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[ 単行本 ]
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俵屋の不思議
・村松 友視
【世界文化社】
発売日: 1999-04
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 584円〜
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・村松 友視
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カスタマー平均評価: 4
最強の京都本の一つ 最強の京都本の一つである。
村松友視はいわずと知れた直木賞作家。
独特の切り口と語り口でファンが多い。
俵屋は、京都麩屋町の高級和風旅館。サルトル、バーンスタイン、ヒッチコックなど超セレブ級のセレブが泊まることで知られる。
その村松友視と俵屋のコラボレーションである。
村松が俵屋をルポするのではなく、村松と俵屋がガップリ四つに組んだ共同作品。どちらが主体/客体ではなく、主客一体の「超作品」なのである。
村松はその独特の文体で、俵屋に関わる様々な人々の生き様と、俵屋に寄せる思いを描き出す。
出入りの職人たち、商人たち、従業員たち。
いずれも京都の市井に生きる一線級の人々だが、村松の筆によって「超一線級」に浮かび上がる。
村松の筆が彼らを生かし、彼らによって生かされる。
俵屋は彼ら(村松を含む)を生かし、彼らによって生かされるのだ。
そう、俵屋は単なる旅館ではなく、アイコン、偶像、いやもしかしたら俵屋に関わる多くの人々の人格から成る一個の「超人格」なのである。
収録されている写真の数々も素晴らしく、「超表紙級」の唐紙のカバーも俵屋そのものである。
世界を向いている俵屋の美意識 純日本風でありながら日本人からみても新鮮で、別世界の空気さえ感じる俵屋。(残念ながら、行ったことはありませんが。)本書の写真をパラパラ眺めただけでは、俵屋のしつらえは「外国人がみたニッポン」を意識しているのではないか?と感じないこともない。しかし、文章を読めば俵屋は最上級の「日本の心」を表わしているのだということが分かる。日本文化(心)を世界で使う方法の見本のようだと感じた。 また本書は装釘がが素晴らしい。表紙カバーの美しさ、俵屋の美意識のおすそ分けだ。
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[ 単行本 ]
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東京ディズニーランド&シー裏技ハンディガイド2009年版
【廣済堂出版】
発売日: 2008-11-26
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,050円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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パワースポット、シャスタ山の歩き方
・高原 操
【ヴォイス】
発売日: 2004-07-25
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 2,098円〜
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・高原 操
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カスタマー平均評価: 4.5
シャスタ個人旅行の必携本 2007年の9月にこの本を携えて個人旅行をしてきました。
サンフランシスコからシャスタへの道、そしてシャスタに滞在中の宿やおすすめスポットなど、
この本を頼りにすべて行きたいところに行くことができました。
シャスタはどこも美しく、素晴らしい体験をすることができましたが、
スチュワート・ミネラル・スプリングスのスウェットロッジは特におすすめです!
まさに生まれ変わったような爽快感でした。
著者の高原操さんがシャスタの最新情報をブログにアップされていますので、
こちらもぜひ参考にしてみてください。
http://loveshasta.exblog.jp/
丁寧なガイド本 これを持って、シャスタ山に行きました。
懇切丁寧な解説のおかげで、どのスポットも迷わず行け、楽しむことができました。
他の海外のガイド本も持ってたんだけど、この本が一番丁寧だったな。
ただ、出版年が古いので、そろそろ更新版を出して欲しいですね。
シャスタの写真がきれいです この本をもって、2度シャスタを訪問しました。
シャスタが、パワースポットだということは知っていましたが、シャスタ内のスポットはこの本に教えてもらいました。
線路を歩いてゆく、モブスレー滝とかは、この本に教えてもらえなかったら、怖くて、線路はあるけなかったでしょう。
野原にぽっかりと存在している、プルートケイブも、この本がなければ、存在もわからなかったし、たどり着けもしなかったと思っています。
ただ、この本の地図、ときどき、間違ってるんですね。
これがまたいい。パワースポットで不思議な体験をするときって、ちょっとした偶然とかトラブルがきっかけになったりするんです。
あまり、詳しすぎると、いかなくてもよくなっちゃうので、パワースポットのガイドとしては、ちょっと間違っているくらいでちょうどいいと思いました。
最悪の本だった! これは、ガイドブックではありませんよ!
偏った思入れの雑文・・・。
ただ山を旅したいと思う者にとっては、最低の本です。
なぜなら、この通りに行けば迷いますし危険です!
もっとまともなガイドブックが出版されてほしいです。
くれぐれも....旅慣れない方はこの本を鵜呑みにしないで下さい!
とても、便利でした。おかげさまで、とても楽しめました。 初めてのシャスタ山で、あまり下調べもしないで、この本とAAAでもらった地図を持って、お薦めの Stoney Brook Inn でお泊りしました。
徒歩20分と書いてあっても30分以上かかったりして、途中不安になることをありましたが、行きたいところには全部行けました。
滝の場所など、道路に案内のないところも多く、この本がなければ、行けなかったと思います。とても、感謝しています。
それで、Stoney Brook Innでは、高原操さんにも会えて、サインもいただきました。ありがとうございます。これもめぐり合わせでしょうか?会った人たち、みんなすばらしい人たちばかりで、シャスタ山のパワーを感じました。
というわけで、Stoney Brook Innとこの本、それから最近 Mt. Shasta City に出来た、オルガニック日本食のレストラン Vivify みんなお薦めです。
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[ 単行本 ]
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東海自転車散歩 愛知・岐阜・三重・静岡
・浅野 真則 ・丹羽 隆志 ・中村 規 ・村井 裕
【山と溪谷社】
発売日: 2006-08
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,452円〜
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・浅野 真則 ・丹羽 隆志 ・中村 規 ・村井 裕
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カスタマー平均評価: 5
当該地域の方にお薦めです 名古屋市内に住んでいますが、これまでは自分で思いつくままにサイクリングコースを選んでいましたが、この本は走りやすいコースのみ出ており、とても参考になります。
特に高低差の表示はとてもありがたく、貴重な情報です。
難点は、せっかくの地図が本の見開きになっており、真ん中あたりがはっきり読み取れない部分があり残念です。実際に丁度地図のそのあたりを走っていたときに、見づらく迷ってしまったことがありました。
それと、各コースの解説文が箇条書きになっておらず読みにくいことぐらいでしょうか。
しかしながら、比較的最新の情報で、自転車乗りに関する基本的な情報も出ておりとても有意義な本であることに変わりはありません。
お薦めです。
まさにこんな本を探してました!! 今までWEBで情報収集をしても具体的なコース高低が載ってなかったりで航空写真から高低差を予想して走ってたり、地図が無かったので地図を自分で作ったりしていました。
本書は各ポイント間の写真+距離+高低差が一目でわかるように工夫されている。
各コースごとの見開きの地図もわかりやすく、忘れがちな駐車場情報もしっかり項目としてあり、何より平成18年4月?の新しい情報が掲載されているのもうれしい♪
また、このシリーズを買いたいと思う商品です!
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[ 単行本 ]
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ディズニーランドが大切にする「コンセプト教育」の魔法―ゲストにもキャストにも笑顔があふれる瞬間
・生井 俊
【こう書房】
発売日: 2006-09
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 92円〜
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・生井 俊
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カスタマー平均評価: 3.5
ディズニーのCSについて垣間見れる テキストとして頂いたので読みました。
うわさに聞いていたディズニーのCSについて垣間見れる本です。
バイト従業員に、ここまで自意識を芽生えさせるディズニーのコンセプト教育と「コンセプトそのものの出来栄えの良さ」に脱帽です。
どうしてこんな仕組みを作り上げられたのか?と言う疑問への答えは得られないので、やや消化不良ですが、ディズニーはここまでやっているんだ、という事実には圧倒されます。
タイトル負け 楽天の三木谷さんの著書『成功のコンセプト』などを読み、
社員へのコンセプト教育に興味を持ち、購入しましたが、
とってもガッカリです。
タイトルに騙されました。
「コンセプト教育」について、全く書かれていません。
書かれているのは、著者がアルバイトをしていた時の日記の
ようなものです。
ディズニーランドの「コンセプト」についても数ページだけです。
どのようにコンセプトを全員に「教育」したのか、
「ディズニーランドのコンセプト教育の魔法」とは
どんな「魔法」なのか
それらを書くべきだと思います。
まぁ著者には、アルバイト経験しかなく、
実際に「コンセプト教育」に携わっていないので
書きようがなかったと思いますが。
「ディズニーランドではこんな風に働いているんだ」と
いうことが知りたい人にはいいかもしれませんが、
タイトルにまんまと騙されました。
本当にガッカリです。
人を育てる魔法の秘密 以前、ディズニーランドでの行き届いたサービスに感心して
これはきっと詳細なマニュアルや徹底した管理教育があるのだろうと思ったのですが
本書によればそんなものはないそうで、まずそれに驚きました。
この本で著者は、ディズニーランドでアルバイトをし、さまざまな経験をして一人前になっていった自らの体験を回想しつつ、
自分たちキャスト(スタッフ)がなぜ仕事に対して意欲と喜びを持って働けたのかを明らかにしています。
新米時代にはいろいろ失敗もするけれど、その失敗から学びつつ、先輩の良いところも取り入れて・・・
それができたのは著者の資質によるところも大きいと思うのですが、
やはりディズニーランドには高い意識を持たせる素晴らしいシステムがあるということなのでしょう。
そしてそのシステムは、ありがちなマニュアル教育などではないというのが、とても興味深かったです。
「近頃の若い者はなってない」などと言う人がよくいますが
では、若い人が育つような環境を与えているのか、やる気をそぐような教育をしていないか、
省みる必要があるかもしれません。
コンセプト次第では、人はこれほどまでに生き生きと働くことができるのですから。
TDLを例に挙げるビジネス書は、TDLのやり方を他業種で生かすやり方を教えてやろうという、
ある種「上から目線」のものが多いようですが
本書はあくまでも一アルバイトの視点に立ったものですので、ビジネス指南書のおもむきはありません。
従って、読んですぐに具体的な戦略等が分かるというものではありませんが、
自分の経験や立場と重ね合わせて、いろいろなヒントや気づきが得られる本ではないかと思います。
真心の満足度を確認するための本 TDLって、私は大好きな空間である。
駅を降りた瞬間から見えてくる、
お城の先端の部分と、
そして、だんだんと聞こえてくる、特徴のある音楽。
一歩ずつ、メインゲートに近づくにつれて、
知らない間に、夢の世界へ連れて行ってくれる、
その気持ちと空間のクレッシェンドされる瞬間が、
たまらなく好きである。
私は、TDLの中は、もちろん好きだが、その中に入るまでの、
一種の期待感・・・そして、その期待を壊さないための努力、
それから、その努力を感じさせないための、
魔法ともいえる部分が、とても好きである。
この本は、それらを一冊にまとめ、わかりやすい解釈で、
書いているという感じである。
今まで、数々の「TDL」系(元)内部スタッフの、
接客に関する本は、結構読んできたつもりである。
どの本も、接客に対する手法解釈や、
「対"ゲスト"(お客をここではゲストと呼ぶ)」に対する、
施設やアトラクションについての、
それぞれの満足度の押し上げ方などを、
こと細かい手法で書き綴ったものであった。
それらの本は、TDLを楽しむというよりは、どちらかというと、
一般的な、接客マニュアルにあるような、
「正しい接客」に「楽しい接客」を味付けした、
それぞれの著者なりの、現役時代の感想や心がけ、
そして、それらについての、今の自分から見た感想が多かった。
この本も、類としては、同じような形に思われると思う。
しかし、この本は、そこで終わらないもうひとつのテーマがあった。
それは
「真心は、いつの時代も感じて、うれしいものである」ということを、
本を通して、きちんと感じさせてくれることである。
それはまず、本を読み進めるとわかるのであるが、
「真心を提供するには、日々の努力を怠らないこと」
そして「ゲスト(お客)の安全を第一に考えること」
さらには「自分だけの接客を持つこと」であるという文言。
確かに、マニュアル通りの接客は、ある意味とても大切である。
本文でも、それは認めている。
私も、どの世界にも、マニュアルがきちんとあってこそ、
統一された形での、おもてなしができるものではあると思う。
しかし、それだけでは、血の通った人間の世界では、
接客する側とされる側の、心の通った交わりが、
一切ないままで、今後の来客リピート率を、
思い切り下げることになるだろう。
この本では、そういう部分に、大きくスポットを当てて、
「マニュアルではない、人間が人間に接客するということ」を、
おもてなしという、昔から使われるような言葉ではなく、
「自分の形で自分の心からの気配りで、満足させるためのヒント」が、
大きく書かれているのである。
この本は、ビジネス書としては、
正直言って、ジャンル分けは大きくはずれると思うが、
接客や自営業で、最近の数字や結果に、大きく悩みを持つ人たちは、
大きく頷ける部分がある、最もたるビジネス書だと思う。
「真心は、いつの時代も感じてうれしいものである」というのを、
忘れかけている人、また、自分で仕事をはじめるときに、
何を目標としているかを、忘れかけている人は、
ぜひ読んでいただきたい、一冊であると思う。
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[ 文庫 ]
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ザ・ホテル―扉の向こうに隠された世界 (文春文庫)
・ジェフリー ロビンソン
【文藝春秋】
発売日: 1999-11
参考価格: 730 円(税込)
販売価格: 730 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・ジェフリー ロビンソン ・Jeffrey Robinson
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カスタマー平均評価: 4.5
翻訳内容にやや不満 今ではオーナーもイギリスの名士の一族から、たしかアイルランド人のヤリ手実業家になりスタッフも総入れ替えになっているので、この本を読んでもクラリッジスに泊まるときの参考にならないだろうと思います。
またメイン舞台になったフレンチレストランも英国屈指の天才スターシェフで、かつ粗野で傲慢な言動が常にマスコミで話題になるあの悪童のゴードン・ラムゼイの店になり、大リニューアルされ店名も料理もインテリアも、時代に合わせたモダンな路線に変わってしまっています。
だからもうここで紹介された当時のようなクラシカルなフランス料理は出していません。
私も著者が暮らしていた頃にアフタヌーンティーに訪れたのですが、接客は良いのですがお菓子の味が甘すぎてイマイチだったことを思い出しました。
さてこの本の内容ですが、アメックスのカードの説明部分の原文が難しいのか、翻訳が全くこなれていないところもあり、また著者がこのホテルを訪れた経験が無いそうなので、ホテルの説明の翻訳も、ホテル事情を理解しないまま機械的に原文を翻訳されている箇所が目立ち、なんとなくしっくりこないところが残念でした。
またアラブ世界の事情に詳しくない人なので、シェイクなどのアラブの人達の肩書きの説明が間違っていました。
もう少しイギリスのホテル文化に詳しい人が翻訳してくれるか、クラリッジスに泊まりなれているような、イギリスの上流社会に詳しい人の監修が入っていたら、もっと良質な本になっていたのにと思うと残念です。
また本の表紙イラストに関しては、個人的にはイギリス版の原書のほうが気に入りました。
不思議な本です 中古で読んだのですが、この年の私にとってのNO1です。
どこから読んでも面白いし、楽しめます。かと言って、一気に読まなければいけないという強いストーリー性がある話でもない。途中で休んでまた読み始めても、違和感がない。電車の中で2ページ読んで、学校に着いて20ページ。どんな読み方をしても受け入れてくれる軽さがまた魅力的かも知れません。
ホテルの世界にちょこっとだけ浸って、そのお湯の温度を楽しむ。そんな不思議な感覚。私としては、あまり他の本と同じカテゴリー化ができないという点で、本当に変な本でした。
高級なホテルはなぜ宿泊費が高いのかがわかる本 5つ星のホテルに泊まると、いつも、なぜこんなに宿泊費が高いのか、と疑問に思うことがあります。もちろん、それ相応のサービスがあるのですが・・・。
この本には、その理由が明確に書かれています。5つ星のホテルは、サービスを完璧にするために、全宿泊者の倍の従業員がいて、その従業員に相応の給料を払うために、この宿泊費になると・・・。
なるほど、確かにそう考えると、妥当な宿泊費、どころか、むしろ安い気もしてきます。
他にも、5つ星ホテルのサービスがどのように行われているのか、うなるほど書かれています。ホテル好きには薦められる本です。
繰り返し読んでも楽しい本 この本には学生時代に出会いました。ロンドンにある高級ホテルの内幕をリアルに、ユーモアたっぷりに描いています。高級ホテルならではの個性的な宿泊者たち、スタッフのプロ意識やライバル争いなど、どの章も本当によくできています。すばらしいユーモアセンスのおかげで何度読んでも楽しく、まるでそこに自分がいるような気分にひたれるのです。
内容とは関係ないですが、表紙のデザインがとてもかわいいです。
興味深いリアルな日常 ここに書かれているのはこのホテルに滞在した筆者がみたものですが、まるで夢の中で自分がホテルのボウイの横に立って話しを盗み聞きしているかのように感じます。パンの種類からなにから、事細かな事が省かれる事なく記入され、高貴なホテルの常識と自分がもつ常識の差を読み続けながら所どころで感じ、そこが私は面白かったです。
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[ 単行本 ]
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伝説コンシェルジュが明かすプレミアムなおもてなし―お客様の望みをすべてかなえる方法
・前田 佳子
【ダイヤモンド社】
発売日: 2007-06-15
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 1,500 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 296円〜
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・前田 佳子
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カスタマー平均評価: 4
あるコンシェルジェのマニュフェスト 元来、コンシェルジェとは「鍵の番人」を意味し「お客様の持ち物すべてをお預かりする」という大変に責任の重い仕事だという。
前半は、このコンシェルジェとして、如何に客の要望を汲み取り、実現させるかといった「顧客に対する心構え」について、後半では、社内の人間関係やスタッフの育て方といった、顧客サービスを実現するための「組織人のあり方」について、いずれも豊富な実例を基に述べられる。
そして、最後には、職歴のターニングポイントにさしかかった際の心構えと、「夢は必ずかなう」ものという著者の心情で締めくくられる。
例えば、挨拶の角度と目線の位置が図示されているなど、さながらホテル学校の教科書といった趣もある。しかし、全般を通して語られる数々のエピソード、それらに対する氏の考え方や対処法が、むしろ私には興味深く読めた。そうして、本書はコンシェルジェ「前田佳子」氏自身のマニュフェストではなかったのか、という気がしている。
ホテル業種以外のサービスに従事する人にもお勧めできる。
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[ 単行本 ]
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旅の極意、人生の極意
・大前 研一
【講談社】
発売日: 2006-07-07
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 263円〜
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・大前 研一
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カスタマー平均評価: 4.5
役に立たない この本の著者を特に存知上げないのですが、最初の3章位を読んで、本を壁に投げつけそうになった。オススメスポットは、1泊11万円のホテルだぁ?? 高くていいのは当たり前!!のような気がするが・・・。しかも数人でシェアすれば高くないだぁ?? 数人って10人くらいのことかぁ?!
主としておススメ豪華ホテルを記した本。安いものでも、1泊6万円位する。
住んでる世界が違うのか、少なくとも私には用ないです。そのチョ?セレブな世界に一人紛れ込んでも、ちっとものんびり出来るとは思わないし、1泊に11万円払うなら、もう1回チケット取ってどっか行きます。
文章はうまいです。自信家なのも鼻に付きますが、人生の極意は本当に実践しているのなら、尊敬に値するとは思います。
こんな旅がしてみたい!! 本の内容としては筆者のおすすめポイントが15ヶ所のっています。
そしてこの本を読んでるとすぐ行きたい、こんな生活がしてみたいと本気で思ってしまします。できないよなと思っていると本文で
「休みをとるのが大変だ」「少し贅沢かも」などと、つまらない尻込みだけはしないでほしい。そうやって先送りしている間に、時間はどんどん過ぎていってしまうのだ。ようやく余裕が出てくるころには、精神的にも肉体的にも人生を楽しめなくっている、などということは断じて避けなければならない。
と釘を刺されてしまいました(笑)
この本と「やりたいことは全部やれ」を読むと筆者のいわんとしていることがわかりそうです。
自慢げなのが鼻につくが,よく記憶しているなという本 大前研一が大前研一の価値観で進める旅行の本
いつもながらに自慢くささが鼻につくものの,よく記憶しているなぁ
と思うのと,多分短時間で執筆したと思われるのに,よく構成されているなぁ
といつもながらに関心してしまいます.
場所は,添乗員をしていたせいか,ヨーロッパ人が好きそうな所で
アジアはパラオとプーケットぐらいしか入っていない.
つまりお金持ちが行くような場所が中心なので,学生の添乗員時代に
行った所というよりも,成功してから行った所が主なのではと思う.
全部の場所に共通していること,それは多分あまり日本人観光客が
行っておらず日本語が通じないことでは無いかと思う.
半分ぐらい行ったことがある私としては,これが目標というよりも
大前研一の価値観の一部が垣間見られた本と感じました.
それにしても記憶力(メモ力)がすごいと思う.
あくまで前向きな姿勢 はじめて大前さんの本を読みました。
難しい経営論的な本ではなく、こういう柔らかいテーマの本から入るのも
いいかな、なんて思いながら何気なく手に取りました。
大前さんの「やりたいことを先延ばしするな」という非常に前向きな姿勢に
感心するのと同時に、自分自身もそうありたい、と思いました。
大前さんのそういう前向きな考え方がベースとなって、とても楽しい旅行
案内記になっていると思います。
表紙も写真もきれいです。でも、もう少し写真と地図を増やして欲しかったな。
この本を読んで、南仏(コートダジュール)、南伊(アマルフィ海岸)、北仏(ブルターニュ)、フィンランド、プーケット島に行きたくなりました。
とにかく、元気が出て楽しい本です。
究極の旅を疑似体験でき、平凡になりがちな生活から脱却したくなる本! 本書は、コンサルタントとして世界的に有名な大前研一が、趣味のひとつである旅行を通じて、旅と人生の極意を我々に教えてくれる稀有な本である。ビジネス関連の著書が多い大前氏だが、この本は野口悠紀雄の「超」旅行法以来の新鮮さと、普通のガイドブックでは得られないゴージャス感、裏技、そして隠れスポットを惜しげもなく公開している。
著者が早稲田大学に在籍していた時、アルバイトでツアーコンダクター(以下、ツアコん)をしていたことがあるという。動機はクラリネットの購入だったのだが、外国人を相手にツアコンを行うことでノウハウを習得でき、その後の旅行でも有益になったという。
本書で取り上げられている旅行スポットは、パリ、ニューヨーク、ミラノといった定番を除いている。それでも、これでもかという豪華なリゾート地を次から次へと紹介し、読むだけで満腹感を覚えてしまう。しかも、著者もツアコンの気分で文章を書いているため、読んでいるうちに自然と気分が良くなる。
15のツアーの中で特に印象に残っているのが、アマルフィ海岸(南イタリア)、ホテル・ダニエリ(ベネチア)、ポンダヴェン&モン・サン・ミシェル(北フランス)、ドバイ(アラブ首長国連邦)の4つである。
(中略)
本書は、単なる旅行法のハウツーではない。究極の旅行を疑似体験することで、実際に行ってみたいというインセンティブを持つ。加えて、惰性に流されがちな生活に刺激を与えてくれることで、ポジティブな人生を歩むことができる。
「先送りしない人生」―これは、本書に込めた著者のメッセージである。読者は、本書を読むことで錨を上げ、帆を張って大海原へ旅立ちたい気分になるだろう。実際、私は2年間封印せざるを得なかった旅行に行きたくなり、身体がウズウズしている。
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[ ムック ]
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軽井沢free 2009~’10年最新版 (毎日ムック)
【毎日新聞社】
発売日: 2009-04-22
参考価格: 380 円(税込)
販売価格: 380 円(税込)
Amazonポイント: 3 pt
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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おひとりホテルの愉しみ (光文社新書)
・富田昭次
【光文社】
発売日: 2009-02-17
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 296円〜
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・富田昭次
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カスタマー平均評価: 4
良いホテルは宿泊だけではもったいない 公私ともホテルをよく利用する一人としてまさに、
目から鱗の本でした。自分自身の経験からも、
取材や商談などもホテルの喫茶室等を使った方が
上手く行く可能性が高いと思いいつも利用しています。
お気に入りのホテルのロビーでぼんやりと過ごす
ひと時はたまらない至福の瞬間です。
ホテルの部屋もいいですが、ロビーは待ち合わせ、
読書、考え事、転寝には最高な空間です。ちょっと
エグゼクティブな雰囲気を味わうにもよいですね。
私のオススメのスポットは著書も本の中で語っている
ように、横浜ニューグランドホテル旧館の2階ロビー
です。ロケーションは抜群で、時折聞こえる汽笛の音は
郷愁を誘います。一度行くとクセになり、何度も行き
たくなります。
私をインスパイアするホテル ■読み始めたきっかけ
ホテルの内装やアメニティ、ホスピタリティなどのサービスに以
前から興味がありました。旅行の時はネットでホテルをよく調べて
から予約をします。宿選びは旅や出張の成功の重要なファクターだ
と思っています。
日本に一時帰国の時は、1万円以下のリーズナブルな宿に泊まるこ
とが多いですが、著者のように15000円?20000円の予算があればいい
なあと思いながら読み進めました。
年に1回とか自分へのご褒美のホテルをメモしました。
■心に残る言葉
p.34 ビジネスマンはその年の一番いいホテルの一番安い部屋に泊
まるのがよしとされていた。
→確かにいいホテルは設備やサービスが充実しています。ただ、価
格が高いのがネックです。そこで、いいホテルの一番安い部屋を取
るのも一つの方法ですね。
レストランも同じことが当てはまるかもしれません。いいレスト
ランのリーズナブルな料理をチョイスする。
私も高級レストランのディナーは苦しいですが、まずはランチで試
してみるというようなことをしています。
これからの日本は一生結婚をしない人が増えてくると思います。
旅行の時は、どうしてもお一人様ホテルになります。その時に自分
が楽しめるように日頃から情報収集をしたり、趣味を見つけたりす
るのが大切だと思いました。
著者はお一人ホテルを満喫していますが、基本的に好奇心が旺盛
なのでしょう。そのホテルに泊まるだけでなく、近くの名所旧跡を
見て見聞を深める。ホテルのバーやレストランで、従業員や他の宿泊
者とのコミュニケーションを取る。こんな大人の楽しみを私もして
みたいと思いました。
p.230 顧客層は「インスピレーション・クラス」
→高級ホテルに宿泊をするのは、自分の美意識を触発したり感動を
求めるからだと書いてあります。著者はこの「インスピレーション
・クラス」という言葉を知性的で面白い表現と述べています。
私も「インスパイア」という言葉は大好きです。ホンダの車で同
名の車種がありますが、そこからインスパイアという言葉を覚えま
した。自分をインスパイアしてくれる経験や人物に常に出会いたい
と思っています。また、自分も他者をインスパイアできるようにあ
りたいと思い、日々精進しています。
■どんな人にお勧めか
ホテルや旅行・出張でインスパイアされたい人
ホテル内装デザインに興味のある人
スパで癒されたい人
ホテルの“愉しみ方”が分かる良著 主には男性がホテルを使いこなす方法を記した書籍。
“愉しむ”とは言っても、スパで癒されたり美食に舌鼓を打ったりすることに限らず、
夜景をただ眺めたり、バーで酒を飲んだり、「なんでもイイから一人でホテルを愉しもうじゃないか」と説く書籍。
本書を特にオススメしたい理由は、“ホテルの愉しみ方”を委細解説してくれている点。
ホテルカタログなど、ホテルに関しては様々な書籍が出版されているが
それらは「このスパが極上」「ベッドは包み込むような感触」「レストランが絶品」などとスペック紹介に止まっている。
しかし本書では、天気が良いなら中庭を散策したり、時間があるから近所のバーに出かけたり、
ただブックカフェで本を読みふけったり、あるいはスパで癒しを受けたり・・・。
そのホテル特有の機能、環境をどう使いこなせばより愉しく過ごせるかを紹介してくれているのだ。
それぞれのホテルの本当の使い方を提案してくれる本書は非常に有用であった。
唯一、関東以外のホテル紹介が多く、関東在住者の私には物足りなかった点で☆一つマイナス。
ページ数を増やして、関東、関西など分けて紹介してくれれば、さらに良かったと思います。
たまにはホテルで優雅な朝食を、と思わせてくれた 首都圏、京阪神等の高級ホテル数十件についてスパ、朝食、サービスなどの宿泊記が掲載されています。東京のホテルに普段宿泊する機会はなく、近年新しいホテルが増えてきたことくらいしか知りませんでしたが、純粋に読み物として楽しめました。
今度通勤途中にあるホテルでゆっくり朝食でも取ろうか、と思わせてもらいました。
本書を読んで、本当の癒しと贅沢の味わい方を知りましょう。 出張の合間に、週末のリラックスに、はたまた、頑張った自分へのプチご褒美に、上手にホテルを利用して楽しむ。そして、本当の癒しや贅沢を体験する。
本書では、リゾートに行く暇がない働く女性のライフスタイルにもピッタリのホテル滞在法を紹介しています。
豪華スパを備える最高級ホテルから、ハイ・デザインの手軽なシティホテルまで、著者自らが体験した癒しのホテル約50軒の素敵な滞在記エッセーです。
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