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[ 文庫 ]
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冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫)
・ジム・ロジャーズ
【日本経済新聞社】
発売日: 2004-03-02
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・ジム・ロジャーズ
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カスタマー平均評価: 4.5
人生は短い、遠くまで行け、そして考えよ 「投資先を探す」ために旅行に出るのなら、死にそうな目にあいながらシベリア横断やサハラ砂漠縦断をする必要はない。その部分は国際投資とは何の関係もない。ジム・ロジャーズは純粋に「冒険をしたいから」地を這うようにしてバイクで世界を巡ったのだなあ、と実感。
あくまで「おまけ」で途中通過したアフリカや中米、ニュージーランドを投資対象として考えるようになった、という感じ。ただし、その「おまけ」部分でも本気度がビリビリと伝わってくるほど、彼は生粋の「投資家」なのだけど。
訳者あとがきを読むと、日本語化、さらに文庫化の際に本文がかなり削られているらしい。もったいない。せっかくだから原書を探してみたくなった。そして、こんな旅ができたらいいな、と心底思う。なるべく飛行機を使わず、レンタカーやバス・列車を駆使して1年以上かけての世界一周。でも、そのためには、まずはお金をためなきゃ。
この本の解説を書いた村上龍がもらったサインに添えられた言葉
「人生は短い。遠くまで行け、そして深く考えよ」
座右の銘とさせていただきます。
旅と知性について考えさせられる本 私はバイク乗りだが、なぜかバイク旅行記というジャンルが苦手である。あるものは、原付でアジア横断にチャレンジ!など、妙にチャレンジングなだけが売りであったり、またあるものは旅先で温泉に入って食事している写真を紹介していくだけであったり。そう、極端に青臭いかオヤジ臭いかのどちらなのだ。しかしそんな先入観を覆す素晴らしいバイク旅行記に出会えた。それが本書だ。
本書は、かつてジョージ・ソロスの片腕としてヘッジファンドの運用で辣腕を振るい、巨額の富を築いた投資家ジム・ロジャーズが、恋人と共にBMWのバイクで世界中を旅するというもの。旅はイギリスをスタートし、ヨーロッパ?アフリカ?アジア?南米?北米と世界を一周する。この途中日本にも立ち寄っている。外国人の目から見たバブルまっただ中の日本の描写、新鮮だ。
凡百のバイク旅行家と違うのは、彼が極めて鋭い目を持った投資家であるということ。旅先の国で得た印象に基づき、将来性が見込め、かつまだ投資が進んでいない国であると判断すると、金融機関に出向いて口座を開いたり、アメリカ本国の自分の会社に指事を出して、自らその国に投資をしてしまうのだ。また逆にその国の将来性が危ういと感じた場合は潔く旅先で資金の引き上げの指事を出す。バイク旅行=貧乏旅行、のイメージが強かった私にとって、この金持ちならではの旅行スタイルは痛快だった。彼にとって旅行とは、ただの遊びではなく、男としての生き様をかけた、自らの生業の一環なのだ。
旅というのは、何かしらの判断基準を持って行うことで、より実りあるものになる、と私は思う。それは歴史の知識だったり、食事であったり、美術への関心であったりと様々だが、この本はそんなところに、この国は投資に適するか、という判断という新たな視点があることを教えてくれた。もちろん片や世界最高レベルの投資家、片や一介の旅行者に過ぎないので、見る目は全く及ばないのだが、私の旅行のスタイルにもささやかながら影響を与えてくれた本と言っても過言ではない。
本書は日経ビジネス文庫から出ている。そのためビジネス・投資の本のくくりになるようだが、それだけに留まらず、旅ということの楽しさ、旅先での知性の働かせ方を教えてくれる、とても素晴らしい本である。ただ邦訳の際、バイク関係の文章が大幅に削除されてしまったのが残念だ。ビジネス書の範疇におさめるため仕方ない事だったのだろうが、この点、バイク旅行記としてのよさが削がれてしまっているので、減点して4点。全部を通して読むために、いずれは原書にチャレンジしてみようと思う。
素晴らしい この本に出会うか、出会わないかで、人生は大きく変わるだろう。
ぜひ皆様に読んで欲しい一冊です。
http://ryogarden.com/blog/
こんな話を聞きたかったのです 著名投資家ジムロジャーズのバイクでの世界一周を描いた紀行文。著者は冒険投資家を名乗っているので、紀行文と呼んでは失礼でしょうか、冒険記と紹介するほうが喜んでもらえるかもしれません。
投資本を読み漁っていた時期がありましたが、投資家の紀行文を読んでもしかたないかな、知りたいのは引退した投資家の旅の記録なんかじゃなくて投資手法なんだよなんて感じもあって長く手が伸びませんでした。
でも、それは間違いでした。
この本には、ジムロジャーズの投資の真髄が詰まっています。そう、こんな話が聞きたかったのです。
ジムロジャーズは、旅先で様々なものを見聞きし、歴史的・地理的観点から思索を続けます、そして長期的な視点からいいものを安く買っていく。安いだけではだめで、長期的な好転の兆しが必要だと彼は行っていますが。
ジムロジャーズが「投資本」を書くとすれば、結果としてこういうスタイルを採らざるを得なかったのです。
この本は、優れた投資本であると同時に、優れた歴史書でもあります。1990代の世界を生き生きと描いた優れた歴史書。書かれたときに読んでも面白かったでしょうが、20年を経た今読むのも、読むタイミングとしては悪くない。もしかしたら、今読んだほうが面白いかもしれません。
行く先々で、ジムロジャーズは、地理的歴史的視点から、現状を分析し、地域の未来を思い描きます。彼が、20年前に描いた未来図と現在とを比べるとき、彼の洞察力に驚かされます。優れた投資家の長期的視点ってこんな風なんですね。いや、すごいです。
繰り返しになりますが、この本は、最高に良質な、投資本であり、歴史書だと思います
。そう、こんな話を聞きたかったのです
通貨の原則を知る 「大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代 」の著者でもあるジム・ロジャーズの冒険記1作目。村上龍氏、絶賛。面白い
「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 」を読んだ後に、本書を読んだためそこまでの新鮮味はなかったものの、変わらず、ジム(親しみを込めて呼び捨て...)の鋭い世界観を窺い知ることができた。旅行記としても面白く、ビクトリア瀑布やイグアスの滝など、世界三大瀑布に興味を持つことができた。海外旅行にいく前に、ジムの世界観をあらかじめ確認してから行くと、実り多き旅になるだろう。
特に、自国の通貨(米ドル)と他国の通貨に対する洞察には脱帽です。外貨を得ることの意味をいまいち理解していませんでしたが、本書を含め、冒険記2作を読むことで、単純に海外から何かを買うことができなくなる、というシンプルな原理が分かってきました。
村上龍氏の解説で心に残ったジムの言葉 "人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ"
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[ 単行本 ]
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B18 地球の歩き方 カナダ東部 2009~2010
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-09-20
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,190円〜
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・地球の歩き方編集室
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カスタマー平均評価: 5
モントリオールに3度 カナダ東部は、モントリオールに3度行きました。
一度はトロント経由ですが、2度はシカゴ経由だったと思います。
1度は、サーズ(病気)が流行っている頃で、
マレーシア航空で、マレーシアから日本を経由した乗り継ぎ便だったので、
中国人などと一緒に、検疫を強化するためにカメラ撮影のある列にならば去れました。
欧米人は、列にならぶことなく、入国できました。
カナダで、サーズの発症した例があったからでした。
普段、安全、衛生にいかに心がけているかが、大事だということを経験しました。
モントリオールでは、現地の方が早朝、丘に歩いて登ろうという計画をたててくださいました。
日の出を、モントリオールの丘で眺めました。
空気がきれいで、カナダの自然を満喫することができました。
大都市でも、少し歩けば、自然に触れることができるということは、外国の人に経験してもらうのは大事だと思いました。
地球の歩き方を以って、集合場所まで行くのに、道は2度間違えてしまいました。
方角、通りの名前をそれぞれ勘違いしたためです。
その町についたら、基点とする場所と、地図の位置を確認するのが大切だと思いました。
ちょうど、町では、花のバッチを売っていたので、あれは何かと聞いたら、第二次世界大戦の際の義勇軍に参加してなくなった人を悼むためのものとのことでした。
赤毛のアンの映画で、アンの結婚で、戦争が出てきた意味が分かりました。
カナダにも、戦争の心の傷跡が残っているのだと。
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[ 新書 ]
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ひとり歩きの登山技術 [ヤマケイ山学選書]
・工藤 隆雄
【山と溪谷社】
発売日: 2008-03-19
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 438円〜
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・工藤 隆雄 ・松下 佳正
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カスタマー平均評価: 4
一人歩きの楽しさが伝わってきます。 一人で山歩きをする素晴らしさ!!
誰にも遠慮することなく、自分のペースを大事にできる、そんな山歩きの醍醐味を知りつくした筆者の思いが伝わってきて、山登りに行こう!!という気持ちが湧いてきます。
また、山登りで気をつけておかなければいけないことも、網羅されており、初心者にもよく分かります。もちろん、技術的な詳細は、講習なり、専門書を参照する必要がありますが。
軽く読めて、山登りへ誘ってくれる一冊です。
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[ 文庫 ]
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狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)
・佐瀬 稔
【中央公論社】
発売日: 1998-11
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 314円〜
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・佐瀬 稔
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カスタマー平均評価: 4.5
現代が失ってしまった何か 森田勝のような人生を今の人々は歩むことは出来ないと思う。決して一流の人ではない。
K2で一次アタック隊に入らなかったが故に下山してしまった下りなどを読んでも、彼が
現代の社会で受け入れられるとは到底思えない。
でも、僕らはどんなに渇望しても森田のような人生は歩めない。そういう意味ではとても
幸せな人だと思う。本作は非常に良く出来た力作だが、登山用語を多発しており、初心者
には読むのが辛いかも、という視点でマイナス1点にさせて頂きました。
孤独、しかし人を愛すが故の孤独 お馴染みの佐瀬 稔(著)のシリーズ。
長谷川恒夫などシリーズを通して他の登山家が登場するので、合わせて読むと登山家の対比や登山家同士の葛藤ややり取りが垣間見れて面白い。
自分のやりたいことをやり抜きとおし、一見究極のわがままにも見える彼の行動。
しかし、彼はひたすら自分の夢に没頭していく。
それが故に周りからは反発をくらい、山岳会にもなじめず、自身の信念を曲げてまでも他人と折れ合うことを妥協できなかった男ではあるが、決して人が嫌いになって山の世界に入っていったわけではない。
若い頃は棘があり癖があったが、後年には人々のことを思い性格もだいぶ丸くなったことからも、そのことがわかる。
絶えず妥協をして生きている現代人にとって、どこかで忘れてしまった何か大切なものを教えてくれるようだ。
究極の求道者 『神々の山嶺』の羽生丈二(ビカール・サン)のモデルとなった森田勝の話。
究極の求道者といって差し支えないだろう。
その一方で、純粋すぎるが故に人を傷つけてしまうなど、幼稚ともいえる人間性も記されている。
スポーツを志したことがある人なら憧れるであろう妥協しない姿勢に憧れる。その反面、家族を持つ者としてはどうかという疑問も同時に湧く。このような人物がいたこと自体、スゴいことだと思う。
我慢できなかった人 1980年に山と渓谷社から出た単行本の文庫化。
稀代のクライマーであった森田勝の生涯をドキュメンタリー風に描いた一冊。森田の特異な性格がすごい迫力で描かれており、圧倒された。
森田は子どものような男だった。自分の好きなものにはのめり込んでいくが、嫌いなものはすぐに放り出してしまう。他人への気遣いなどは微塵もなく、自分の思い通りに行かないとすぐに拗ねてしまう。そうした性格は時に素晴らしい登山家を生み出す。しかし、やはり超一流にはなれないのだ。森田も栄光を掴むことは出来ず、悲劇の死を迎える。
人間ドラマとしての傑作だと思う。
とはいえ、身近に森田のような男がいたら、とても耐えられないだろう。
現代人の忘れ去った何か 森田勝は、我が身の不遇に対する怒りをぶつけるため、情熱の全てを山に賭ける。 その執念は、恐ろしいほど激しい。特に、「谷川岳滝沢第三スラブの積雪期初登攀」神話はすさまじい。 金銭的理由で山岳会の海外遠征に同行できない悔しさを晴らすために、登り尽くされた谷川岳のバリエーションルートの中から誰も見向きもしない危険だけのルートで初登攀を為す。山以外での社会生活は困窮を極め、何人かの友人(ザイルパートナー)も去っていく。 それでも、着実に努力し続け登山家としての地位を築いてゆくが、彼の後世は不運続きだった。 1 初めての海外遠征では一冬に三大北壁(アイガー、マッターホルン、グランドジョラス)を一機に登ろうと試みるが、最初のアイガーで隊員の怪我のため敗退 2 第二次RCCエベレスト登山隊に選抜され、秋季南壁ルート登頂を狙うも、悪天候による隊の方針変更で敗退 3 K2では1次アタック隊の人選に漏れ、個人的感情から勝手に下山してしまうという、規律違反を犯してしまう。 4 そして、長谷川恒男を意識し続けたグランドジョラスである。 彼の三大北壁登攀の動向に刺激され、彼より先のグランドジョラス初登を狙うが、瀕死の重症を負い敗退する。 そして、あきらめきれずに自身のため翌年再挑戦するも、遂に命を落とすのである。 激しく彼を突き動かしていた山への執念は、常人の想像を超えたものである。 夢枕獏著「神々の山嶺」の羽生は、森田がモデルであろう。 森田の人間臭さ、執念に、現代人の忘れ去った何かを感じさせられる。
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[ 文庫 ]
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新版・完全 「東海道五十三次」 ガイド (講談社+α文庫)
・東海道ネットワークの会
【講談社】
発売日: 2005-08-23
参考価格: 780 円(税込)
販売価格: 780 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 773円〜
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・東海道ネットワークの会
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カスタマー平均評価: 5
地図の改善を望む 還暦を超えた母がこれを使って京都まで完歩しました。
私も一部同道しましたが、その際の感想として、
・街道筋の名勝・旧跡などの情報は充実しており十分楽しめます。
・おみやげ・名物もよく書かれています。
・厚い(通常の文庫本2?3冊分)ので、無理矢理でないと
ポケットには入りません。
・見た目より重いです。上下巻に自ら加工するといいかも。
そして、
・地図が中途半端に簡略化された感があり見にくい。
文庫本で内容を充実する姿勢はよいのですが、地図で
調整してほしくない・・
これを持って旅に出るときには、事前に一度きちんとした地図で
ルートの確認をした方がよいです(当然ではありますが)。
地図さえよければ★10コでもいいのですが。次の改訂で
ぜひ改善をお願いします。
実際に役に立ちました この夏、実際この本を使って旧東海道を旅しました。
自転車で、しかも京都から東京に向かっての旅でしたので、本来の使い方ではなかったのかもしれませんが、
ルート図を参考に、それぞれの街道沿いの名所等も写真に納めながら楽しく旅ができました。
コンパクトな大きさと、適度な説明で使い便利という点ではとても有効でした。
ただ、上述したように逆から進んでいったためときどき道を間違えることがありました。
特に東京側から見て「つきあたりを右」といった記載箇所ではよくルートをはずれてしまい
旅の後半はそういった箇所では逐一とまって確認して進みました。
とはいえ、旅が終わってぼろぼろになりながらもこの夏の大変よい思い出づくりに貢献してくれました。
きっとこの本を相棒に旅に出られる方がまだまだ出てくるだろうと思います。
(峠越えなどは徒歩で行かれることをおすすめします・・・自転車をかついではとても大変でした)
読んでいたら歩きたくなって来た! NHKの街道てくてく旅を観ていたら段々と東海道に興味を持ってしまいました。東海道についての本を検索していたら、この本を見つけました。コンパクトなわりに豊富な情報量にびっくりしました。この本を持って東海道を歩いてみたいと思いました。
持ち歩きに最適の良書 情報は詳細かつ簡潔。ガイドブックとしてのポイントを押さえた作り。文庫本サイズなので持ち歩くのに便利。また、実際に旧街道を歩いているような臨場感がある。
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[ 単行本 ]
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WORLD JOURNEY
・高橋 歩
【A-Works】
発売日: 2005-09-08
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 124円〜
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・高橋 歩
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カスタマー平均評価: 3.5
ロストジェネレーションのバイブル 著者は、自分を器用な人間だと豪語しているが、それはたった今成功している(ように思えている)結果論でしかない。
夢を叶えるというのは、すばらしく聞こえるが、所詮夢とは人間の我欲である。
強欲な人間は、その人間性が話し方や声に現れる。 彼の著書でそれを思い知ることができる。
世界一周をしていながら、結局は自分の半径1メートルの世界での欲を追い続けている。
いつまでも、「自分さがし」の旅を続けているのである。
彼が、某有名音楽プロデューサーのように、某政治家のように、某IT社長のように、一時の栄華に酔いしれ好きなことが自由にできることを勘違いしないことを祈る。
世界一周は、なにもすごいことではない。
どんなに世界で陰の部分をみても、日本に帰ってきて「やっぱ日本はいいよね」と言うのが本音ではないだろうか。
家があり、家族があり、お金があるひとが、世界一周をする =「道楽」
著者は,すべてを捨ててというが、必要なものがそろった上での間違いではないか?
道楽を超えたものを、帰国後の今の人生に反映させているのだ、だからすごい!
と思える世界一周の旅を求めている人には不向きな内容である。
駄本。お金がもったいない。 いつも通り、写真でページ数を稼いでいます。
内容はゼロ。人生経験の少ない若者をターゲットに商売してます。
若い人は買ったすぐ後は満足するかもしれないが、3年後、5年後、すぐにいらなくなるだろう。未熟者・無責任な人しか感動できない。
軽薄な内容 高校生の時買って旅行に行きたい!という気持ちにさせられました。
だけど今改めて読み直すとなんて軽薄な本なんだろうと思いました。
携帯小説と近い雰囲気がします。(少ない文字、わかり易い想像力を必要としない表現)
べつに携帯小説も全部否定するわけではないんだけど
若い子にこれをあてがうのは、ちょっとどうなんだろう…と完全に自分を
棚上げして思います。
こういう本は、いわゆる本を読む人が書いてあってほしい内容がかいてある本であって、
本当は出版される前に大人がストップをかけるべきなんだと思います。
少なくとも公に会社が出版するような内容じゃない。
(利益優先だからこんな本も出版されるんだろうけど。資源がもったいない)
それこそ日記か、ホームページででも書いてたほうがいいです。
写真は結構好きでした。
高橋歩が苦手でも、この本自体は役立ちます! 海外に行くのが好きなので、この著者の本を5冊ぐらい図書館で借りてきて読みました。
でも、この著者自身は、『オレオレのナルシスト』で、はっきり言って嫌いです。
その中で唯一買ったのがこの本(中古だけど)。
この本は著者本人のページが少なく、複数の人の意見が載っていて、なおかつ世界一周旅行券の紹介も豊富なので参考になります。
「お金について」とか「行く前にすること」とか現実的な項目が多かったのも役立ちました。
あと、いつもは著者からの目線でしか紹介されていない奥さんのサヤカさんのページがあったのも良かった。
『無鉄砲なドリーマー』をこっそり現実的にサポートしていた事(予防接種を受けさせたり、ビザが必要な国を調べたり)が窺われ、やっぱり一人じゃどうしようも無かったんちゃうん、ということが分かって納得しました。
もし著者の他の本を読んで、同じように無鉄砲な旅をしよう!と意気込んでいる人がいたらぜひ読んで欲しいです。
実はちゃんと用意して行かんとあかん事もあるんや!って分かると思うから。
☆?1の理由は、複数の人の意見を採用しているのは魅力だけど、その人たちは基本的にネット上に旅行ブログなどを持っている人たちなので、年齢の幅が限られている(主に20?30代)事と、ブログを見てコンタクトを取っただけというのは、ずいぶんお手軽&お安い取材したんだなぁ、と思ったからです。
エッセーと思うべき 著者の書いてある文章は主観的で、感想の枠を出ていないように思います。
所々にあるほかの経験者の方の声や、国ごとの挨拶なども載っていますが実際に行こうとしている人のためというよりは、予備知識として知っていると良いんじゃないだろうか。と言うような情報なので、
最初の方に「この本は、世界を自由に放浪したい人に贈る本だ」
と書かれてはいますが……
写真も全てが著者の物では無いようですし、文章などの「高橋歩」さんは無視をして、デザインや写真、ちょっとした豆知識を楽しむエッセーとしてなら、お勧めします。
けれど参考書として買うつもりならあまりお勧めは出来ません。
私は買う前に本を読んで知った上で買いましたが、著者の書き方があまり得意ではない人もいると思うので、確認をすることもお勧めします。
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[ ムック ]
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一流ホテルのつくり方 (エイムック 1686)
・Real Design(リアルデザイン)編集部
【エイ出版社】
発売日: 2009-02-27
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,100円〜
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・Real Design(リアルデザイン)編集部
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カスタマー平均評価: 4
日本的モダニズムがわかりました☆ シンプルかつ上質なインテリアやアメニティがみられます。
自分が泊まるならこのホテルがいいなあ、このホテルは外国人が喜びそう、などと考えながらめくるのが楽しい。
一流や高級、という言葉はこういうことを指すのだなあ、と思いました。
現時点においてホテル業界は大変厳しい状況ですが、このクオリティを保って欲しいです。
また、このようなホテルがあるということが、日本の宝だと思いました。
お手軽現実逃避に最適 眠りにつく前にベッドでぱらぱらとページをめくりながら現実逃避に耽るのに持ってこい。
馴染みのホテルに滞在しているときの「現実世界から距離を置いてリラックスしている感」の10分の1くらいは味わえる、かな。収録されてるのはスイートばっかりという実用性の低さも、なんちゃって現実逃避にはちょうどいい。
憧れの一流ホテルの中身 少しがんばってでも、一流ホテルに泊まってみたい。
でも、お部屋やサービスなど(HPなどで多少垣間見れるにしても)具体的にはどんな内容なのでしょうか…?
人物はほとんど登場せず、おもにインテリアやアイテムを切り口にホテルを紹介しています。
高級感溢れる部屋、優雅なバスルーム、こだわりのアメニティと小物、高層階から望む景色など、たくさんの美しい写真から、ラグジュアリーな気分を味わうことができます。
特集としてスイーツとデリが掲載されていましたが、各ホテルの朝食も紹介して欲しかったです。
一流ホテルの中でも、一流のお部屋を見ることができる1冊です。
料金を見るとそうそう泊まれるお値段ではないのですが…、いつか本当に泊まってみたいと思っている人、リッチな気分を味わいたい人におすすめです。
ホテル好きにはお役立ちです ホテル好き、インテリア好き、ホテル関係者にはお勧めの一冊。
各ホテルがこだわりぬいたスイートルームとアメニティなど
に焦点をおき、写真をふんだんに載せたマガジン風の本。
ホテルのサービス、料理などの情報については
最小限にとどめめられている。
ホテルのHPで得られるような写真や情報と重複することもなく、
独自の目線で、そのホテル特有の「趣のある空間」を
イメージさせるような内容となっており、
特に奥行きのある写真が多く掲載され印象に残る。
マガジン風なので、1500円という値段はやや高く感じるが、
これだけの一流ホテルのスイートルームを一挙に体感できるのだから
ホテル業界で働く人は1冊は持っていても損はないだろう。
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[ 単行本 ]
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東京周辺自転車散歩
・和田 義弥 ・自転車人編集部
【山と溪谷社】
発売日: 2008-03
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,203円〜
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・和田 義弥 ・自転車人編集部
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カスタマー平均評価: 5
はとバスコースを自転車で! 急な休みや半日休みなど出来たときにこの本片手に、東京見物を自転車でやるって面白いですよ。時間の空き具合によって隣接するコース2つ廻ったり出来ますし、都心の渋滞や駐車場の心配もなしにスイスイ進めます。 はとバスコースのようなド真ん中なコースから、新たな発見が出来るようなポタリングルートまで色々乗ってます。 掲載されてるルートマップが小さいので。詳細地図をコピーしてコースをペン入れしとくと、ルートからうっかり外れても安心です。
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[ 文庫 ]
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12万円で世界を歩く (朝日文庫)
・下川 裕治
【朝日新聞社】
発売日: 1997-02
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 222円〜
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・下川 裕治
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カスタマー平均評価: 4.5
貧乏旅行の参考書。旅のイメージが湧きます。 沢木耕太郎の「深夜特急」が小説として面白いとするならば、「12万円で世界を歩く」は実用本として面白さがある。文中には多数の写真と共に旅の交通手段や費用が詳細に掲載されており具体的な旅のイメージが掴みやすい。
ヒマヤラ・トレッキング、神戸から揚子江への船旅、北京発ベルリン行き列車の旅、神戸からアテネ、シルクロードの旅などなど、こんなことも出来るのか、こんなことも出来るのか、と目から鱗的な面白さあり。
ただし、本作品は、週間朝日の貧乏旅行連載記事を本にまとめたものであり、「電波少年」的なのりでとにかく企画のコースを走破しようというところばかりに力点がおかれ、旅本来の面白みに欠けるところがある。沢木耕太郎だったら100頁くらい費やしたところが、僅か数行で終わっていたりする。さらりと読み流すところに面白さがあるのかもしれない。
笑撃!12万ぽっきり 12万円って積み立てたお年玉でまかなえる金額じゃあ?りませんか!1ヶ月バイトすれば到達できる給料じゃあ?りませんか!時代はこの本から流れていますが、旅行者にとっては勝負しやすい時代じゃあ?りませんか!きりつめた費用じゃないと見れない物もあるはずさ、YOU行っちゃえば、ガムテープを忘れずに。ラディカルなこの本にはプライスレスな価値があるざんす。
赤貧旅行 赤道直下、ヒマラヤ、カリブ海、乏しい予算で訪れた国は数知れず。タバコ一本、ビール一杯もサイフと相談。トラブルに巻き込まれたり、人の親切が身にしみたり…。そんな旅だからこそ見えてきた人々の素顔や生活と旅の喜怒哀楽を語りつくす、これぞビンボー旅行のバイブルだ。12万円の内訳付き。
普通の人間には真似できない、極貧旅行!!
航空運賃が高い 1990年に出た単行本の文庫化。
貧乏旅行作家として知られる下川氏の実質的なデビュー作。12万円で世界各地を旅行するという過酷な企画。本書をきっかけに、下川氏はアジアを題材とした紀行文を発表するようになったという。
1988-89年に『週刊朝日』に連載されたもので、全12篇が収められている。東南アジア、ネパール、ニューヨーク、キューバ、中国などを訪れているのだが、とにかく航空運賃が高い。それで予算のほとんどを使い切ってしまい、後は極貧生活になる。現在ではだいぶ状況が変わっている(航空運賃の値下げ)が、工夫と根性でなんとかなるものだと教えられた。
雑誌連載ということで、各章がずいぶん短いのが残念。
12回の旅で、同行したカメラマンは10人にのぼる。みんな、二度と嫌だと言って逃げ出したんだろうな。
サラリーマンにこそ読んでほしい 本書を初めて読んだのは高校生のときでした。
社会人になった今でも、読み返すと旅に憧れた日々を思い出します。
「よし、お盆に有給ぶつけて、ちょっとでも長い旅に出ようか」
そんな気持ちにさせてくれる一冊です。
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[ 単行本 ]
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304 地球の歩き方 リゾート テーマパークinオーランド (地球の歩き方リゾート)
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-03-01
参考価格: 1,827 円(税込)
販売価格: 1,827 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,265円〜
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・地球の歩き方編集室
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カスタマー平均評価: 0
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