自身の体験に基づく「週末アジア旅の提案」です。「世界中を気ままに旅して回りたい。」、 「息苦しい日本を飛び出し、アジアのゆるゆると流れる時間に身を任せたい」 というのは、旅を愛する我々の見果てぬ夢です。 我々が下川さんの著作を愛する所以は、 その気持ちを具体的に代弁してくれるからだと思います。 今、「週末起業家」や「兼業サラリーマン」を勧める本が花盛りです。 今までのように、右肩上がりの経済成長を前提とした年収アップはもう望めない。 年金制度や勤め先の破綻に備えて、副業により収入を確保しようということです。 本当であれば、「生活のために好きでもない仕事をするくらいなら、 会社を起こして好きなことを仕事にしよう!」というのが望ましい。 しかし、必ず成功するといった保証は無く、逆に全てを失ってしまう可能性も大きい、 所謂ハイリスク・ハイリターン、それでは危険過ぎる。 下川さんの旅に対する考えも同じのようです。 欧米と違って、会社(組織)に属している限り長期の休暇など望むべくもない。 一度会社(組織)を飛び出したら、将来の生活の糧を得られる保証は何処にも無い。 年齢を重ねるにつれ、家族や仕事に対する責任も増してくる中で、 かつての理想とする気ままな旅を追い求める自分自身とどう折り合いをつけるか? その結論が、会社(組織)に属しながら、週末を利用して日本から近いアジアの国を旅行することで、 その方法を紹介するのがこの本です。 下川さんにすればこのような旅の姿は妥協の産物かもしれませんが、 私にとっては、アジア旅をより身近な存在にしてくれる、大変参考になる情報ばかりです。
帰還不可能 『格安航空券&ホテルガイド』に連載された「その先のアジア」をまとめたもの。 週末を使ってアジアのプチ旅行を楽しむというコンセプトのもと、12のコースが紹介されている。金曜の夜に日本を発って、土・日と現地で過ごし、日曜の夜か月曜の夜に帰国する。あるいは、月曜を休みにしてもう一日。こんなわずかな時間でアジアへ行けるのか不安になるが、そこは旅慣れた著者のこと、きちんと旅程が考えられている。 たとえば、バンコクからのゆったりとした汽車の旅、中国から北朝鮮国境を見に行く旅。どれも面白そうで、ちょっと行ってみたくなる。しかし、だまされてはいけない。たぶん、この本に載っている旅のうち、半分くらいは実行不可能なのだ。ハードなバスの旅、時間にルーズなラオスの飛行機。そうしたものにうっかりつかまってしまうと、帰国不可能になる。くれぐれも気を付けて欲しい。
超短期型アジアの歩き方 下川裕治の本を久しぶりに買って読んだ。 割とアジアを旅行する人の間では有名なライターだ。 最近は、同じようなネタばかり書いているが、 見かけるとつい買ってしまう。 自他ともに認める「貧乏旅行ライター」という素敵な肩書きを持つ。 でも、「貧乏旅行」ライターなのか、「貧乏」旅行ライターなのかわからない と彼はぼやき、その芸風も徐々に前者から後者へと 移行して来ているようである。 彼の本を買うと、アジア的な喜捨をしている気分になってしまう。 でも、 アジアを見るときの視点には共感ができるところが多いので、好きだ。 旅行に行っても昼寝ばかりするというスタイルも好きだ。 恥ずかしそうに旅行のセンチメントを語る文体も好きだ。 で、この本の内容は、週末を利用し、アジアにある田舎町を 訪ねてみよう、という忙しいサラリーマンを対象にしたもの。 ラオス、カンボジア、タイ、中国、韓国、ベトナムなどの 小さな街が紹介されている。具体的なルートや宿泊地などの データが付記されている。基本的には、若いころに旅行の 経験がある人向けに書いてあるようだ。 おお、週末でこんなところまでいけるのか! という驚きの連続だ。緻密な計画と、ちょっとした小金 さえあれば、アジアの田舎のゆったりとした空気の中で散歩が できると思うと、もういてもたってもいられない。 おれのリーマン生活はまだ始まったばかりなのだが、 はっきり言ってこの本は業務妨害である。 仕事をサボってこんな雑文を書いて妄想している始末である。 じゃあ、読むなといわれそうだが、 読んでしまったものは仕方がない。
|
|
[ 文庫 ]
|
東京ホリデイ―散歩で見つけたお気に入り (祥伝社黄金文庫)
・杉浦 さやか
【祥伝社】
発売日: 2003-04
参考価格: 750 円(税込)
販売価格: 750 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・杉浦 さやか
|
カスタマー平均評価: 5
東京はまだまだ深い とっても可愛いイラストで巡る東京散歩です。浅草,飯田橋,下北沢,銀座...普通のガイドブックとはちょっと違った楽しさを提案してくれます。また、テラスレレストラン,美術館、蚤の市の特集など,好奇心を刺激する情報がたっぷりです。
東京散策にでかけたくなります これを読んだら、絶対に東京散策にでかけたくなるはず! こんなにも身近にわくわくすることがあるって 最高だなーって思っちゃいます。
癒し系東京 杉浦みゆきさんの本はこれで買うのは3冊目です。 今年大阪から引越しして東京に住むにあたって、買いました。 東京といえば、お台場・六本木・汐留とかかもしれないけど、私には日比谷公園や新宿御苑、深大寺などが好きです。 これを見て行った神楽坂もよかったです。 この本は何回見ても飽きないし、その場所もまたそうです。東京生まれの、東京育ちの主人もお気に入りの本です。
お散歩が楽しくなる♪ 普段見過ごしている、東京都内の町が、この本を読むとちょっと気になりだしてくる。週末になると、ついこの本を持ってぶらりと散歩に出たくなる。イラストを見ているだけで心が和む。持ち歩くのにぴったりの一冊。私の本はもうボロボロに・・・でもそれがまた味があってよろしい。 先日、目白の個展で杉浦さんご本人にもお目にかかり、本から飛び出してきたようなチャーミングな人でした☆彡
読んだら、行きたくなる場所 イラストとエッセイを組み合わせた、このタイプの本は大好きで、 幾人かの著者の者を持っている。その中でも、杉浦さんのは特に お気に入りです。今回の本もいい感じです。タイトル通り東京を 紹介しているので、知った場所も沢山出てきます。 前々から「行きたい」って思っている場所は更に行きたくなるし、 行った事が無い場所でも、「行きたい!」と思ってしまう。 知った場所は、次回行った時に「行こう」って思える場所が増え、 楽しみになりました。 都外から来る人には一般のガイドブックとは一味違う楽しみ方が 出来る本だと思います。
|
|
[ 文庫 ]
|
港町食堂 (新潮文庫)
・奥田 英朗
【新潮社】
発売日: 2008-04-25
参考価格: 460 円(税込)
販売価格: 460 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・奥田 英朗
|
カスタマー平均評価: 3.5
古本でも、、、 旅エッセイは好きでいろいろ読みましたが、私の中では一番つまらなかった作品です。最初の数ページを読んだ第一印象では、旅エッセイのスタート時に私が期待するドキドキ感が全く感じられず正直購入を後悔しました。読み続けてみても、独特の目線/明瞭な分析力/豊富な教養は感じらませんでした。第一印象を忘れるようにして読み進みましたが、読後に普通感じる「行ってみたいな?」「食べてみたいな?」「見てみたいな?」という感想もなく、代金だけでなく時間も無駄だったように思いました。思想とか思索も全く感じられず、部屋でこつこつフィクションを書くのが似合っている作者さんなのかなと感じました。文章力が特に低く感想文というレベルで、小学校の先生だったら赤ペンでいろいろ添削してあげたくなるのではないでしょうか(笑)。北方謙三氏のような切れの悪い文章の典型で読み進むのが辛いうえ、全体の流れとしてのリズム感抑揚感もないため、旅エッセイとは名ばかりの駄文漫文だったように感じます。唯一感じられたことは、自己憐憫と自己正当化でした。自己陶酔までいけば立派なんですが中途半端で。一番の問題はこんな人に執筆を頼んだ「旅」編集長と、買ってしまった私ですね(笑)。コンセプトは良かったのですが。
いろいろな味のある人 感想は面白いです。
機内で一人、笑をこらえながら読みました。奥田英朗氏のエッセイは初でしたが、「邪魔」「最悪」を書いた人とは思えない。でも「インザプール」「空中ブランコ」を読んだ人には納得の奥田節、全開です。引き出しをいっぱい持っている人です。面白いのでぜひ。
そして、ある意味、一緒にグルメな旅ができる本です。
本当に飾らない人と思いました。こんな作家さんもいてもいいと思います。
港町の味 2005年に出た単行本の文庫化。
高知・土佐清水、五島列島、雄鹿半島、釜山、佐渡、礼文島と港町ばかり5ヶ所を訪れた旅行記。いずれも船で港に入るという形を取っており、雰囲気があって面白い。船旅独特のゆったり感があるし、次第に目的地に近づいていくというワクワク感も。
港町では、とにかく色々食べる。魚、土地の名産、カツカレー、カツ丼。かならずしも海の食べ物にはこだわって亡くて、特にカツ関係が多い。まあ、それも本書の魅力。
旅行記ではあるが、著者の個性で読ませるタイプの本。自分勝手でだらしなくて食い意地が張ってて小心者。なかなかの楽しさだ。
途中で直木賞を受賞したり、話題にも事欠かない。
オクちゃん最高?! N木賞作家である奥田英朗氏の船で旅する珍道中。
「イン・ザ・プール」の伊良部センセイは、著者の分身でしたのね・・・。
と思わせるくらい、めちゃオモシロイ!!
リピートされるオクちゃん言葉が変なお経を聞いているような感じ?
隙を突いて笑わせてくれます。
飾らない正直者のN木賞作家に星☆☆☆☆☆?!
奥田さんは、エッセイは向かないのかも うーん。。。
奥田さんは、エッセイは向かないのかも(笑
本人は、偏屈とおっしゃるけど、偏屈どころか、
「性善説」の人なんだろうなーってのが、よくわかる。
正直、この本はつまらなかった。
小説はとても面白いのにねー。
不思議なものです。
|
|
[ 単行本 ]
|
旅の極意、人生の極意
・大前 研一
【講談社】
発売日: 2006-07-07
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 263円〜
|
・大前 研一
|
カスタマー平均評価: 4.5
役に立たない この本の著者を特に存知上げないのですが、最初の3章位を読んで、本を壁に投げつけそうになった。オススメスポットは、1泊11万円のホテルだぁ?? 高くていいのは当たり前!!のような気がするが・・・。しかも数人でシェアすれば高くないだぁ?? 数人って10人くらいのことかぁ?!
主としておススメ豪華ホテルを記した本。安いものでも、1泊6万円位する。
住んでる世界が違うのか、少なくとも私には用ないです。そのチョ?セレブな世界に一人紛れ込んでも、ちっとものんびり出来るとは思わないし、1泊に11万円払うなら、もう1回チケット取ってどっか行きます。
文章はうまいです。自信家なのも鼻に付きますが、人生の極意は本当に実践しているのなら、尊敬に値するとは思います。
こんな旅がしてみたい!! 本の内容としては筆者のおすすめポイントが15ヶ所のっています。
そしてこの本を読んでるとすぐ行きたい、こんな生活がしてみたいと本気で思ってしまします。できないよなと思っていると本文で
「休みをとるのが大変だ」「少し贅沢かも」などと、つまらない尻込みだけはしないでほしい。そうやって先送りしている間に、時間はどんどん過ぎていってしまうのだ。ようやく余裕が出てくるころには、精神的にも肉体的にも人生を楽しめなくっている、などということは断じて避けなければならない。
と釘を刺されてしまいました(笑)
この本と「やりたいことは全部やれ」を読むと筆者のいわんとしていることがわかりそうです。
自慢げなのが鼻につくが,よく記憶しているなという本 大前研一が大前研一の価値観で進める旅行の本
いつもながらに自慢くささが鼻につくものの,よく記憶しているなぁ
と思うのと,多分短時間で執筆したと思われるのに,よく構成されているなぁ
といつもながらに関心してしまいます.
場所は,添乗員をしていたせいか,ヨーロッパ人が好きそうな所で
アジアはパラオとプーケットぐらいしか入っていない.
つまりお金持ちが行くような場所が中心なので,学生の添乗員時代に
行った所というよりも,成功してから行った所が主なのではと思う.
全部の場所に共通していること,それは多分あまり日本人観光客が
行っておらず日本語が通じないことでは無いかと思う.
半分ぐらい行ったことがある私としては,これが目標というよりも
大前研一の価値観の一部が垣間見られた本と感じました.
それにしても記憶力(メモ力)がすごいと思う.
あくまで前向きな姿勢 はじめて大前さんの本を読みました。
難しい経営論的な本ではなく、こういう柔らかいテーマの本から入るのも
いいかな、なんて思いながら何気なく手に取りました。
大前さんの「やりたいことを先延ばしするな」という非常に前向きな姿勢に
感心するのと同時に、自分自身もそうありたい、と思いました。
大前さんのそういう前向きな考え方がベースとなって、とても楽しい旅行
案内記になっていると思います。
表紙も写真もきれいです。でも、もう少し写真と地図を増やして欲しかったな。
この本を読んで、南仏(コートダジュール)、南伊(アマルフィ海岸)、北仏(ブルターニュ)、フィンランド、プーケット島に行きたくなりました。
とにかく、元気が出て楽しい本です。
究極の旅を疑似体験でき、平凡になりがちな生活から脱却したくなる本! 本書は、コンサルタントとして世界的に有名な大前研一が、趣味のひとつである旅行を通じて、旅と人生の極意を我々に教えてくれる稀有な本である。ビジネス関連の著書が多い大前氏だが、この本は野口悠紀雄の「超」旅行法以来の新鮮さと、普通のガイドブックでは得られないゴージャス感、裏技、そして隠れスポットを惜しげもなく公開している。
著者が早稲田大学に在籍していた時、アルバイトでツアーコンダクター(以下、ツアコん)をしていたことがあるという。動機はクラリネットの購入だったのだが、外国人を相手にツアコンを行うことでノウハウを習得でき、その後の旅行でも有益になったという。
本書で取り上げられている旅行スポットは、パリ、ニューヨーク、ミラノといった定番を除いている。それでも、これでもかという豪華なリゾート地を次から次へと紹介し、読むだけで満腹感を覚えてしまう。しかも、著者もツアコンの気分で文章を書いているため、読んでいるうちに自然と気分が良くなる。
15のツアーの中で特に印象に残っているのが、アマルフィ海岸(南イタリア)、ホテル・ダニエリ(ベネチア)、ポンダヴェン&モン・サン・ミシェル(北フランス)、ドバイ(アラブ首長国連邦)の4つである。
(中略)
本書は、単なる旅行法のハウツーではない。究極の旅行を疑似体験することで、実際に行ってみたいというインセンティブを持つ。加えて、惰性に流されがちな生活に刺激を与えてくれることで、ポジティブな人生を歩むことができる。
「先送りしない人生」―これは、本書に込めた著者のメッセージである。読者は、本書を読むことで錨を上げ、帆を張って大海原へ旅立ちたい気分になるだろう。実際、私は2年間封印せざるを得なかった旅行に行きたくなり、身体がウズウズしている。
|
|
[ 単行本 ]
|
旅のあとさき イタリア・エジプト編 世界を盗もうとした男
・福田 和也
【講談社】
発売日: 2009-07-01
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
|
・福田 和也
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
秘境アジア骨董仕入れ旅――お宝ハンター命がけの「黄金郷」冒険記 (講談社プラスアルファ文庫)
・島津 法樹
【講談社】
発売日: 2008-08-21
参考価格: 780 円(税込)
販売価格: 780 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 340円〜
|
・島津 法樹
|
カスタマー平均評価: 5
インディージョーンズさながらのエピソードです。 島津さんの本はこれで3作読みましたが、いずれも痛快で冒険心が煽られます。
骨董品というお宝を追い求めるその道のプロハンターだけあって、そんじょそこらのアマチュアな探検とはまるで違います。
それに商売を絡ませているところがユニークなところであり、野心旺盛で精力的な押しの強さが見受けられます。
海千山千あらゆる修羅場をくぐりぬけてきたツワモノだからこそ、書かれている内容に玄人肌した凄みが感じられます。
それもお宝かどうかを目利きにより瞬時に見極めなければならず、同時に心理作戦で値決め交渉を行いつつも、身の安全を確保しておくといったスパイラルな行動は実に天晴れです。
まさしく映画インディージョーンズを凌駕するほどで、しかもノンフィクションであり、地の果てまで宝を追い求める執念をものの見事に描写しています。
294ページに渡ってびっしりと書き込まれており読み応えは十分あります。
本書は、このワクワクする気持ちでもって、読者を秘められた世界にナビゲートしてくれることでしょう。
しぶとく、元気 筆者は東南アジア美術を商う古美術商。この本はその海外仕入の様子を描いたもの。
文化、習慣、価値観の違う国での他流試合、決して相手のペースに巻き込まれず、疑り深くチェック、常識で武装しながら取引相手からもその場で知識を吸収・・・・。
お宝を探求する筆者の冷静さは痛快で、その辺りはさすがプロ。
謎解きを見ているようで心地よい。
しかしこの著者のユニークさは・・・・。
お宝探しから離れても周りで起こる物事の対処の仕方は同じ。
距離を置き、知識と常識で冷静に判断する。雰囲気や感情に流されない。そしてしぶとく、元気。
一見美術ディーラーに相応しくないようなキャラクターだが、いやいやこれが出来るからプロなのかも。
パキスタンでエキゾチックなチャドルの女性(多分美人)を追いかけて・・・エッ、ウソーッ!
あー 笑った。笑いました。ロマンはどこかへ行ってしまいましたが。
|
|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
サラムモロッコ
・大西 久恵
【書肆侃侃房】
発売日: 2008-10-27
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,181円〜
|
・大西 久恵 ・たたーた
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)
・下川 裕治
【新潮社】
発売日: 2007-04
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・下川 裕治
|
カスタマー平均評価: 3
アジア バスでたどる5万4千円の旅 書店で棚を眺めていたら書名が目に入り、それにひかれて購入しました。5万4千円って国内旅行でもそんなに遠くへ行けないな、と感じたものですから。
東京からトルコのイスタンブールの先までバスで行く、という企画が壮大で夢があっていいですね。アジアハイウェーという言葉すらしらない読者にとって、それがどんなに過酷な旅であったとしても夢とロマンを感じさせる旅立ちには違いがありません。時には、閉塞状況を感じ、日常から非日常へといざないたいと思ってもできない者にとって本書は魅力的に映りました。
51歳の旅行作家はベテランですし過酷なバスには慣れています。40歳のカメラマンも筆者とは仕事を通して気心がしれていますが、30歳の料理人はアジアをめぐるバス旅は初めてですから、その肌合いの合わない関係もまた「旅は道連れ、世は情け」を地でいくものでした。世代と性格の違いもまた、旅が人生の縮図であることの証明のようです。
16ページのカラー写真と各ページのモノクロ写真が道中のイメージを確かなものとしてくれます。この手のルポをあまり多く読んでいないものですから、アジア各国の寝台バスや路線バスの違い、人々の気性、交通事情と治安の差、食事とホテルの格差など知らないことが多く興味深く読みました。冒頭にたどったルートの地図と交通費明細が記してあります。宿泊費や食費が除かれていますので、実際5万4千円で旅が賄えたわけではないのですね、当たり前かもしれませんが・・。
日本、韓国、中国、ベトナム・ラオス、タイ・ビルマ、バングラデシュ、インド、パキスタン、イラン・トルコ、とたどる旅はカピクレで終了しました。アジアの広さと多様性を改めて感じさせるルポだと思います。
旅の虫が動き出す 「アジアハイウェー」という国連事業があるらしい。日本も加わるアジア23カ国が調印してアジアの道を整備する事業である。その一号線は、起点が東京、終点がイスタンブール。つまり日本、韓国、中国、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー、バングラディッシュ、インド、パキスタン、イラン、トルコを一本の道で結ぶ大事業だ。
政治を遅れをよそに、経済面ではアジアの共同体の試みはそのように具体的に動き出している。共同通信社の企画に乗って、下川祐治氏は、一人の青年とカメラマンを従えて未整備のハイウェーをバスの旅で走破する。
窮屈なバスで何日も車中泊をし、客引きにだまされ、と本の中では終始ぼやき通しである。でも「ぼやき」がどうやら彼の文章スタイルらしいということがわかるころ、私はここに書いていることを全面的に信頼するようになる。もしも、アジアバスの旅をするとしたら、この本は大いに役立つに違いない。(最もアジアの変化はめまぐるしいので、あと2?3年という限定つき。)
なぜ信頼できるか。私が韓国、中国、ベトナムで彼とほぼ同じ失敗や経験をしているからである。
「韓国フェリーの雑魚寝部屋、布団の幅は60センチほどしかない。姿勢を正して寝る。」そういえばそうだった。狭かった。それが当たり前だと思っていた。
「中国の客引きの強引さは世界でもトップレベルだと思う」だそうだ。断ってもことわっても金魚のふんみたいに付いてくる。そんな経験も私はした。
ベトナムでは私は力車夫に約束した金額の10倍の額を請求された。断っても不気味についてくる。レストランに入る。店の前で待っている。負けてしまってその額を払ったことがある。それとほとんど同じ経験を下川氏もしているらしい。
言葉ができなくても英語と筆談でやっていく下川氏の「何とかなるさ」の旅心情を読んでいると、私はなんとも頼もしい。韓国仁川からフェリーで北朝鮮国境近くの中国丹東に渡る。朝鮮民族の住む町から北京を目指す。彼のように急がずにゆっくり旅をすればなかなか面白いコースではある。旅の虫がうずうずと動き出すような本である。
何を今さら 下川氏自身、バックパッカー旅行自体が下火であることを当然知ってるだろう。
ネットの普及の影響か、点から点の旅行は健在だが、点を線でつないで行く旅というのは
もう若者には流行らないのだ。旅先でもその国より画面を見ていたほうが楽しいのである。
この企画はそんな旅の現状に対する逆説的な位置付けを狙ったものなのだろうか。
下川氏自身、そしてハードな地を這う旅の経験者であれば、日本からアジアを横断するのに
さほどの金がかからないことくらい、やる前から分かっていることである。
あの広大な中国大陸だって上海からカシュガルまで、バスだけ乗り継げば1万円ちょっとで
可能なのである。だから5万4千円というのは日本国内の移動費を差し引いても
さして驚くにあたらない予算である。いかに道中贅沢な食事をしないかくらいに
かかっていると言っていいだろう。
このようなトライアスロン旅行にもうどれほどの情報的価値があるとも思えないのだが
アジアの進化の現実を目の当たりにして、そのスピードについて行けない
ノスタルジックな元おじさんバックパッカーはつい「鼻白んでしまうのだ」
そして「もうこういった旅も終わりなんだな」とつぶやいては
汚れたザックを部屋の隅に置いてしまうのだろう。
アジアのバスの旅 2006年1月1日の共同通信配信記事「夢のアジアハイウエー紀行」を大幅に加筆したもの。後半は書き下ろし。
そういえば、この記事は朝日新聞の正月版に載っているのを、私も読んだ覚えがある。中国からトルコへ至るアジア・ハイウェイを取材したものだった。これは物資の輸送を目的にしたもので、けっこうな経済効果をもたらしているらしい。ただ、一方では経済格差にもつながってしまっているわけだが。
本書は、東京から福岡、韓国、中国、ベトナム、ラオス、タイ、ビルマ、バングラデシュ、インド、パキスタン、イラン、トルコと、ほぼアジア・ハイウェイに乗ってバス旅をしたもの。ほとんど全編がバスの中である。そのつらさが延々と語られている。このあたりは、アジアのバス・マニアである著者のお得意の分野だ。しかし、昔と比べるとかなり改善されている点も多く、一抹の寂しさを感じたりもしている。
安定した文章と鋭い観察で、安心して楽しめる一冊。
受け取り方の問題? この作者の旅行記を読むのはこの本が初めてなのだが、それがいけなかったのかもしれない。
作中で幾度も語られる回想に全て頷けるくらいに下川裕治作品を読み込んでいれば、また別の楽しみ方もできたのかもしれないのだが。
全体的に、「平坦」という印象を受ける紀行文。
表層的に観たことしか書いていません、といった趣だ。
その為か、同行者の影が少々薄く、煽り文とは些か温度差があるように感じられる。
ただ、それだけ淡々としている分、アジアの現在を眺めるには丁度良いのかもしれない。読者によってそれぞれの解釈の仕方ができるだろう。
そういった面も勘案して、トータルで★3つとした。
|
|