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[ 単行本 ]
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東京ディズニーランドマル得口コミ情報とっておきガイド
・ディズニーリゾート研究会
【メイツ出版】
発売日: 2009-06
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
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・ディズニーリゾート研究会
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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乙女の東京―洋菓子・和菓子店、ホテル・旅館、美術館・博物館、雑貨・化粧品…乙女心の東京案内 (マーブルブックス)
・甲斐 みのり
【マーブルトロン】
発売日: 2007-07
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 698円〜
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・甲斐 みのり
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カスタマー平均評価: 4
オリーヴとか。 オリーヴとか、そういう系のものが好きな方に
うってつけの東京ガイド本となっています。
食事処、カフェ、建物、ショッピングバッグ、
お土産など、るるぶなどにある
「東京」とは全然違いますし、
ミッドタウンや六本木ヒルズも載っていません。
山の上ホテルや月光荘、洋菓子のウエスト、
上野の国際こども図書館、
そういったものが好きな方でなおかつ
まだ行ったことのない方には、
住所、連絡先なども載っているので
特にオススメしたいです。
また、写真がとってもきれいで、
眺めているだけでも楽しいです。
これを見ながら東京みやげを選ぶのも
楽しいかも知れません。
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[ 文庫 ]
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鳥頭紀行 ジャングル編―どこへ行っても三歩で忘れる (角川文庫)
・西原 理恵子 ・勝谷 誠彦
【角川書店】
発売日: 2002-07
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 50円〜
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・西原 理恵子 ・勝谷 誠彦
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カスタマー平均評価: 4
鴨ちゃんとの出会い、釣り人西原女史 西原さんの漫画と勝谷さんらの文章(カメラマン)で綴る、アマゾン釣りの旅と一部台湾編。
釣りする小説家が開高健であれば、釣りする女流漫画家は西原理恵子女史であろう。
それにしても波乱万丈の旅であり、酒、酒、そしてたまに仕事という羨ましいばかりのストーリーである。
開高さん的には「オーパ」なのである。
この旅で鴨志田さん(ビデオ担当、故人)は西田さんにプロポーズし結婚することになり、その後離婚、喪主として葬儀を行ったとされる。
西原さんも勝谷さんも、今や不動の地位をメディアで築き挙げたように思います。更なる飛躍を期待しています。
どこまでできるのか? 西原理恵子の本は何かを目的をもって読むものではない。
あまりに馬鹿な旅(かなり脚色されていると思うが…)であり、同行者と結婚までしてしまう。こういう本は二度と手に取らないかと思った。
でも手に取ることがある。
誰でもこういうことをしてみたい、という夢があるはずだが、私の場合この本がそれに当たる(らしい)。ゆっくり落ち着いて読むものではなく、ちょっと空いた時間に読む、というより眺めるもの(それはトイレの中だったりする。失礼!)
馬鹿はなろうと思ってなれるものではなく、正直に生きていけることが羨ましいのかも知れない。
みんな若かったんだなあ… あの「緑の地獄」アマゾンで前後不覚になるまで泥酔するわ、川の水をそのまんま飲むわ、
ワニやピラニアのいる川に無防備に飛び込むわ、船上で倒れて熱帯の太陽で火ぶくれになるわ、
改めて見ても、みなさん無茶苦茶やってます。
サイバラはもちろんのこと、かっちゃんこと勝谷誠彦氏も、今から考えられないほど体張ってます。
よくまあ無事で戻ってこれたものだと感心しますが、これが若さというものなのでしょうか。
もう10年も前の話なんですよね…。
体力的にはすごくきついんだろうけれど、楽しい思い出になる旅行だったんだろうなということが、
本の端々から伝わってくる…のは、鴨ちゃんが故人となった今だからかもしれません。
評価については、登場人物に思い入れのある人ならこれぐらい、ということです。
そうでなければ、星1つ減らした方がいいかもしれません。
おもしろいです! 勝谷さんの冗長な文体は余り好きではないし
虫のお兄さんもそう文章が上手いとも思えないのですが、
西原と3人。一つの旅行でこんなに全員言う事が違ってて
いいんでしょうか?
非常にこの一点だけでも面白いです。
西原にもド級変人扱いされたはせぴょんの
奇行については、今までの本ではそうふれられていませんでしたが
今回は勝谷さんがジャンジャン暴いています。っていうか
勝谷さんの別荘話、これよく商業誌に掲載できたなぁ・・・。驚き。
最初は鴨ちゃんはせぴょん狙いだったのか?
西原という大魚をつり上げられて良かったね。
超いい加減な旅 1998年にスターツ出版から出た単行本の文庫化。西原氏の漫画を楽しみたい人は、単行本を購入した方が良いと思う。
本書のほとんどはアマゾンへの旅で、終わりの方に申し訳程度に「ベトナム編」と「台湾編」が収められている。
紀行文とはいうものの、旅行記として読むのは間違い。西原氏を始めとする参加者・スタッフの壊れっぷりを楽しむのが本筋。人間、ここまで変になれるのかと驚愕する。こんな悲惨な世界を「笑い」に転換できる西原氏は、ある意味で転載だと思う。
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[ 文庫 ]
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文庫判 東京都市図 (文庫判)
【昭文社】
発売日: 2009-01-12
参考価格: 750 円(税込)
販売価格: 750 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 212円〜
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カスタマー平均評価: 5
このサイズで、この情報量は満足ですが、ちょっと改善も 地図だけでなく、終電や乗り換え案内と、便利な情報もあります。駅名索引がにあり、続いて駅を中心とした周辺図(拡大地図)です。でも索引との連携が無いので、意外と使いづらい。私鉄、地下鉄、JRとの乗り入れついての解説もあれば良いかな。ようするに東京の鉄道はこうなっていると言う概説がほしい。また地下街や駅ビルについての情報、フロアガイドやお店の紹介などもあれば、待ち合わせに便利だと思います。そうなると「ぴあmap」のようになるか。
最近使った経験ですと、九段下あたりが使いづらかったです。上野駅周辺も、もう少し詳しいと良いかも。羽田空港を単独で取り上げても良いと思います。
とは言うものの、便利です。
これさえあれば大丈夫 東京に引っ越してきて、早3年
見知らぬ土地で生活するのに、この地図は必須アイテムでした
電車の乗り換えも、ちょっとした散歩にも大活躍です
仕事で外出することも多いので、平日はいつも鞄の中に入れてあります
休日に「?に遊びに行こう!」となったら、まず地図で調べて行きかたを決めるのが普通になっています
ネットでも地図は見れるし、印刷もできるけど、やっぱり紙媒体には勝てないなーと思う今日この頃です。
携帯できて、道も建物も詳しい!
かなり詳しく載っています。 私があまりに方向音痴なのでプレゼントに頂きました。 古布でカバーを付けて持ち歩いたら、行きたいところも増えてきました。
コンパクトで便利な地図 出かけるときポケットに忍ばせるにはやや大きいが(冬のコートなんかだとすっぽり入る)、カバンに入れるには丁度良い大きさ。 6万分の1と3万分の1の地図で東京のほぼ全域を覆い、主要都市部は5千分のTと1.5万分のTの地図で詳細を見せてくれる。3万分の1の地図にはコンビニや主要な店舗が載っているので目印にもなり大変便利。 主要駅については構内の案内図もあって便利(但し、数ヶ月で駅内外の様子ががらりと変わることもあるので要注意)。また「地下鉄のりかえ案内」は、どの駅で何線に乗り換えるには何両目に乗ればよいかが一目で分かる。車両編成が変わることもあるが、大体どこら辺に乗れば良いかが分かり時間の節約になる。 文庫サイズなので一枚の地図が小さいというデメリットはあるが、大小の縮尺の地図がうまく配列されているので、それほど不自由は感じない。自動車やバイクだけでなく自転車、歩行者にも使えるコンパクトで便利な地図。
これさえあれば 就職活動で街をいろいろ歩くときに便利さを実感。常に鞄に入れていました。 今でも、初めての場所に行くときには必ず携帯します。 上野駅から秋葉原まで歩いたり、ちょっと隣の駅まであるいてみようかなんて冒険もこれさえあれば・・・。
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[ 単行本 ]
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ホスピタリティの教科書
・林田 正光
【あさ出版】
発売日: 2006-01-23
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 97円〜
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・林田 正光
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カスタマー平均評価: 3.5
お客様に「媚びる」のではなく「大切に」=ホスピタリティとみた リッツカールトンで営業統括支配人、太閤園、彦根キャッスルホテル
などでも支配人とか社長とかやられました著者のホスピタリティ哲学。
学ぶことが多い。読みやすい本。
お客様への最高のおもてなし、それこそがホスピタリティ。
ではその中味はなにか?
それは、心ですね。これが結論です。
マニュアルとかには書けない、人様へのおもてなしと言うものは、頭
で分かるものではなく、身体で、学ぶものですね。
ルールがこうですよ、とあったとしても、臨機応変にその場その時
その方に相応しい、もっともよい対応をしていくこと。たとえ通常のルー
ルと違っていても、やらねばならぬときも出てくる。
そんなことを学びました。お客様に「媚びる」のではなく「大切に」これ
ハッとしました。
これでは教科書にならない 内容も既存の資料に寄せ集めといった感あり。どこかで聞いたことのある話ばかりで、焼き直しが多い。特に、「一流ホテルでは」という記述が多いが、あまりにも安易である。これでは、まったく参考書にならない。
教科書と言えるほどでも 著者の「リッツ・カールトンで学んだ?」に続き購読したが、特に目新しい内容はなく、逆に失望させられる部分もあった。他の書籍の目次を見ても基本コンセプトは同じであり、タイトルをいろいろと変えて出版しているだけのような気がしてしまう。これぞと思う書籍を1冊読めば、著者の言わんとしていることは理解できると思う。
一方、本書の後半には、「まずは外見を見ましょう。(中略)ちゃんとした仕事をしていて、お金の支払いもよさそうな、これから自分が付き合うべきお客様を見きわめなければならない」(P87?)、「中小企業の社長からの宴会のオファーをやんわり断るために、相場よりも少々高い金額を提示した」(P131?)、その他「一流ホテルでは?」という表現が目立つ。
前著では「ノーと言わないサービス」などと言っていたが、所詮それは「トップ5%のお客に対する態度なのでは?」と疑いたくなる。そぐわないお客に対しては、上述のように自分の中で事実上ノーと言ってしまっている。顧客を見る目も大切かもしれないが、ホスピタリティの教科書(?)でこのようなことを書いては全く説得力がない。
サービスに格差をつけるのはよいが、ホスピタリティというマインドに差をつけてはならないと思う。一人ひとりに対してどれだけ誠実に向き合えるがホスピタリティの原点なのではないのか。
ホスピタリティの原点は、本書にあるように「気くばり」と「心くばり」にあり、加えて「自分がして欲しいことを他人にもできる」というマインド、さらに「お客様に喜んでもらうことに喜びを感じる心(性格)が備わっているか」かが大切だと思う。
ホスピタリティ関連書籍では、イブニングドレスを試着したいというホームレスの女性に気に入るまで何度も試着を手伝ってあげるというエピソードがあった、米デパートのノードストロームの理念の方が個人的には共感できる。「サービスが伝説になる時 ベッツィ・サンダース(ダイヤモンド社)P15」
接客業だけでなく、全ての方にオススメ リッツ・カールトンと言えばホテルなので、接客しないから関係ないと思って読まないのは勿体ない本です。
なにより構成がとても読みやすいようにされているので是非読んでください。
この本は、ホスピタリティ(こころのこもったおもてなし)について書かれています。
なんだ、そんなことはとっくにやっているよ。と思うでしょうがそれが意外とできていないのだとこの本を読むと痛感させられるでしょう。
果たして本当に心がこもっているでしょうか?少し胸に手を当てて考えてください。そのおもてなしはマニュアルに記載されているから
やっているだけではないでしょうか。もし当てはまるなら是非よんで見てください。本当のサービスとはどのようなものかが分かるはず
です。
そしてサービスとは接客業だけに必要なことでしょうか。決してそうではないと思います。お客様は社内にもいるからです。つまり、狭
くは従業員、広くは仕入れ業者のことです。これは専門的には人的資源の話になりますが、仕事の質は仕事に対する満足であるとは
思わないでしょうか。自分の経験に当てはめて見てください。やる気があるときは、どんなに苦手なものでも人並以上のことができたり
した記憶は無いでしょうか。つまり、部下のやるきを引き出すために、サービスを与えるのは必要なのです。
では、そのサービスとはなんなのでしょうか。それが飲み会や、慰安旅行、ゴルフだとは決して思わないで下さい。
飲み会は部下の懐を寂しくし、慰安旅行よりプライベートを大切にしたいかもしれない。ゴルフでは全力勝負を楽しめない。などなどあ
なたが思っているサービスとは実は全然部下にとってはありがたくないものであるケースがとてもよくあります。部下のやる気を出した
い方は是非読んでください。
しかし、管理職ではないから関係ないと思ってる人もいると思います。しかし、この本は仕事を生きがいにするための実体験が書いてあ
ります。もし今は仕事に満足していても、いつか失敗してやる気がでないときもあるでしょう。また、全てが順風満帆の方はいづれ管
理職、もしくは経営者になるでしょう。つまり、今管理職でなくてもこの本には読む価値があると思います。
なお、私が読んだたくさんのビジネス界の成功者の方々のインタビューで、この著者が書いていることはよく述べられています。故に自己
啓発にも役に立つのではないでしょうか。意外と知らないサービスについても知ることができるでしょう。
是非一度読んでみてください。
接客業の参考書として役に立ちます ショールームで高級キッチンを販売していますが、お客様の層が富裕層や高所得者層、こだわりの層であるため、接客の仕方や考え方の参考になります。
管轄するショールームの担当者に配布しましたが、分かり易く書かれているので全員が読んでくれています。
ホテル関係だけではなく、接客業関係の全てのジャンルでお勧めできるのではないでしょうか。
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[ 単行本 ]
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東京ディズニーランド完全ガイド 第6版 (東京in Pocket 20)
【講談社】
発売日: 2009-02-24
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 647円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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南海楽園―タヒチ、バリ、モルジブ…サーフィン一人旅 (講談社文庫)
・武田 圭
【講談社】
発売日: 2000-06
参考価格: 790 円(税込)
販売価格: 790 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 100円〜
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・武田 圭
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カスタマー平均評価: 5
バカンスまでの時間つぶしあるいは移動中の楽しみ 自分でお金を稼いで好きなことをする。贅沢という人もいるかもしれないが、そういう人にこそ読んで頂きたいです。一生懸命働いたら、オフは切り替えて好きなことをしようと思う本です。ただ、やはりサーフィンをやらない人間には想像できない用語もあり。青い海と人とのコミュニケーションが大好きな人は飛行機の友にもってこいだと思います
とっても面白いです! こちらのレビューを見て購入しました。 私自身、サーフィンをした事もする気もないのですが、それでもとても楽しく読ませていただきました。 いい波を探して旅をする、その過程がとてもテンポ良く書かれています。 爽快感があって、忘れていた何かを思い出させてくれるような、素敵な本です。
バーチュアル (サーフ) トリップ! 私自身はサーフィンはしないのですが、島や海のある場所に旅行するのが好きなので、面白そうだなと思って購入してみました。読んでいると、まるで自分が旅行に出かけているような感覚になります。サーフィンの話も面白いですが、旅行に出かけるプロセスや、旅行中の現地の人との関わりあいなど、興味深く読めました。
サーフィンの面白さというよりは 文句なしに面白い一冊。 湘南の海で生まれ育ち、サーフィンとともに生きてきた著者。サラリーマンではあるが、休暇のたびに海外の巨大な波を求めて出掛けていく。タヒチ、ブラジル、レユニオン、バリ、オーストラリア、コスタリカ、ニュージーランド、サモア、トンガ、モルジブ。 良い波に出会えることもあれば期待はずれに終わることもある。しかし波を求めて旅すること自体が楽しい。 正直に言ってサーフィンそのものの魅力はあまり伝わってこない。しかし波を求めるひたむきさ、波を見つけた喜びが素直に伝わってきて一気に読み終えてしまった。
これは最高です! この本を読んでいると自然と「ニヤニヤ」してしまいます。 まだ見ぬ海外の波を求める手始めに読むと参考になるのでは? とにかく海外トリップしたくなるような内容です。 是非!!おすすめでーす!!!
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[ 単行本 ]
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俵屋の不思議
・村松 友視
【世界文化社】
発売日: 1999-04
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 584円〜
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・村松 友視
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カスタマー平均評価: 4
最強の京都本の一つ 最強の京都本の一つである。
村松友視はいわずと知れた直木賞作家。
独特の切り口と語り口でファンが多い。
俵屋は、京都麩屋町の高級和風旅館。サルトル、バーンスタイン、ヒッチコックなど超セレブ級のセレブが泊まることで知られる。
その村松友視と俵屋のコラボレーションである。
村松が俵屋をルポするのではなく、村松と俵屋がガップリ四つに組んだ共同作品。どちらが主体/客体ではなく、主客一体の「超作品」なのである。
村松はその独特の文体で、俵屋に関わる様々な人々の生き様と、俵屋に寄せる思いを描き出す。
出入りの職人たち、商人たち、従業員たち。
いずれも京都の市井に生きる一線級の人々だが、村松の筆によって「超一線級」に浮かび上がる。
村松の筆が彼らを生かし、彼らによって生かされる。
俵屋は彼ら(村松を含む)を生かし、彼らによって生かされるのだ。
そう、俵屋は単なる旅館ではなく、アイコン、偶像、いやもしかしたら俵屋に関わる多くの人々の人格から成る一個の「超人格」なのである。
収録されている写真の数々も素晴らしく、「超表紙級」の唐紙のカバーも俵屋そのものである。
世界を向いている俵屋の美意識 純日本風でありながら日本人からみても新鮮で、別世界の空気さえ感じる俵屋。(残念ながら、行ったことはありませんが。)本書の写真をパラパラ眺めただけでは、俵屋のしつらえは「外国人がみたニッポン」を意識しているのではないか?と感じないこともない。しかし、文章を読めば俵屋は最上級の「日本の心」を表わしているのだということが分かる。日本文化(心)を世界で使う方法の見本のようだと感じた。 また本書は装釘がが素晴らしい。表紙カバーの美しさ、俵屋の美意識のおすそ分けだ。
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[ 単行本 ]
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加賀屋の流儀 極上のおもてなしとは
・細井 勝
【PHP研究所】
発売日: 2006-08-26
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 283円〜
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・細井 勝
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カスタマー平均評価: 4.5
ドキュメンタリーとして、よく描けている。旅館にも興味がわいた。 ドキュメンタリーとして、とてもよく描けていると感じたのだが、ちょっとウェットというか泣かせ系の味で、加賀屋バンザイ本すぎる感じもした。
おそらく読み返すことはないと思うので、星はみっつにした。
本書を読んで、ものは試しに泊まってみたくはなったのだが、お値段がお値段なのでなかなかふんぎれない。
お客様へのサービスをどのような心構えでやるのか?中小企業の経営をどういったスタンスで、従業員のモチベーションを高くしていくのか?
そういったところは、読み応えがあった。
日本一の旅館とは、どれくらいの水準なのか 従業員を大切にすることと、日々の仕事を確実に手抜き無くこなすという事が、「加賀屋」の要諦であるという感想を持った。
そして、「加賀屋」が、他の旅館と違うのは、従業員が、それぞれの言葉で自分の業務や旅館業というものについて、考えているという姿勢だろうと思う。
「旅館として、当たり前のことを、日々、確実に地道にこなす努力を怠らない」
「加賀屋のサービスの三分の二は、客室係に負うことが大きいのです。女性の戦力化に勝る旅館経営のツボは、ないのかもしれません」
―と、いうように自分の業種や仕事について、それぞれが何らかの見解を持っている。
それに、客室係の評価=旅館の評判という本質に、いち早く気づいて、客室係を旅館全部で支援する体制を作っていくという選択と集中が上手くなされている。
様々なお客の高級旅館に対する全ての欲求を満たさないにしても、ツボをおさえておけば、大多数の満足は得られるということが分かった。
体験とのギャップ 何度か加賀屋に宿泊しましたが、それほど良い思い出は残っていません。この本にせよ、イメージ戦略が非常に上手な旅館だという気がします。サービス業界に生きる者にとって、そこは大いに見習うべきかもしれません。
オイラは、加賀屋のある街の生まれだ!
毎度の、ビビッとセンテンス集
◆第一章
・本から得る知識より、人生の陰影を感じさせるお客様たちへの接客経験を通じて成長していきたい
・一杯のお茶でも気持ちを込めていれるとおいしくなる
・館内を説明しながら客室まで案内する間に、一人一人のお客の背丈や身幅を目測
・担当する部屋の宿泊客の地元知識を仕込んでおく
・荷物も電車の座席まで持ち運んでくれる
・満足を越えた、感動
◆第二章
・開湯1200年
・和倉の名前の由来 ?湯が沸く浦という表現から生まれたと考えられている
・給料はお客様から頂戴している
・気持ちの先回り
・スキでなければ、いい仕事はできない
・一度は席を立って、つくして探してみる
・1回100円もらえるぐらいの気持ちで下げなさい
・学歴で仕事は食べていけません
◆第三章
・目には見えない、お客様の後ろにいるまだ観ぬお客様の存在
・心を共有
・‘察して’動く
・働く意欲は、働きやすい環境から
・上にあがればあがるほど、腰を低くする。
・社長が「今日は誕生日だったね」と声をかける
・人は感情で動く
・最初に抹茶をだすときも、誰が目上の人なのか見極める必要がある
・心の注ぎ方
・「てきぱき」しているから、「ゆったり」が生まれる。
・基本プラスα
◆第四章
・たった一人のお客様
・都会で出せない食材をどれだけ多く出していけるか。
・一人十色
・最後の一分で評価は台無し
・自分の目で確認
◆第五章
・クレームの解決は、チェックアウトまでに
・お客様が、カラスは白、といえば白色になる
・百円の珈琲よりも、一杯の酒
・加賀屋という舞台の芸人
・ホテルは‘空間’、旅館は‘時間’
・旅館の経営は、ニュートラル
・共感を共有
・ギャップ
・当たり前のことを当たり前に
・アナログの感性
◆第六章
・お客様が大切だから、社員の幸せを願う
・おし富士山が二番目の山だったら、誰もその名前は知らないかもしれません
・ロングテンジ
ESを満たすことが、先決。
極上のおもてなしとは
一気に読んでしまったほど引きつけられたのは
きっとこの本で紹介されている
石川県能登半島の和倉温泉にある
「加賀屋」さんの経営姿勢から
今の私が様々なことを教えられていたからに違いありません
加賀屋への感謝の手紙は宿泊した人たちの感動を私たちにも教えてくれます
「プロが選ぶ日本のホテル旅館100選」に20年以上も日本一を守り続ける理由は
「客室十戒」「一客入魂」の精神が形だけではなく
そこで働く皆さんの体の中の隅々まで行き渡っているからこそであろうと
感じさせてくれます
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[ 単行本 ]
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海外旅行が変わる ホテルの常識 (地球の歩き方Books)
・奥谷 啓介
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-07-11
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 680円〜
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・奥谷 啓介
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カスタマー平均評価: 4.5
次回ちょっと試してみたくなる「常識」にいくつか出あえた
著者は1960年東京出身で現在はニューヨーク在住。複数の外資系高級ホテルを経て、1994年からNYのプラザホテルに10年間務めた人物。NYプラザホテルといえば、85年のG5による円高ドル安に向けたプラザ合意の舞台となった場所。残念ながら著者はその頃はまだ別のホテルに勤めていたので、プラザ合意の舞台裏話は本書には登場しません。
本書はまず、ホテル・スタッフの興味深い裏事情について教えてくれます。
ベルボーイやドアマンよりもハウスキーパーの方が基本給が高いというのは意外な事実です。ベルボーイたちは直接宿泊客と接する機会があるのでその分チップを期待できるが、ハウスキーパーはそうではないというのが理由だとか。
コンセルジュとは別にゲスト・リレーションとよばれるVIP対応専用のスタッフや、バトラーというさらにゲストの身近に待機して「パーソナルタッチのサービス」を提供するスタッフがいるというのは初めて知りました。もちろんVIPではない私には縁遠い存在ですが。
そんな私にも今後使えるかもしれない、NYのホテルを上手に利用するコツがいくつか紹介されています。
大都市のホテルでは観光客よりもビジネスマンの方が金離れが良いと見られているので、予約を入れる際に滞在の目的を聞かれたら「商用」と答えるべき。「観光」と答えると、混み合っている時には満室だと断られる危険があるとか。
外で購入した飲み物を冷やすにはミニバーを使うのではなく、その上にのっているバケツを持って廊下にある製氷機から氷を持ってきて利用する。
アメリカ人相手に商談する時はなめられないように高級ホテルに宿泊する。また靴もよく磨いておくこと。
バイキング宴会は量が多めに用意されるので、ウエイターがサーブしてくれる形式のディナーより割高になる。
NYに限らず、次回海外へ旅する機会にちょっと試してみたくなる情報がうれしい一冊でした。
郷に入れば郷に従え
思えば日本には素晴らしいことわざがあったものだ。
若いときにはあちこち外国を旅行したけれど、
若気の至りというべきか
日本人島社会的センスで歩いていたんだなあ、
と、この本を読みながら顔を赤く染めた。
たとえば日本人にはなじみのない「チップ」というもの。
ただ単にいくらくらいをあげればいいということだけではなく、
チップの習慣によって
その仕事に携る人たちの暮らしが成り立っている、ということを
著者はていねいに説く。
この本は単にアメリカに滞在するときのホテルの常識だけではなく、
その迎え入れる側のホスピタリティの奥深さをあげて、
じゅうぶんにホテルライフ、ひいてはその国の文化を楽しんでほしい、
という意気込みと愛情を伝えている。
冷徹なガイドブック 2作目にしてわかったことだが、
著者は日米比較論をぶちあげたいのではないようだ。
以下、著者の気持ちになって書いてみよう。<バカ
比較文化論?
は?
パードン?
比較しても意味がない。
比較など必要がない。
アメリカに行くならアメリカに従わないと、
損するのは自分です、ってことですよ。
アメリカに行く目的はなんですか。
観光ならば、楽しみたいでしょう。
ビジネスなら、優位に運びたいでしょう。
であるならば、
日本人論や、人生論を語るのは日本に帰ってからどうぞ。
より高みの満足を得たいならば、
この本を読んで、しっかりアメリカの理屈を覚えて、
心安らかに、目的を全うすることです。
わたしは、あなたが、
本来の目的を全うするに肝心なことを、伝授します。
あなたが勉強するために書いてる訳じゃないですよ。
それだったら、他にも腐るほど出てますよ。
わたしの本は、あなたが得するための道具です。
使い倒してこそ、真価を発揮します。
それができないなら、そこまでです。
・・・・・・・・・
思うに、
こんなに冷徹なガイドブックはないでしょう。
「これがわからないと、イマイチ君だかんな。一生な。」
と突き放していますから。
知らなかった、という無知は、
知るというパスポートを手にしたら、
後戻りはできない。
著者の言うとおりに実践したら、
おそらく、それはそれは見事な自分に会えるでしょう。
わたしはいつの日か、
この本のすべてに挑戦しますよ。
読み終えたら、
もう一度、序章を読み返すことをお勧めします。
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