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[ 単行本 ]
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メモリークエスト
・高野 秀行
【幻冬舎】
発売日: 2009-04
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 750円〜
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・高野 秀行
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カスタマー平均評価: 4
おすすめ とにかく、面白い。
内容が、くだらないのが良い。高野氏らしい本である。
彼も、歳をとり、こういう本を書くようになったと言うことである。
彼には、今後も、どんどん、このようなとてつもない発想の本を
書いてもらいたい。
忙しい仕事をしている人、疲れた人に是非、読んでもらいたい。
うーんなんか違うぞ 高野氏の魅力はどえらい目に遭いながら非常に抑制がきいた文章で描くところに笑いと魅力があるのですが、本書はなんかハシャギ過ぎというか、ノリが良すぎて違和感が。まるで椎名誠になってしまったようで、残念。
あなたの思い出、代わりに探します! 「面白秘境探検家」高野秀行。著作は「幻の怪獣」探索の冒険モノから、四畳半下宿を舞台にした青春モノまで幅広いけれど、この本は少し異色。
「他人の思い出(メモリー)を私が代わりに探す(クエスト)!」
という幻冬舎サイトのネタを単行本化したもの。要は過去に出会ったけれど音信不通になってしまった外国人を、本人の代わりに探しに行こう、という企画。タイ、セーシェル、南アフリカ、セルビアの4カ国計5つのミッションの顛末は本書を読んでもらうとして、読んでいて何が面白いかというと「彼のキモチの振幅を観察すること」だったりする。
一瞬前は
「アフリカ・コンゴのことならまかせとけ!」
とか言っているのに、ちょっとうまくいかないことがあると
「ああ、こんなことするんじゃなかった。もっと準備しておけばよかった」
などと反省する。そして思わぬ進展があったら、またすぐに
「ああ、オレはついてる!」
と前のめりになる。そんなソーウツ気味な著者の、行き当たりばったりで危なっかしい探検を読むのは、大変楽しい。
これはおもしろい。異色の旅エピソード。 探検のツワモノである著者が一般の方々から記憶探しの依頼を受けて、世界中を飛び回りその足跡を辿るという異色のバックパッカー本です。
こういった企画をするという発想自体がニッチであり、本書のおもしろさはこの旅のプロセスにあります。
本書に出てくる記憶探しの依頼内容は他人からみれば、そんなに固執するようなものでもないですが、依頼者にとってはいつまでも記憶に引っかかるとても印象深いことであり、それを著者が真摯に受け止めて目的を敢行するといったところに旅の意義があるようです。
ただ、多少はシャレがかっているようですが、単に見つけた見つけないだけの結果に留まらず、記憶を辿る旅のプロセスでは苦労があり、笑いがあり、みごとに探せるかどうかという不安とのこころの葛藤や落ち込み、行き当たりばったりのサプライズがありで、それらに関して数々のエピソードが実によく描かれています。
しかも単なるおふざけのネタ本に終わるのではなく、訪れた国々の社会的背景や現地事情をきっちりと説明してあり、まじめな取り組み姿勢が伺えます。
高野秀行らしい企画 タイトルからも紹介文からもイメージが湧かず、高野秀行ファンという理由だけで買ってみた。
読み始めると超面白い。雑誌上で募集した「探して欲しい記憶の人」のリクエストの中から、著者が興味を惹かれたターゲットを探しに行く企画。応募者が高野氏を知っているので、ターゲットはかなり個性的。
わずかな手がかりを頼りにターゲットを探す著者が、行く先々で現地人や運転手を巻き込んで右往左往、一喜一憂する様子は高野作品でおなじみ。地味な展開がほとんどなく、多くの偶然や幸運、ひらめきによって事態がコミカルかつスピーディーに展開する。探し当てたターゲットの現在の写真がいい味を出している。
成功した探索と諦めた探索の計5話。このうち1話が、自分の古い知人を探す旅に勝手に変更されているのは御愛嬌だが、全体的に幸運すぎる印象がある。続編希望。
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[ 単行本 ]
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和魂米才のホテルマネジメント―グローバルスタンダードの成功法則
・近藤 寛和
【オータパブリケイションズ】
発売日: 2008-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,100円〜
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・近藤 寛和
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カスタマー平均評価: 5
当然のことを、言われてみれば出来ていない 書評 和魂米才のホテルマネジメント 近藤寛和著 オータパブリケイションズ
副題に、グローバル スタンダードの成功法則 とある。
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズの取締役オペレーション上級責任者である、飯島幸親(いいじまゆきちか)氏の半生にわたる、米国マリオットホテルと横浜ベイシェラトンでの体験と深い洞察から得られた、ホテルマネジメントの成功鉄則が詳述されている。
著者の近藤氏は、成功するホテル運営のセオリーを導き出したかったようだ。氏はリーダーシップ、アグレッシブ・サービスなどの7項目を、日本のホテル業界に欠けているポイントとしているが、いずれも言われてみれば当然のことばかり。しかし、頭で分かっていても実施するにはそれなりの決断が必要なことばかり。ホテル運営ばかりでなく、一般の企業運営に当てはめてもすべて該当することばかり。ホテル業界のみならず、幅広くすべての組織人にとって有益な本。
因みに小生は、今日、上記のホテルを訪れて普通にサービスを受けてきた。やはり、そつのないスムーズなサービスが提供されていたように感じた。
確認するべき ホテル業界の方だけでなく飲食業に携わる方、オーナーから
第一線のスタッフまでが読んで、現在のホテルマネージメント
の問題点と対策の確認でき、参考になる良書であると思います。
特にこれからを担う若者には是非ともお薦めしたい。
あなたの将来に違いをもたらす一冊だと思いますよ。
私は電車を降り、ホームに出ても読み続けてしまう本には
なかなか出会わないのですが本書がその一冊になった理由は
著者と飯島氏の「業界の発展に役立ちたい」という熱い志が
伝わってきたからだと思います。
本物の「ハート」を持つ人 調理部門からスタートしてGMにまで登りつめる。しかも海外で…、想像を絶するといっていいほど衝撃的な内容でした。意欲さえあれば、誰にでも機会が与えられている米国流のホテル運営というのも新鮮に写りました。日本でも海外のファンドに所有されるホテルが増えており、それまでと劇的にホテル運営が変化しています。それは「何故なのか」また「何をすればよいのか」多くのヒントが隠されているように思いました。
日本のホテルでは、仕事ができない、あるいはしなくても、なんとなく存在感だけで重要なポストに就いているような例が多いのですが、これからはそういうわけにはいかないということを実感しました。何をおいても数字を深く読む能力が必要不可欠のようです。
多くの読者の方は、成功の部分に惹かれるとは思うのですが、私は初期の頃、米国での会議恐怖症?になる部分とか、後半の横浜のホテルで、レストランの食器の合理的な下げ方が、それでもなお生粋の料飲スタッフには受け入れられない部分とか単に成功物語として綺麗ごとになっていないところに感心しました。
「ホテルはこうあるべき」という固定観念が最大の弊害という部分に大いに共感いたします。サービス業に携わる人間に大切なのは、まず「ハート」だと思うのですが、飯島氏は本物の「ハート」を持ったホテリエだと思います。それに共感した著者が、広くホテル業界にその存在を知らしめたいという意欲が全体に満ちて痛快な書となりました。
生き抜く。 勉強になります。
良い本を世の中に発表してくださり、本当にありがとうございます。
本の角を18箇所折って、読み返すときの目印にしました。
私は米国企業で働いて22年になりますが、米国本社からは常に、他のアジア諸国に比して給与の高い日本人スタッフを使う意味合いは何か? という問いかけをされます。
3年後にはあっと驚くような全社(世界)戦略が実行されて、日本人スタッフの職が激減するのではないか? という緊張感の下に日々仕事をしています。
私が異業種であるホスピテリティ産業向けの勉強をしているもの、この3年後の大転換を想定してのことです。
ホテルマネジメントの本を読んで、自分のこととして想いを巡らせていました。
ものすごく中身の濃い1冊です。
「レジェンド」なのに、とても近しい人 「もの凄いホテリエなのに、決して雲の上の人」というイメージにならない。とても温かく、とても近しい人と思えるこそ、ここまで人が付いてくるのだろう。
ものすごく正直で、天才ではない努力の人。
この人が出来たのに、どうして自分に出来ない理由など見つけられるだろう。
近藤寛和氏の素晴らしい文章も、結構な分量を一気に読ませてくれた。
多くの大切にしたいメッセージを発見出来たが、中でも特にリーダーの資質について飯島氏が話す箇所が、個人的には一番心に響いた。
「明日からもう一度、初心に返って自分の仕事振りを見直してみよう」と、強く思う。
この本に出会えた事、近藤氏を通じて飯島幸親氏と出会えた事に、心から感謝する。
Can Do Spirit を大切にしていこう。
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[ 文庫 ]
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青春を山に賭けて (文春文庫)
・植村 直己
【文藝春秋】
発売日: 2008-07-10
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 278円〜
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・植村 直己
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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自分の会社をつくるということ
・経沢 香保子
【ダイヤモンド社】
発売日: 2005-06-24
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・経沢 香保子
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カスタマー平均評価: 3.5
納得の内容 仕事に対する理念がしっかりしていてぶれていない。凛としたものを感じる。実践的行動的な良書。
まとまっていない感じ ご本人が今までやってこられたことを余すところなく書いたという感じの本。
経営に必要な視点や参考になることも書いてはあるが、内容としては、まったくまとまっていない。
ただ単に、自分が思っていることをダーっと書きましたという本の構成です。
読み終わった後に、論理が通ってなくてすっきりしない感じでした。(私は・・。)
女性で起業を目指す方にとって、お手本になるとは思いますが、この本一冊だけで何かを決めるというのは、して欲しくないと思うのが正直な感想です。
売上1億円 年収3000万円 「売上1億円 年収3000万円」というコンセプトがいいです。
もうこれだけで満足できた1冊です。
今すぐに実行できるアイディアも多々あり、起業を本気で考えた人が読むととても価値があると思います。
経沢さんのようなしなやかな人が世の中に増えたら面白そうですね。
これからの時代の女性起業家が世界を変える可能性を感じました。
肝心なことが欠落…? この著書を知った当初から、なんとなく(何故かは不明)新品を購入する気がせず、意外に早めに中古で安価で出たのでそれを購入。読んでみて、なるほど、女性にはわかりやすい文章で起業への”とっかかりの困難さ”を少しでも解消される所は飲み込める。しかしながら、ここは肝心といった部下へのメンタル部分に関する内容はずさん。文章の中に、退職した社員のことについて「ハッキリ言って、ついてこれないんです」という表現がありましたが、経営をする者、そして管理者たる者は決してこういう表現はしてはならないと思います。その”ついてこれない”人をどう向上させるか、が経営者・管理者の役目なのではないでしょうか。「個」事件の後の最近のブログも、また同じ過ちを繰り返していると感じています。頑張り屋の社長と拝見していただけに、本当に残念です。以上、一経営者より。
値段下がるのはえ? 売れた本なので目にした人も多いはず。
女性起業家の書いた本。内容は起業するまでの流れというかコツが書いてあります。
書き手にはそれなりの理論というか、哲学があります。それが本を読んでて伝ってきました。
HP(も見ている)のブログに書いてあるようなことは本には書いてありません。ブログをみるとアクティブな日常を過ごしているのがわかります。
ただ、感性というかその時々の感覚的なものが強く筆者の内面に影響を及ぼしているのが特徴。メイクも髪型も服装も、そして筆者のセンスというものもコロコロ変わっている。この本を今読むと「なんじゃこりゃ?」というのが多々ありますが、ま、仕方がないと思う。
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[ 単行本 ]
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すごい海外旅行術 ガイドブックには絶対載っていない100+1の法則
・青山 尚輝
【講談社】
発売日: 2008-07-07
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 820円〜
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・青山 尚輝
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カスタマー平均評価: 4
タイトルどおり、「すごい」と言っても過言ではないアドバイスがてんこ盛り この本はお勧めです。いや、掛け値なしに「すごい海外旅行術」が満載といって良いでしょう。
私も学生時代に海外個人旅行を始めてからかれこれ23年になりますが、この本で著者の青山尚輝が書いていることの90%は、私がこれまでの試行錯誤の末に実践するようになった海外旅行術と全く同じなのです。
まさに同好の士を見つけたような感覚を味わったその海外旅行術とは以下のものです。
快適なフライトを楽しむために最適な座席とは、機内前方の通路側の席。それがなぜかは本書にあたってもらうとして、私は確かに選択の余地がある限りはこの席をリクエストすることにしています。
またホテルは、割安で良い部屋を確保できるのでホテル直営のネットサイトを通じて予約することにしています。
さらに、年会費が多少高くても海外旅行保険が付帯されている上級クレジットカードを持つべし、というのも6年ほど前から実践しています。
一方、私にとっても目からうろこが落ちるような新しい情報もありました。
例えばスーツケースにつけるタグを自作するというアドバイスはなかなか勉強になります。私は自分の氏名と日本での住所しか表記していませんが、著者によると旅先で紛失した場合を想定して、宿泊先ホテルと携帯電話の番号を書いたタグを旅行のたびに自作するべきだというのです。これはぜひ次回実践してみようと思います。
その携帯電話も、去年から海外でも使用できるものを持つようになりましたが、現地に長く滞在している人のように見えるので盗難防止に役立つというのは知りませんでした。窃盗犯はすぐに警察に通報できそうな人物を標的にしないというのです。
ただし、本書掲載のとっさの英語フレーズだけはいただけません。文法上の誤りが多くて、通じないというほどではないにしても、消費者からお金を取る商品に載せる英語としては少々お粗末でした。
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[ 単行本 ]
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いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))
・石田 ゆうすけ
【実業之日本社】
発売日: 2005-01
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 788円〜
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・石田 ゆうすけ
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カスタマー平均評価: 4.5
切り口がユニーク 題名からしてユニークだが、内容も切り口がユニークでよい。
普通旅の記録や本というものは時系列に沿ってある程度の主観を交えながら淡々と伝えていく形式が多いが、この本はテーマを設けてそのテーマに沿って自身の体験を交えて描いている。
テーマを絞って書いているため、目次を見て興味があるところから読んでいけるし、テーマがはっきりしている分、述べられていることも分かりやすい。
新しい発送に4つ星をあげたい。
喉に引っかかった骨が取れたような感じ 「行かずに死ねるか!」で、7年半かけた
世界一周自転車旅行を描いた石田ゆうすけさんが、
同じ旅行を違う切り口で描いた作品です。
切り口は「世界で一番○○だったのはどこ?」です。
前作は時間の流れに沿って大旅行のスケールを感じさせ、
自分自身の旅の心境と旅行先で会った仲間を中心に
全体がストーリー性のある作品に成っています。
それに対してこの作品は世界一の遺跡、
世界一メシがうまい国など、いくつかのテーマで
良い面悪い面、両方の面で心に残った国、場所、物、人を
旅の順路と関係なく描いています。
読む順番としては「行かずに死ねるか!」を
先に読むのが絶対お勧めです。
読後感としては「行かずに死ねるか!」は面白いんだけど
大旅行のほんの一部を垣間見ただけのような感覚が残り、
残りの部分をもっと知りたいという思いが残ります。
「いちばん危険なトイレといちばんの星空」は
その知りたかった部分のおいしい所が書かれており、
しかも切り口が違うので二番煎じにまったくならず、
喉に引っかかった骨が取れたような感じがします。
前作『行かずに死ねるか』を読んでなくても、充分楽しめます。 旅本の多くは、その度を順を追って書き連ねるスタイルであり、前作はまさにそうであったが、今作は「何かの世界一」というテーマにのっとったエッセイの集まりで、どこから読んでも楽しめる。
著者も書いているが、旅人に「どこがよかった?」と訊かれても、それは人それぞれの感性によって違うものであり、私自身も旅人の一人としてしばしば答えに窮するのだが、そんな質問をする側の人は、本書で様々なジャンルの世界一をエピソードと共に笑いながら読み、質問される側の人も自分の度の追体験を、と旅に関心のある誰もが満足度の高い本だと思う。
また通常の旅と異なるチャリダーとしての視点で、交通機関を使う旅人とはその国の評価が変わる点も見逃せない。
続・自転車野郎冒険活劇! 前作『行かずに死ねるか!』が7年5ヶ月の世界一周旅行を駆け足で綴られていたのに対し、本書はその旅の中で見つけた“世界一”のものを紹介するコラムのような作りになっていて、とても読みやすい1冊でした。著者が独断と偏見で選ぶ“世界一”はどれもその土地でのエピソードと深いつながりを持っていて、旅の中での出来事がその土地への思い入れへ大きく影響することが伝わってきます。 そしてどんな逆境でも面白おかしく語ってしまえるほどの著者の前向きな姿がとても頼もしく描かれています。 また、前作以上に旅先での写真が挿入されていて、著者の語る情景を楽しむことができました。 自分の足で世界一周をした男が語る“世界一”のものを疑似体験できる読み応えのある1冊でした。 また、各左ページの左下に書かれている、旅にまつわるパラパラマンガも面白かったです。
感動ふたたび。。 この本に興味をもたれている方は、第1作目の「行かずに死ねるか!」を読まれた方が多いと思います。また。読まれていない方は、この本「 いちばん危険なトイレといちばんの星空」を読まれてから第1作目の「行かずに死ねるか!」を読まれてもよいかと思います。 とにかく青春まっしぐら、思い立ったらまっすぐに進んでいく著者の7年間にわたる自転車での世界一周旅行記です。 世の中一般人にはまねもできない貴重な7年間です。一緒にトリップしてみてはどうでしょうか。 著者は現在、自転車での世界一周旅行を通じた実体験を元に講演活動をされているとのことです。そんな中で、「世界で一番・・・は?」と質問されるようです。第1作目「行かずに死ねるか!」を読んだり、講演を聴くと思わず聞きたいところですね。 この本は、そんな読者や受講者に応えて、、「世界で一番・・・は?」を自らの肌で感じた「世界で一番シリーズ」をエピソードを含めて、おすすめしてくれています。 本のタイトルにある「いちばん危険なトイレ」には、その苦労話に思わず笑ってしまいます。
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[ 単行本 ]
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海を超える想像力―東京ディズニーリゾート誕生の物語
・加賀見 俊夫
【講談社】
発売日: 2003-03
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 291円〜
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・加賀見 俊夫
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カスタマー平均評価: 4.5
ディズニーリゾートが好きな人に。 素晴らしい。
私は舞浜によく行くのですが、常々その背後にある歴史に興味がありました。
本書はその歴史が体系的に書かれており、私の興味に真正面から答えてくれました。
何より本書の良い所は、この人しか書けない話が沢山ある、ということ。
回想録風に章が進行してゆきますが、その中のどれもがこの人でしか書けない内容です。
さすがオリエンタルランド設立から関わり、現在(2008/3) 会長兼CEOになっている人だけあります。
しかも平易な文面で読みやすく、情を滲ませる筆運びには感嘆しました。
米ディズニー社やオリエンタルランドの経営手法について書いてある書籍はいくつもありますが、
それらとは一線を画する出来栄えです。
ディズニーリゾートは 9 割のリピート率を誇るようですが、そのリピーター全てに
本書を薦めます。
日本ディズニーの歴史 オリエンタルランド元社長加賀見俊夫の著作
オリエンタルランドといえば東京ディズニーランド。
僕自身全く予備知識なく、捨てられる本で興味があったのでもらって読みました。
ディズニーランドも4,5年いってないです。
がこれを読んでディズニーランドに行きたくなりました。そして一つ一つを細かくみたいと思いました。
オリエンタルランドのこだわり、ディズニーのこだわり、接客、設備、配置。
常に進化するテーマパーク。
正直、嫌味が無く(少しあるかも)、すごい人がいっぱい出てくる本です。
オリエンタルランドが就職戦争で恐ろしいほどの倍率を誇るのも納得できます。きっとこの会社に就職できれば絶対に後悔はしないだろうな、と思います。
テーマパークのこだわりとは。ホンモノとは。 東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを訪れ、アトラクションにキャラクターにとテーマパーク自体に”ホンモノ”というものを感じ取った。
キャラクターにしろアトラクションやアニマルなど、どれをとっても作り物の世界なのに、何を比較して”ホンモノ”なのかがわからなかった。
そして東京ディズニーリゾートを再訪問し、今までの国内の数ある遊園地やテーマパークとはまったく異なったテーマパークとしての”ホンモノ性”を漠然と見出し、すごく感心し感銘を受けたものだ。
本書では、東京ディズニーリゾート設立に当たり、細部に至るまでの「こだわり」を求め、コンセプトから企画立案、着工、開園に至るまでディズニー社との想像を絶するコラボレーション作業の裏話を打ち明けるとともに、テーマパークとしての”ホンモノ性”に対するナゾを解き明かしてくれるものだ。
本場のディズニーランドを丸ごとコピーし誘致するのであれば、簡単なことだろうけど、日本の文化を省みて、日本人好みに仕上げていくといった屈強な執念で、ユニークなオンリーワンへのこだわりを持ち続けた結果が、類のないニッチな経営戦略として大成功したケースだろう。
これからも、ホンモノでオンリーワンであり続ける進化するテーマパークへのこだわりを忘れず、そのDNAを継承していってほしいものだ。
社長が語るディズニーリゾート苦労話 本書は現在のオリエンタルランド社長・加賀見さんが、自分の生い立ちから始まって
東京ディズニーランドを舞浜に誘致するまでの苦労や
ディズニーシーが出来るまでアメリカのディズニー社との紆余曲折の交渉があったこと
ディズニー色を出来るだけ抑えてオリエンタルランド社でイクスピアリを盛り上げていきたいという意志
ホテルに対する思い
など、加賀見さんの視点で書かれています。
全体的に「我々は良くやった!」という自画自賛が多いですが
事実、東京ディズニーリゾートは日本一のテーマパークとなっているので
文句のつけようもありません。
元々加賀見さんは京成電鉄の経理出身の方なので、経理の目からのやや固い調子の文もありますが
ところどころにこぼれ話やディズニー独自の制度の話などあっておもしろいです。
また、この本を読んで東京ディズニーリゾート生みの親、故・高橋政戸知さんの功績を改めて知る事が出来ました。
あとがきの高橋さんが亡くなった時に霊柩車で東京ディズニーランド正面から入り
別れを惜しんだくだりはしみじみとした感動があります。
題名も「ここに新たな何かを創る時は、海を越える想像力を持って挑め」という高橋さんの言葉からきてるものだそうです。
巻末には東京ディズニーリゾート内のイベントやアトラクション開催時期などを記したオリエンタルランドの略年表もあります。
TDR成功の影には単にディズニーのブランド依存ではないものが 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの社長が書いた本。 東京ディズニーランドが誕生するまでの話から、現在のディズニーシー、イクスピアリ、直営ホテルの運営に至るまでの背景が良くわかった。 特に東京ディズニーシーは、TDLファンとしても、やや開園に不安を持ってみていたが、裏側では様々な工夫などがされ、それが成功に繋がっていることがわかった どちらかというと、東京ディズニーリゾートの成功は、「ディズニー」のブランドバリューで成功したと思われがちだが、それだけではなく、裏側での努力・工夫があって成立していることがわかる。 もし、このような努力が続けられていれば、今後もTDRの一人勝ちは続くと思う
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[ 文庫 ]
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鳥頭紀行ぜんぶ (朝日文庫)
・西原 理恵子
【朝日新聞社】
発売日: 2001-04
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・西原 理恵子
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カスタマー平均評価: 4
毒味 脂が乗りきっているころのサイバラの秀作。
ほとばしるエネルギー、悪意と愛情たっぷりのギャグ。いいぐあいに手を抜いているのがまた楽しい。
身内ネタが多いのが少し残念だが、それは差し引いても笑える。
文庫価格でこれがよめるのはうれしい。
癒されたいあなたに。 こんなん買う奴の気が知れん。と、毎度思う。
カラー頁の乱用で単価上げやがって、と思いつつ、サイバラは手を出してしまう。
なんて卑怯で意地汚い女だろうと思いつつ、レジに運ぶ。
嫌な女だ。畜生。
細菌、否、最近テレビに露出(関西だけか?)している「右翼ナ論客」勝谷が「ほもかつ」と愛称されているのもご愛嬌だ。
週刊プレイボーイを立ち読みしたのはヌードグラビア目当てでなく、サイバラの連載見たさだったのは私だけではないはずだ。あっちゃこっちゃとドサまわりした連載が、お優等製の朝日新聞社から一つにまとめられて出ているところも、なんとも矛盾に満ちたサイバラならではか。
はっきり言って病んでるのだ、これを愛読する奴は。
エバラより癒されること請け合い。
根っこは本当の話。 ぶっつけ本番。アマゾンで釣り。 相変わらずのダレた汚い絵なんだけど、読まずにいられない。現地の魚市場で、魚屋のおじさんが魚を咥えている絵があり、「そんな生臭いことするもんか」と思ったが、後の頁に魚を口いっぱいに加えている写真があり、本当にあったことだったのか、と感じ入った。 絵では魚の顔が外に出てて、写真では尻尾が出てる、との違いはあったけど。 その他のことも、多少の曲解や誇張はあれ、基本的には本当にあったことなんだろうな、と思う。 ということは、妙に綺麗な日本語で、清く正しい日本人を語る2世のタクシー運転手さんも実在? お約束の花田氏ほかの業界ネタは、余り面白くない。
よくわからん こういったものが、あの朝日から出、しかも文庫とっているというのがよーわからん。っていうか、文庫じゃ、字が小さすぎ。 内容的には、どこまでがほんまやねんというところもあるけど、紀行としてはかなり楽しめるほう。「むいむい」あたりで強く感じたことだか、西原氏は、自然に関する知識がかなりある。自分では、高校中退だと謙遜されてはいるが、そこらの大学卒より、自然に関する知識をお持ちだ。この本でも、行間にそういうところをにじませている。 それと、文庫のお約束の「解説」がついているところも、なんとなく、的をはずしていて面白い。
愛読しております 何か気軽に読める“お笑い”本は無いかな〜と思っていた時にふと買ってしまった本でしたが、最高に楽しめました。出版界を騒がせたあの事件の渦中に居た、西原さんとカメラマンの勝ちゃん、そして、タイ旅行での何と、今思えばこれが未来のダンナに成るとは思いもせずに、突然現れた“ホモ勝ちゃん”の友人を『現地妻ではないか』と観察するとか、作者の人柄がなせる業なのか?!登場人物一人々々のキャラが異様に濃く、何度読んでも笑えます!
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[ 単行本 ]
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危ない世界一周旅行
・宮部 高明
【彩図社】
発売日: 2007-11-26
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 743円〜
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・宮部 高明
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カスタマー平均評価: 4.5
楽しい世界一周 世界一周航空券を手に320日で、世界一周を果たした方の旅の記録。
「危ない」をテーマに著された書だが、シリーズ化した方々のようにわざと「危険」に足を踏み入れている作品ではないので、「危険度」はさほど高くない内容。また、「危険」をテーマにしながらも、それだけではなく、旅の楽しさや人の親切も多く盛り込まれていて、心温まる作品だと思う。
貴重な体験なので、わざわざ危険をテーマにして本にしなかった方が良かった気はするが・・・。
面白い読み物でした 紹介文に『本書を読むことで、世界一周の「裏」も「表」も味わうことができるだろう。』とあるが、
ほとんどは「裏」、危険な目に遭った話。比較的治安が良いオーストラリアでも暴力沙汰に巻き込まれている。
(侮蔑してきた酔っぱらいに言い返したためという事情はあるが。)
そういう「危ない海外」の話が好きならおすすめです。
海外へ行ってみようかなと思っている人がこの本を読むと、行く気を削がれてしまうかもしれません。
若気のいたりでしょうか。 自ら危険を求めて歩んでいったのか、安全な日本の感覚と同じレベルで無頓着になっていたのか、生きることを確かめたかったのか、旅のこだわりか、魔がさしたのか、その理由は定かではないですが、いずれにしても紙一重のハイリスクを背負って旅をしていたようです。
こういったことを読者に紹介して、バックパッカーなどに対して予め危険を防止するという意味では役に立つ本かもしれません。
しかしながら、一般的に危ないと分かっている場所などを敢えて危険を冒してまで行くことは常軌を逸した行為としか受け止められないことを認識すべきです。
本書は、読者側にとっては興味深く読めるます。
文藻がイマイチでも、貴重な体験を机上で味わえるレアな本として仕上がっています。
320日にも及ぶ世界一周の旅の過程では、本書に書かれているような危ないことばかりではなく、旅の途中で出会った人々とほのぼのとしたふれあいや食べる楽しみ、苦労したこと、感涙したものが数多くあったはずです。
そうでないと約1年間もかけて世界一周をめぐる放浪の旅はできないと思います。
そういった面からアプローチして執筆されてもおもしろいかもしれません。
”並”の世界の実情 日本に住んでいては想像できない南米やアフリカの治安の悪さが書いてあり大変参考になった。
私も世界一周航空券の旅を考えていて、こういう機会でもないと行けないから南アフリカにも寄ってみようかなと軽く考えていたが、とんでもなかった。
危険な本 文章はうまいとはいえないが内容は刺激的だ。
タイトルどおり危ない世界一周旅行、むしろ危なすぎる旅行が書かれている。
筆者の今後に期待する。
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[ ムック ]
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一度は泊まりたい「温泉遺産」 厳選100+397軒 (講談社 Mook)
【講談社】
発売日: 2007-11-29
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,579円〜
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カスタマー平均評価: 0
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