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紀行文・旅行記

アイテム一覧
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冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫) エジプトがすきだから。 (角川文庫) ベトナムで見つけた―かわいい・おいしい・安い! (祥伝社黄金文庫) 河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫) 1週間ハワイ 九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 -City of Darkness- 南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫) 12万円で世界を歩く (朝日文庫) ひとりたび1年生 大人の遊園地
冒険投資家ジム・ロジャーズ 世.. エジプトがすきだから。 (角川.. ベトナムで見つけた―かわいい・.. 河童が覗いたヨーロッパ (新潮.. 1週間ハワイ 九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 .. 南仏プロヴァンスの12か月 (.. 12万円で世界を歩く (朝日文.. ひとりたび1年生 大人の遊園地


冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫)

・ジム・ロジャーズ
【日本経済新聞社】
発売日: 2004-03-02
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫)
ジム・ロジャーズ
カスタマー平均評価:  4.5
人生は短い、遠くまで行け、そして考えよ
「投資先を探す」ために旅行に出るのなら、死にそうな目にあいながらシベリア横断やサハラ砂漠縦断をする必要はない。その部分は国際投資とは何の関係もない。ジム・ロジャーズは純粋に「冒険をしたいから」地を這うようにしてバイクで世界を巡ったのだなあ、と実感。 あくまで「おまけ」で途中通過したアフリカや中米、ニュージーランドを投資対象として考えるようになった、という感じ。ただし、その「おまけ」部分でも本気度がビリビリと伝わってくるほど、彼は生粋の「投資家」なのだけど。 訳者あとがきを読むと、日本語化、さらに文庫化の際に本文がかなり削られているらしい。もったいない。せっかくだから原書を探してみたくなった。そして、こんな旅ができたらいいな、と心底思う。なるべく飛行機を使わず、レンタカーやバス・列車を駆使して1年以上かけての世界一周。でも、そのためには、まずはお金をためなきゃ。 この本の解説を書いた村上龍がもらったサインに添えられた言葉 「人生は短い。遠くまで行け、そして深く考えよ」 座右の銘とさせていただきます。
旅と知性について考えさせられる本
私はバイク乗りだが、なぜかバイク旅行記というジャンルが苦手である。あるものは、原付でアジア横断にチャレンジ!など、妙にチャレンジングなだけが売りであったり、またあるものは旅先で温泉に入って食事している写真を紹介していくだけであったり。そう、極端に青臭いかオヤジ臭いかのどちらなのだ。しかしそんな先入観を覆す素晴らしいバイク旅行記に出会えた。それが本書だ。 本書は、かつてジョージ・ソロスの片腕としてヘッジファンドの運用で辣腕を振るい、巨額の富を築いた投資家ジム・ロジャーズが、恋人と共にBMWのバイクで世界中を旅するというもの。旅はイギリスをスタートし、ヨーロッパ?アフリカ?アジア?南米?北米と世界を一周する。この途中日本にも立ち寄っている。外国人の目から見たバブルまっただ中の日本の描写、新鮮だ。 凡百のバイク旅行家と違うのは、彼が極めて鋭い目を持った投資家であるということ。旅先の国で得た印象に基づき、将来性が見込め、かつまだ投資が進んでいない国であると判断すると、金融機関に出向いて口座を開いたり、アメリカ本国の自分の会社に指事を出して、自らその国に投資をしてしまうのだ。また逆にその国の将来性が危ういと感じた場合は潔く旅先で資金の引き上げの指事を出す。バイク旅行=貧乏旅行、のイメージが強かった私にとって、この金持ちならではの旅行スタイルは痛快だった。彼にとって旅行とは、ただの遊びではなく、男としての生き様をかけた、自らの生業の一環なのだ。 旅というのは、何かしらの判断基準を持って行うことで、より実りあるものになる、と私は思う。それは歴史の知識だったり、食事であったり、美術への関心であったりと様々だが、この本はそんなところに、この国は投資に適するか、という判断という新たな視点があることを教えてくれた。もちろん片や世界最高レベルの投資家、片や一介の旅行者に過ぎないので、見る目は全く及ばないのだが、私の旅行のスタイルにもささやかながら影響を与えてくれた本と言っても過言ではない。 本書は日経ビジネス文庫から出ている。そのためビジネス・投資の本のくくりになるようだが、それだけに留まらず、旅ということの楽しさ、旅先での知性の働かせ方を教えてくれる、とても素晴らしい本である。ただ邦訳の際、バイク関係の文章が大幅に削除されてしまったのが残念だ。ビジネス書の範疇におさめるため仕方ない事だったのだろうが、この点、バイク旅行記としてのよさが削がれてしまっているので、減点して4点。全部を通して読むために、いずれは原書にチャレンジしてみようと思う。
素晴らしい
この本に出会うか、出会わないかで、人生は大きく変わるだろう。 ぜひ皆様に読んで欲しい一冊です。 http://ryogarden.com/blog/
こんな話を聞きたかったのです
著名投資家ジムロジャーズのバイクでの世界一周を描いた紀行文。著者は冒険投資家を名乗っているので、紀行文と呼んでは失礼でしょうか、冒険記と紹介するほうが喜んでもらえるかもしれません。 投資本を読み漁っていた時期がありましたが、投資家の紀行文を読んでもしかたないかな、知りたいのは引退した投資家の旅の記録なんかじゃなくて投資手法なんだよなんて感じもあって長く手が伸びませんでした。 でも、それは間違いでした。 この本には、ジムロジャーズの投資の真髄が詰まっています。そう、こんな話が聞きたかったのです。 ジムロジャーズは、旅先で様々なものを見聞きし、歴史的・地理的観点から思索を続けます、そして長期的な視点からいいものを安く買っていく。安いだけではだめで、長期的な好転の兆しが必要だと彼は行っていますが。 ジムロジャーズが「投資本」を書くとすれば、結果としてこういうスタイルを採らざるを得なかったのです。 この本は、優れた投資本であると同時に、優れた歴史書でもあります。1990代の世界を生き生きと描いた優れた歴史書。書かれたときに読んでも面白かったでしょうが、20年を経た今読むのも、読むタイミングとしては悪くない。もしかしたら、今読んだほうが面白いかもしれません。 行く先々で、ジムロジャーズは、地理的歴史的視点から、現状を分析し、地域の未来を思い描きます。彼が、20年前に描いた未来図と現在とを比べるとき、彼の洞察力に驚かされます。優れた投資家の長期的視点ってこんな風なんですね。いや、すごいです。 繰り返しになりますが、この本は、最高に良質な、投資本であり、歴史書だと思います 。そう、こんな話を聞きたかったのです
通貨の原則を知る
「大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代 」の著者でもあるジム・ロジャーズの冒険記1作目。村上龍氏、絶賛。面白い 「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 」を読んだ後に、本書を読んだためそこまでの新鮮味はなかったものの、変わらず、ジム(親しみを込めて呼び捨て...)の鋭い世界観を窺い知ることができた。旅行記としても面白く、ビクトリア瀑布やイグアスの滝など、世界三大瀑布に興味を持つことができた。海外旅行にいく前に、ジムの世界観をあらかじめ確認してから行くと、実り多き旅になるだろう。 特に、自国の通貨(米ドル)と他国の通貨に対する洞察には脱帽です。外貨を得ることの意味をいまいち理解していませんでしたが、本書を含め、冒険記2作を読むことで、単純に海外から何かを買うことができなくなる、というシンプルな原理が分かってきました。 村上龍氏の解説で心に残ったジムの言葉  "人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ"

エジプトがすきだから。 (角川文庫)

[ 文庫 ]
エジプトがすきだから。 (角川文庫)

・k.m.p.
【角川書店】
発売日: 2003-12
参考価格: 820 円(税込)
販売価格: 820 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 275円〜
エジプトがすきだから。 (角川文庫)
k.m.p.
カスタマー平均評価:  4.5
不思議なエジプト発見!
エジプト文明に興味があり購入して読んだ。遺跡巡りばかりの二人旅日記でなく、エジプト100日滞在記として遺跡・生活・風俗・習慣・エジプト人の面白さ・ズルさなど不思議がいっぱい詰まった体験談がメインであった点がとてもリアルで面白かった!さっそく…エジプト旅行に行きたくなり、決めました♪エジプト世界遺産ツアーに行って、初めてのエジプト体験してきます!!しかし六月は真夏なんで、対策して行かねばなりません(汗)摂氏50℃を超える体感温度は凄いのかなぁ…
目ではなく肌で感じるエジプト
エジプトに住む人々の描写がとても意外で、面白くてほくそ笑んでしまいました。エジプトから帰国した人もう一度行きたくなり、短期ツアーを申し込もうとした人は読み終えた後にやっぱり長期で!と思いそう。字がとても小さいので目が疲れちゃいそうな方は単行本をオススメします。
ちょっと変わったエジプト旅行記。
頭を使って真剣に読む本ではなく、「ぽーッ」としている時などに読むと面白い。エジプト旅行記は多くの人が書いていて、本書が他と比べて何か目新しい体験の開陳をしているわけではないのだが、本から滲み出る独特の「可笑しみ」がある。私は、著者には大変失礼を承知でトイレライブラリーに所蔵している。おかげで、トイレタイムが楽しい。
笑える本!!
エジプトの観光客相手にエジプト人達が売り込む手口、 エジプトのトイレについて、買い物のしかた、ちかん体験や対策、エジプトの風景、人々の服装、おみやげなど、旅行しようと思っている方には最高です! また、イラストや文字も分かり易くて、かわいくて、おもしろくて 3Dとでも言いたくなるほどいい!! こんな時に気を付けて!など、こんな事をするやつがたくさん!! 読んでる人が恥ずかしくなるほど、普通の人なら書くのを避けるような事もちゃんと、 正直すぎるできごともあり、でもそう言うところが参考になります。 ただ、エジプトに興味がある方が読んでもとても良いと思います。 子供でもわかるようです。  注※ この本は、エジプトの歴史の本ではなく     現代の作者様のエジプト旅行体験などのことを書いてある本です。
拡大鏡でもなければ読めないのが残念
活字が細かいので、最初からこれはダメだと思いながら数ページを拾い読みしました。エジプトに行ったものとしては、そうそう!?と共鳴、共感するところがあって、面白いと思いましたが、目を細めて小さな字を読むには非常に疲れて、気力がなくなってしまったことが残念です。

ベトナムで見つけた―かわいい・おいしい・安い! (祥伝社黄金文庫)

[ 文庫 ]
ベトナムで見つけた―かわいい・おいしい・安い! (祥伝社黄金文庫)

・杉浦 さやか
【祥伝社】
発売日: 2000-04
参考価格: 750 円(税込)
販売価格: 750 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 250円〜
ベトナムで見つけた―かわいい・おいしい・安い! (祥伝社黄金文庫)
杉浦 さやか
カスタマー平均評価:  4.5
とても可愛い本です
いいところも悪いところもひっくるめて、ベトナム大好き!という著者の思いが伝わってくる本です。かわいいイラストや数々の写真にも、好奇心いっぱいな著者の優しさ、温かさが感じられます。ベトナムに初めて旅する人が、離日前に休暇への期待感を高めるにはもってこいだと思いますが、いかんせん平成12年発行なので、情報が古いです。ガイドブックとして実用的に役立つかはどうか疑問です。
こんなにかわいい本があったなんて!
著者はイラストレーターなだけあって、旅先での様子が写真とともにかわいいイラスト満載で紹介されています。友人の商品買い付けに同行しての旅日記ですが、感性の豊かさや粘り強さをとことん感じさせてくれる文です。旅行ガイドとしても、エッセイとしても、イラスト集としてもこんなにちっちゃな1冊で何度も楽しめるなんて著者や出版社に大感謝です。
旅のお供に!
雑貨店を開くことになった友人のひろみちゃんと、買い付けも兼ねたベトナム二人旅。
ベトナムのチープな雑貨が好きな若い女の子の乙女心くすぐりまくり♪
ぜひ、スーツケースに入れて旅行に持って行きたい超おすすめのガイドブックです。

ほとんど全ページにかわいいイラストやカラー写真が載っています。
とにかく著者の杉浦さんのセンスと着眼点がサイコー!
チープでかわいい雑貨。
安くておいしいお店。
日本人の私たちから見るとどこかヘボいベトナムの人々のライフスタイル。
ページをめくるたびに笑ったり、「かわい〜」「おいしそ〜」と歓声をあげたり大忙しです(笑)

しかし、そんなベトナムの良い面だけでなく、料金的な面での相場や価格交渉の仕方などシビアな部分もきちんと書いてくれているのがありがたい。
観光客は料金をボラれたり、怖い思いをしたり損をするような場面も出てくるかもしれないのでここでしっかり学んでおきたいですね。

楽しく・賢く楽しみましょう!

今回、杉浦さんとともに旅をした友人のひろみちゃんのお店は高円寺にあるみたいです。
ベトナムまで行くのは難しい方はこちらのお店をのぞいてみればきっとかわいい雑貨に出会えると思います♪
女性の素直な感性が生きてる!
友人の雑貨買い付け旅行に同行した20代後半女性によるベトナム旅行記。
目につくまま、感性のままに、好きなもの・嫌いなものをはっきり書いているのがおもしろい。
ベトナム名物の陶器、バッチャン焼についても「好みじゃない」とばっさり切り捨て。
予算や宿の選び方の基準も、普通の女性の感性に近いので、参考になると思う。

著者はベトナム旅行2回目とのことで、深く踏み込んだ記事はない。
個人的には社会主義国であることが気分的にネックになっているので、そのへんもうちょっと突っ込んだ情報があると嬉しい。
また近隣諸国との比較もなし。
可愛い!楽しい!おすすめ!
ベトナム旅行前にガイドブック以外で紀行本を探していました。おすすめ!と書いてあり即購入!買って良かった!とてもおすすめです。見た目チープな感じとおもいきや、中身は写真も情報も満載で、具体的で読みやすい。イラストもほのぼので可愛い。女の子は絶対気に入ります。私は一日で夢中になって読みました。なんと言っても、体験談だから面白い!読んでる方も気分はベトナム。他に、食事、雑貨、ホテル、現地ツアーまでとても参考になりました。文庫本サイズでコンパクト!是非、ガイドブックと一緒に持って行ってください。


河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫)

[ 文庫 ]
河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫)

・妹尾 河童
【新潮社】
発売日: 1983-07
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫)
妹尾 河童
カスタマー平均評価:  4.5
超・ヨーロッパガイド
偶然古本市場で「話の特集社」発行の第11刷を手に入れ、超買い得本に親しみを感ずる。それは定年の証に、国内旅行を後回しにして二回ほどヨーロッパツアーに出かけ、ヨーロッパ文明?を肌で体験していたからであった。特にそれぞれのホテルの部屋に画一制がないことや、国際列車の国別車掌像、多人種混乗の泥棒列車の異名に戸惑ったりした体験からも、本書の各頁に親しみを覚えるので、是非ガイドブックに推奨したいと思う。
ホテルの部屋
 1976年に話の特集から出た単行本の文庫化。  2001年の講談社文庫版、1997年の新潮社単行本版もある。絵を存分に楽しみたいなら、単行本を入手すべきかも。本書のような文庫版だと、ちょっと小さくなりすぎてしまい、物足りない。  著者は舞台美術家。日本から派遣され、ヨーロッパの舞台を見てまわったときの旅行記が本書。といっても、普通の旅行記ではない。まず全編が手書きである。絵だけではなく文字も。これは、当時の日記をそのまま本にしたからだという。かといって読みづらいということはなく、むしろ味わいがあって面白い。  さらに、本書の9割は宿泊したホテルの部屋について書かれている。部屋の間取りがスケッチされ、ちょっとした覚え書きが付けられる。ただそれだけの内容なのだが、これがまた楽しいのである。ひととは違った目でヨーロッパを見ている。そこに新鮮さがあるのだ。  じっくりと読んで欲しい一冊だ。
緻密で好奇心だらけの欧州見聞録
「ヨーロッパの窓の比較の話」が教科書に掲載されたのを記憶していました。 それがきっかけで、この本を大学生になってから読みました。 緻密な絵が満載で魅力的です。 しかし、私が皆さんに注目していただきたいと思うのは、妹尾氏の視点です。 言葉の壁や人種の壁を気にせず、「なぜ?どうして?どうなってるの?」と納得の行くまで調査しています。 トイレのビデの説明にも関心しました。(海外でも未だに現存するホテルもあるらしく、これは何?と思う人もいる) どのページから読んでもかまわないし、好きなところで止められる本です。 力を抜いて、気楽に読んでみてください。
愛してやまない
中学の教科書に、このエッセイの中から、 ヨーロッパ各国の窓を比較したエッセイが掲載されていました。 窓一つとっても気候・風土によって大きさ形様々。 国の中でも北と南では随分違ったり・・。 もっと続きが読みたい!! そのまま勢いで買ってしまいました。 細かい観察眼が光る河童さんならではのエッセイ。 「覗いた」シリーズの最初の1冊であり、 イラストも見せるために書いたものと言うよりは覚え書に近いですが、 河童さんらしい臨場感はたっぷり。 ヨーロッパに興味があったり、ヨーロッパで安旅行(バッグパッカー)を しようとしている人には是非読んで欲しい一冊です。 旅行の楽しみ方を教えてくれます!
河童の本にしては下、ヨーロッパ本にしては上
はっきり言って、ほかの「覗いた」三部作より質は落ちる。文字は粗くでかいし、俯瞰図も河童ぽくない。とはいえどもほかの本に比べたら格段におもしろいし、おすすめである。

1週間ハワイ

[ 単行本 ]
1週間ハワイ

・山下 マヌー
【メディアファクトリー】
発売日: 2005-04
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 719円〜
1週間ハワイ
山下 マヌー
カスタマー平均評価:  4.5
さくっと読めます。
あっという間に読めて、必要なところは何回も繰り返し。 軽快に楽しく書かれていて、どのエピソードもおもしろいです。
ハワイのいろいろな過ごし方が分かります
1週間のハワイ旅行でどんなことができるかについて書かれています。 ただの観光旅行に飽きて、ローカルの生活を感じてみたいと思っている人には参考になる本だと思います。 後半はややマニアックになっていますが、この本だけでも一般のガイド誌よりもかなりたくさんの情報を得ることができます。 自分もオアフ島は一通り回ったと思っていましたが、まだまだ知らないことの方が多いと感じました。
ただのガイドブックと違います
ガイドブックの一つとして購入しましたが、全然違いました。読み物としてとても楽しめます。
読んでるだけでハワイにトリップしているような気分になりました。
無駄がない!
ハワイに行きたいけど行けないから気分だけでも!と思って購入。本のスタイルもシンプルでいいです。マヌーさんのとぼけた表現も牧野さんのイラストとマッチして最高。誉めすぎか?にしても、ハワイに行けた気分です。行った時には、役立つ身近情報ばっかりだし。一石二鳥!
初めてのハワイにも♪
どんなガイドブックより役に立ったのが、この本。
出発前のホテルの予約から日本へのお土産まで、5・6日間で無駄なくハワイを満喫するためのヒントが詰まっています。
リピーターはもちろん、個人旅行で初めてハワイへ行く方にもオススメです。

九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 -City of Darkness-

[ 大型本 ]
九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 -City of Darkness-

・吉田 一郎 ・尾原 美保
【イースト・プレス】
発売日: 2004-02-21
参考価格: 3,675 円(税込)
販売価格: 3,675 円(税込)
 Amazonポイント: 36 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,260円〜
九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 -City of Darkness- ※一部大型商品を除く
吉田 一郎
尾原 美保
カスタマー平均評価:  4.5
九龍城モノでは一番良い
九龍城本のなかでは一番見応えがあり、面白い。 ただ、おそらく理想と現実のギャップ… リアルではなくファンタジーを求めたいなら少々不満。
ついに読みました!
「一度入ったら出られない」「魔窟」「秘密結社の巣窟」といった都市伝説(特に日本で)で彩られたこの地区が実際どのような所だったのかがよく解ります。  この本から感じられたのは、都市伝説のイメージとは違い、普通の人達が人並の生活や仕事をしていたということでした。あの建物群の異様さばかりを取り上げるマスコミや本がほとんどのの中、実際に住む人達の生活ぶりを主題に取り上げている所がこの本の魅力です。
九龍城ものの大大傑作
九龍城を被写体とした写真集を多く見かけるがその多くは廃墟としての九龍城であり破壊と荒廃のモチーフに彩られているが本作品は住人の生活の場としての九龍である。しかし、生活を被写体とすることによって九龍城の闇はますます深くなり混沌はリアルな精気を帯びてくる。住人は九龍城の部分であり九龍城の化身としての住人である。これはあの「クーロンズゲート」の実写版であり同ゲームのファンは必見の作品である。
奥深い魅力
九龍城砦に惹かれる人は多いだろう。そしてその魅力は、九龍城の持つ謎めいた雰囲気によるところも大きいと思う。しかしこの本は、伝説の魔窟の内部で営まれていた「普通の市民生活」の詳細な写真とレポートだ。写真作品としてなら、本書ではなく宮本隆司氏の「建築の黙示録」「九龍城砦」などを薦める。 本書のように、九龍城内部で営まれていたリアルな生活を描くことは、ともすれば謎めいた幻想を壊して魅力を半減してしまう可能性もあったと思う。しかしこの本を見て感じたのは、リアルな生活に光を当ててしまってもなお色褪せない、九龍城砦という空間のもつ魅力だった。 映像的・建築的好奇心から九龍城に興味を持った人(私自身そうだが)も、この本を手にして幻想の隙間を埋めてしまったとしても、決して興醒めになることはないだろう。九龍城に興味がある人に広く薦められると思う。
空間、におい、感情、野性
九龍城、小さい頃からドラマや映画などを通して名前がよく知っていた。だけど、その空間の中身はどのような状況なのか知らなかった。きっかけは、自分の先生が買った英語版の九龍城と断面図ばかり絵本の2冊だった。写真撮影や説明(内容)が非常に濃くて、読むほど手が離れられないくらい。 九龍城の写真を撮った人は現地人じゃなくて、外国人だった。「えっ?!」くらいびっくりした。現地人にとって既に当たり前のことなので、なかなか自分の住んでいる場所を取らないでしょう。第3者である外国人にとって、生まれ育った母国ではそのような空間を体験したことがなく、九龍城は一つ「宝」空間として探究していく。 暗い・汚い場所の写真撮影は殆どモノクロで行う場合が一般的だと考えられるが、このカラーの撮影では圧倒的に空間の魅力を示した。特に、その採光をうまく考えたじゃないか(もし自分ならどこから撮ればいいのか悩むね)。また、その写真や内容を通して、当時生活している住民の姿や空間のにおいを感じることができる。 そして、グレッグ・ジラードのメッセージでは、彼の反省点(解体前)「どうやって興味ないの人に示すか検討がなかった」。これも一つ勉強になり、これから、他人に興味を示すのに考えないと・・・

南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)

[ 文庫 ]
南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)

・ピーター メイル
【河出書房新社】
発売日: 1996-04
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 100円〜
南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)
ピーター メイル
Peter Mayle
カスタマー平均評価:  4.5
想像という名の旅にでよう!
 1989年に出版、ということはすでに20年近く前の初版。当時の私はプロヴァンスなんてしらなかったけど、本屋でしばしば目にした本書。 古本屋に並ぶようになって手にした。「プロヴァンス」「南仏」今でこそ日本人はあちこちに旅行するようになったけど、 80年代にはまだまだ遠い異国の地だったのではないだろうか。それはイギリス人にとっても同じ。 筆者は優雅でのんびりしたプロヴァンスでの生活を、皮肉ったスパイスを散らしながら描写している。    本書が受けた理由、それはあくまでもプロヴァンスを「都会人」からみた目として描くその視点の斬新さにあったのではないだろう。 のんびりゆったりした時間の流れは、時には都会からきた筆者をいらだたせ、バケーションの時期には傍若無人な来訪者に悩まされる。 これって別にプロヴァンスに限らずどこの避暑地でもありがちな風景でしょう?  とはいえ、プロヴァンス独自の生活スタイル、食事、気候、時間の流れなどせわしない日常を過ごす都会人にとっては優雅で贅沢なものと映るものばかり。 暑い夏の日に、ワインを片手に本書を手にとれば気分はすっかりプロヴァンスです。旅に行く暇がない人ほどおすすめ!!   
訳が残念
内容はおもしろいのだが、あまりにも訳の出来がよくない。この訳のまずさが読解の妨げになり、最後まで読まずにあきらめる人が多いのはもったいない。もっと読みやすい訳で読んでみたい。
こんな本を読んだらプロバンスに行きたくなる

その昔、この本がベストセラーになり、プロバンスブームを巻き起こしたのがどうしてなのか、よく分かった。こんな本を読んだらプロバンスに行きたくる。もっとプロバンスのことが知りたくなる。あるいは、この本を一冊読んだだけでもうプロバンスのことが少しわかったような気になる。この本を読んで、私はフランス語の勉強を始めようかと真剣に考え始めた(もうプロバンスに行く気になっている)。
プロヴァンスの家
せちがらいこの現代において別な生き方もあるのだなと 思わせてくれる桂品。今の生活をすべて捨てて プロヴァンス地方にすみたくなる本。 この本がヒントで、プロヴァンスへ家族旅行をした。 この本がヒントで、プロヴァンス風住宅を作ってしまった。 それぐらい、素敵なライフスタイルへいざなってくれる。
究極の癒しの書
この本が出版され、各国でベストセラーになってからもう長い年月が経過した。それでもまだ売れつづけているそうである。いったいこの本の何が読者にうけるのだろうか。おそらく、つまるところ、読者はこの本に癒しを求めているのではないか。

著者のピーター・メイルは、イギリスの広告業界を捨てて南仏のプロヴァンスに移り住んできた。そこでの田舎の生活、隣人とのふれあい、プロヴァンスの風土、人情、動植物、料理、ワイン…。これらの由無しごとを淡々と書き綴っている。そんなエッセイである。

プロヴァンスでは時間の観念が幅広く、弾力的である。プロヴァンスでは時間がゆっくりと流れている。人には誰でも、心の中にそんなプロヴァンスを持っている。だからこの本が長年読み続けられているのでち! ̄ないか。
あなたも癒しを求めるなら、この本をひもといてごらんなさい。

なお、巻末に料理関係の索引がついている。エッセイの本としてはユニークであるが、プロヴァンスでは、料理はキーワードなのである。


12万円で世界を歩く (朝日文庫)

[ 文庫 ]
12万円で世界を歩く (朝日文庫)

・下川 裕治
【朝日新聞社】
発売日: 1997-02
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 222円〜
12万円で世界を歩く (朝日文庫)
下川 裕治
カスタマー平均評価:  4.5
貧乏旅行の参考書。旅のイメージが湧きます。
沢木耕太郎の「深夜特急」が小説として面白いとするならば、「12万円で世界を歩く」は実用本として面白さがある。文中には多数の写真と共に旅の交通手段や費用が詳細に掲載されており具体的な旅のイメージが掴みやすい。 ヒマヤラ・トレッキング、神戸から揚子江への船旅、北京発ベルリン行き列車の旅、神戸からアテネ、シルクロードの旅などなど、こんなことも出来るのか、こんなことも出来るのか、と目から鱗的な面白さあり。 ただし、本作品は、週間朝日の貧乏旅行連載記事を本にまとめたものであり、「電波少年」的なのりでとにかく企画のコースを走破しようというところばかりに力点がおかれ、旅本来の面白みに欠けるところがある。沢木耕太郎だったら100頁くらい費やしたところが、僅か数行で終わっていたりする。さらりと読み流すところに面白さがあるのかもしれない。
笑撃!12万ぽっきり
12万円って積み立てたお年玉でまかなえる金額じゃあ?りませんか!1ヶ月バイトすれば到達できる給料じゃあ?りませんか!時代はこの本から流れていますが、旅行者にとっては勝負しやすい時代じゃあ?りませんか!きりつめた費用じゃないと見れない物もあるはずさ、YOU行っちゃえば、ガムテープを忘れずに。ラディカルなこの本にはプライスレスな価値があるざんす。
赤貧旅行
赤道直下、ヒマラヤ、カリブ海、乏しい予算で訪れた国は数知れず。タバコ一本、ビール一杯もサイフと相談。トラブルに巻き込まれたり、人の親切が身にしみたり…。そんな旅だからこそ見えてきた人々の素顔や生活と旅の喜怒哀楽を語りつくす、これぞビンボー旅行のバイブルだ。12万円の内訳付き。 普通の人間には真似できない、極貧旅行!!
航空運賃が高い
1990年に出た単行本の文庫化。  貧乏旅行作家として知られる下川氏の実質的なデビュー作。12万円で世界各地を旅行するという過酷な企画。本書をきっかけに、下川氏はアジアを題材とした紀行文を発表するようになったという。  1988-89年に『週刊朝日』に連載されたもので、全12篇が収められている。東南アジア、ネパール、ニューヨーク、キューバ、中国などを訪れているのだが、とにかく航空運賃が高い。それで予算のほとんどを使い切ってしまい、後は極貧生活になる。現在ではだいぶ状況が変わっている(航空運賃の値下げ)が、工夫と根性でなんとかなるものだと教えられた。  雑誌連載ということで、各章がずいぶん短いのが残念。  12回の旅で、同行したカメラマンは10人にのぼる。みんな、二度と嫌だと言って逃げ出したんだろうな。
サラリーマンにこそ読んでほしい
本書を初めて読んだのは高校生のときでした。 社会人になった今でも、読み返すと旅に憧れた日々を思い出します。 「よし、お盆に有給ぶつけて、ちょっとでも長い旅に出ようか」 そんな気持ちにさせてくれる一冊です。

ひとりたび1年生

[ 単行本 ]
ひとりたび1年生

・たかぎ なおこ
【メディアファクトリー】
発売日: 2006-11
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
 Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 296円〜
ひとりたび1年生
たかぎ なおこ
カスタマー平均評価:  4
一人旅の王道コース&パターンの気楽なエッセイ。
著者の近刊のローカルごはんのほうが面白かったので、こちらにも手を伸ばしてみた。 本著は、じゃらんで連載されていたもののうち、「岩手県花巻温泉・長野県善光寺・栃木県日光鬼怒川・神奈川県鎌倉・三重・京都・博多・沖縄」の比較的有名な観光名所をまとめたもの。 マンガと短いエッセイで、飽きずに気楽に、のほほんとページをめくって、ちょっと気弱で小市民的な著者が繰り広げる、美味しい食べ物レポートや旅での地元の人たちとの触れあいを楽しめる。 個人的に、日光、鎌倉、三重、京都に一人旅をしたことがあるが、その経験からすると、本著の該当地域への旅は、 「あー・・・一人旅ならここへ行くよね、そしてそれを食べるよね、あれを見るよね」 という、その地域の「外しちゃならないイロイロ」をそこそこ押さえているので、まあ“ひとり”旅ならば王道のコースとパターン選択かなという印象を持った。 ただ、全体的にどの地域に旅行していても、その地域の観光ガイドや旅行ガイドの範囲内にこぢんまりと収まっちゃうかなあという気がしないでもない。 なので、もうちょっと意外性のある、その土地その土地での隠れた面白さを発見してくれてもいいんじゃないかな、とは思った。 が、しかし。 沖縄編では著者がダイビング講習を受けているのだが、これがなかなか興味深かった。 続編の「ひとりたび2年生」のほうでは、ウィークリーマンションを借りてより多彩な沖縄旅行を繰り広げるのだが、その前振りともいうのだろうか、何度も読んでいるうちについつい沖縄への旅行を調べたくなってしまった(笑)。 何だかんだいって、ついつい何度も読み返してしまう。意外とオススメ。
わりと現実的
仕事柄、一人で出張をすることが多く、そういう意味でも、一人旅はわりと多くしています。 たぶん自分はひとりたび上級生なほうだと思いますが、ちょっとした時の間の持たせ方とかちょっと心細い気持ちというのは共通しているなあと思いました。 この本の最後の方にも書かれていますが、ただそこに行くんじゃなくて、その都度小さいテーマをを持つと俄然一人でも楽しくなります(むしろ人が一緒にいると邪魔だとさえ思えてくる、、)。土地のご飯を食べるというのも目的の一つですよね。たかぎなおこさんが回を重ねるほどにどんどん奔放にマイペースになっていくのがとても楽しかったです。 以前、ご家族のお世話の合間に北欧に一人旅に来たという比較的年配の主婦の方と、飛行機が一緒になったことがあります。静かに話されてましたが非常に満足されている様子で、この方のご家庭はきっと居心地がいいんだろうなあと思ったことがあります。私的には一人旅応援派なので、この本を読んで、ちょっとでも一人旅やってみようかなと思う女子が増えたら、旅先ももっと楽しくなるのかなと思いました。
戸惑いながら旅をしているところが面白い
たかぎさんの本は数冊読んでいるけど、これが一番はまりました。 私もたまに一人で日帰り旅行をしますが、やはりひとりって騒げないし、道に迷っても、ひとりでオロオロしたり、消極的になってしまいます。 たかぎさんの旅もそうで、ドキドキしたり、失敗したりと、共感するところが多かった。 旅に訪れた先も、面白いチョイス。 続編に続くにしたがって、たかぎさん自身がどんな旅上手に成長していくのかも楽しみです。
旅がしたくなる
自分は旅があまり好きじゃないんですが、 この本を読むと旅してみたくなってしまいます。 いつもと同じたかぎさん独特のほのぼの感で、 シンプルなんだけれども要点がよく分かる画風が好きです。 たかぎなおこさんを知らない方のために説明するならば、 ちびまる子ちゃん的な感じの漫画エッセイだと言えば良いでしょうか? 旅における不平不満をあまりネガティブなものとしては描かず、 クスッとした笑いに変えているのがすばらしい。 出てくる食べ物すべてに対して「おいしい」と言っているのも感じが良いです。
おもしろいけど実際は。。
全体的にリアリティがあって面白いけど、(個人的には沖縄編とか) 実際に行動に移そうとはそんなに思いませんでした。 旅って結局個人的な好みが反映されてしまうから、友達の感想みたいな感じで 聞くのはいいけれど、それ以上にはならないかなって感じですね。 たかぎさんが、そのご一人旅をするようになったのかが気になります。。

大人の遊園地

[ 単行本 ]
大人の遊園地

・後藤 裕子
【ブイツーソリューション】
発売日: 2009-06-22
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
大人の遊園地
後藤 裕子
カスタマー平均評価:  5
しみじみと胸に沁みいる
地味な本ではある。 ジャンルとしては旅行記なのだろうが、観光名所が網羅されているわけでもなく、驚くような大事件が起きるわけでもなく、知る人ぞ知る的な穴場情報が満載なわけでもない。 つまり、昨今の紀行本にありがちな、旅情報エッセイや武勇伝ではないのだ。 済州島という韓国の島を旅する筆者の心の動きが時の流れに沿ってひたすらに綴られている。 文章もシンプルだ。すらすらと読むことができ、あっという間にページが進む。 そしていつの間にか読み手は書き手と目線を共有するようになる。まるで一緒に旅をしているような気持ちになる。それが妙に心地よい。 特筆すべきなのは、文章に一貫してなんともいえない「もの哀しさ」が漂っていることだ。そしてそれが不思議に心地よいのだ。癒しという言葉は手垢がつきすぎで好きではないが、それは確かに一種の種の癒しの体感である。 淡々と進んでいく旅の時間は、終盤の「大人の遊園地」の章で一気に動きを見せ、迫力ある心理描写へと結実する。この章の色彩感溢れる文章の美しさは圧倒的である。 帯には「大人に捧げる」と書かれている。確かに人生簡単じゃないと分かっている大人だからこそ頷ける共感ポイントがいくつもある。旅の中で、人の心や佇まいを丁寧に感じることで得られる心の慰めが、本書のメッセージであろうか。 近ごろ読みたい本がないと感じている「大人」に、こっそり耳打ちして勧めたい佳作である。
静かな感動です
一気に読み終えて、静かな感動が起きました。チェジュの青い空と、碧い海を思いました。 文章が綺麗で、言葉がすっと心に染み渡りました。「静かな」と言うのは、どうしてだろうと考えました。それは、この本全体に流れる、寂寥感ではないかと。作品の終盤、「心の底から笑いながら、私は突然、猛烈に哀しくなった」とありました。「日本からずっと抱えてきた苦しさ。心の中の消えない冷たい石。」とも書かれています。私たち読者は、想像で計るしかないのですが、その寂寥感が、つむがれる言葉の数々で、静かな感動を呼んだのではないかと思うのです。作者の真摯な、言葉。これは、旅行本ではなく、紀行文ではなく、ひとつの、珠玉の物語です。チェジュの空と、海と、人々と、一人の作家の感性が、紡いだ、「物語り」だと思うのです。
1260円で体験できる充実の旅!
旅行が好きで、ああどこか行きたいと思いながらも、現実にはなかなか時間がとれません。 済州島もとても行きたい場所なのですが、ガイドブックを買うところまではいってもその先に進みません。 ペ・ヨンジュンのファンなので、この著者が出した本はすべて読みました。 1つのドラマを深く分析する洞察力と文章力に感動していました。 ですから正直に言うとこの本もペ・ヨンジュンのドラマの話が出てくるのかな?という期待もあって読み始めたのです。 でも、この本を読むことによって手に入ったのは、ドラマ撮影などの裏話ではなく、心に残る旅の経験でした。 自分が本当に旅行に行くよりもなんだかじっくりと旅というものを味わえたような気さえしました。 あとがきに書かれている、旅の「再生の力の普遍」というものを想像すると元気が沸きます。 いつか、そんな旅がしてみたいです。
韓国語訳を熱望!
文章がとにかくうまいのです。そしてきれいです。 何より感動したのが、旅の中で出会った人たちへの作者の目線がすごく優しいことです。 この本をチェジュの人たちが、そして韓国の人たちが読んだらきっとすごく嬉しいはずです。 日本の人が自分たちをこんな風に見ているんだと知ったら、日本にもっと親しみを感じてくれるでしょう。 この本は、ぜひ韓国語版を作ってほしいです。
チェジュ好き
ガイドブックを片手に、チェジュに行ったことがある。 本に載った店で食べ、決まったルートしか行ってなかった記憶がある。 「大人の遊園地」は旅行エッセイだ。 韓国チェジュの空気、人、食べ物、いろんなことを連想させてくれた。 旅って、いいな??????。 !!熱烈推薦!!

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク