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[ 単行本 ]
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ヴェネツィア ?カフェ&バーカロでめぐる、12の迷宮路地散歩 (地球の歩き方 GEM STONE 23)
・篠 利幸
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-07-19
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
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・篠 利幸
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カスタマー平均評価: 4.5
ヴェネツィア カフェ&バーカロでめぐる12の迷宮路地散歩 文章も写真も非常によい。ゆっくりヴェネツィアを散歩したくなった。
ヴェネツィアに住みたくなる本 観光客目当ての高くて不味い店ばかりと思われがちなヴェネツィアが、意外にも酒飲み天国であることを教えてくれる本。実際この本を参考に何軒かバーカロ巡りを楽しみましたが、外れはありませんでした。
ただ、「穴場」や「秘密のスポット」は本に紹介された時点で「穴場」でも「秘密」でもなくなっているわけで、自分も日本人なのを棚に上げて日本人だらけなのを嘆く羽目になりかねません。某店のマダムに「あんたもその本見て来たのかい」と笑われて思わず赤面してしまいました。
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[ 単行本 ]
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D25 地球の歩き方 インドネシア 2009~2010
【ダイヤモンド社】
発売日: 2009-06-13
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,390円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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E04 地球の歩き方 ヨルダン/シリア/レバノン 2007~2008
【ダイヤモンド社】
発売日: 2007-09-01
参考価格: 1,974 円(税込)
販売価格: 1,974 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,385円〜
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カスタマー平均評価: 5
バックパッカーでも使えるガイドブック 1年以上絶版となっていたヨルダン、シリア、レバノン編。前の版と比べても16p増、巻頭のグラビアが少なくなっているので実質的な内容はそれ以上に増えています。シリアのアパメアやデッドシテイ、ヨルダンのバプティズムサイトなど、新たに加わったポイントも多いですね。アパメアなんて、今まで載っていなかったのが不思議なくらいです。レバノンも新規取材をしたようで、06年にイスラエルと戦闘のあったサイダやスールまでも大きく書き換えられています。アンマンでカメラ修理ができる店とか、金曜限定の青空市場とか、小ネタもいいですね。
また、これまで「歩き方」で情報が少なかった公共バスを使ったアクセス情報が詳しい! 国境越えルートのページもバスなどアクセス情報で欄外が埋め尽くされています。シリア国鉄時刻表も載っているし、バックパッカー向け安宿も掲載が増えたし、「歩き方」もようやく個人旅行者でも「使える」ガイドブックになりましたね。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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30日間世界一周! 1巻
・水谷 さるころ
【イースト・プレス】
発売日: 2009-04-02
参考価格: 1,300 円(税込)
販売価格: 1,300 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 840円〜
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・水谷 さるころ
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カスタマー平均評価: 4.5
一気に読める旅マンガ 旅チャンネルの「行くぞ!30日間世界一周」を見てこの番組にハマり、漫画もみつけて即購入しました。
テレビの登場人物の特徴がよく描かれており、合わせて見ると面白さ倍増です。
各地の状況も良く描かれておりガイドブックとしても使えそう。漫画の合間の
コラムも実用的でGoodです。
旅好きの人には絶対お勧めです!!
ノンフィクション爆笑世界一周珍道中コミックス イラストレーターのさるころさんが、ひょんなことからスカパーで放送の『旅チャンネル』
企画番組『行くぞ!30日間世界一周』へ出演する事になった。
実際30日間で『世界一周旅行券』を屈指しながらパワースポット巡りをテーマにハードなスケジュールで旅をする。
いつの間にかスタッフの2人も出演者となり、ぼんくら3人組のドタバタ珍道中を繰り広げるノンフィクション旅番組。
そんな旅の記録と、実際漫画のネタみたいなぼんくら3人組のドタバタ珍道中を本当に漫画にしちゃったノンフィクションコミックスです。
内容はぼんくら3人組の珍道中をゆる?い感じでシュールに描かれてるのが凄く面白いです。
実際の番組と見比べて貰ったら分かるけどこれがノンフィクションって所がさらに面白いです。
漫画の面白さだけではなく、実際旅の参考書としても役立つ情報や豆知識コーナーも随所に
盛り込まれててとっても為になります。(実際身をもって体験した数々の失敗談は特に為になります・笑)
このコミックスを読み終わった頃には、ぼんくら3人組のファンになり、またこんな人らでも
世界一周旅行に行けるなら自分達も行けるかも?って思えて旅に出たくなるコミックスです。
続刊の2巻、3巻が待ち遠しくなる凄く面白いお勧めコミックスです。
コミックスの内容と違うかも知れないですが、旅チャンネル『行くぞ!30日間世界一周』の為に
書き下ろしたぼんくら3人組の珍道中記の漫画が読めます。
興味がある方はまずはこちらの漫画も読んで見てください。
【旅チャンネル】『行くぞ!30日間世界一周』
http://www.tabi-ch.net/tabichnet_overseas_30days_1
おもしろい! スカパー旅チャンネルで放送の「行くぞ!30日間世界一周」のコミック版。
著者は番組出演の水谷さるころ氏。
30日間で世界一周という大変な旅の割にユルーい感じで楽しく読めると思います。
2巻、3巻も楽しみ。
おすすめです。
ぼんくら三人組は世界一周旅の三種の神器!? 読んでいて元気が湧いてくるコミックエッセイ。ホントにこんな状態で世界一周したんだと珍道中ぶりにびっくりしつつも何故か読んでいる方がツボにはまってしまう。ぼんくら三人組は世界一周旅の三種の神器!?。シュールな場面もさるころさんのイラストにほわーんとし、ノダDのいいわけコラムあり、更にさるころパペットも登場!続編が楽しみ。
番組を見た方もまだの方にもオススメです! スカパー!の旅チャンネルで放送された「30日間世界一周」のコミック版です。
さるころさんの厄払いのために航空会社の世界一周運賃を使い14都市のパワースポットを、30日間を3人で巡るという無茶な企画の番組です。
さるころさんの描くユル可愛い漫画に、旅のシュールな面、3人の人間性などがとても現れていてとても内容の濃い作品になっています。
30日間も海外を旅行するのに、さるころさん以外は下調べもせずに行き当たりばったりだったり、ロストバゲージなどのトラブルも満載。よくもここまで面白い旅になるもんだなぁと逆に感心してしまうほどです、
番組を見た方でも、番組では放送されなかった裏話や、ネタが満載なのでオススメです。
内容がとても多くなったので全3巻で発行されるそうです。
番組も続編になる「2週目」のロケも終わり、7月から放送されるそうなので楽しみです。
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[ 単行本 ]
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図説 英国コッツウォルズ―憧れのカントリーサイドのすべて (ふくろうの本)
・小野 まり
【河出書房新社】
発売日: 2007-08
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,300円〜
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・小野 まり
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カスタマー平均評価: 5
行きたいなぁ… イギリスはぜひ一度行ってみたい国ですが、この本を見て改めてその気持ちを強く持ちました。自然や、古い町並み、かわいいアンティーク。たくさんの写真で説明してあり、見ているだけで癒されます。
花も家も、当たり前に昔からそこにあるだけなのに、どうしてこんなに素敵だなぁと思えるのでしょうか。
個人的にものすごく惹かれたのはティールームでのミルクティーとラベンダーケーキです。すごくおいしそう!(笑)
ほ?っ と ため息が・・・・ あまり大きくない本なのに、すてきな写真がいっぱい!!!!
あっというまに 中世の田舎に引き込まれました。
どこまでも続く石垣・・・のんびり草を食んでいる羊たち・・・
緑の中にひっそりと立っているマナーハウスやわらぶきの家々・・・
昔の自然が、今も大切に保護されているコッツォルズ地方の魅力がてんこ盛りです。
あらゆることが、とても分かりやすく そして 詳しく書かれています。
イギリス好きには必読書!!!!でしょう。
巻末の 個人ガイドの情報など、交通事情のあまりよくないこの地方を回るためには欠かせない情報もあって、とても助かります!!!
ホント コッツォルズは 死ぬ前に一度は行ってみたいところですね。
その魅力が余すところなく紹介されていて、ますます大好きになりました。
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[ 単行本 ]
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ベトナム町並み観光ガイド (岩波アクティブ新書)
・友田 博通
【岩波書店】
発売日: 2003-06-06
参考価格: 987 円(税込)
販売価格: 987 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 340円〜
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・友田 博通
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カスタマー平均評価: 5
ベトナムへの誘い ベトナム観光の入門書といえます。 一読すると、ついつい計画もなくベトナムへ行ってみたくなるぐらい「誘惑」にかられる本です。ベトナムを観光したくなるから不思議な本です。きっと、それは平易な文章で書かれ、歴史や文化を絡ませながら書かれているからです。各地域も実にうまく整理されて書かれています。それに、もっとも魅力的なのは、写真が多くあるからです。その写真も実に文にぴったりした事象を表現しています。特に、町並みや民家、建築物が紹介されています。 この本を片手に、ベトナムを訪れれば、ひょっとしたら昔の日本を思い出すかもしれません。フランスの影響も見いだすことができるかもしれません。 この本でベトナムに訪問したくなりました。 そのぐらい魅力的な本だと思!います。
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[ 単行本 ]
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ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方―ワーズワース&ラスキンを訪ねて
・伝農 浩子 ・辻丸 純一
【JTBパブリッシング】
発売日: 2005-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,340円〜
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・伝農 浩子 ・辻丸 純一
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カスタマー平均評価: 4.5
なかなかいい感じ レビューの皆さんがすごくほめていたので期待して
購入しました。
本当に、湖水地方に旅行に行く方は持っていくと
絶対役に立ちそうですね♪
私は旅行の予定がなくなってしまったので、
いつか湖水地方に行くまで手元に置いて楽しもうと思います!
ピーターラビットの旅 著者は大のピーターラビット・ファンで、ナショナル・トラストともずっと関わってきた人物。
本書は湖水地方のあちこちを歩き回り、ピーターラビットの舞台を探そうというもの。豊富な写真、詳しい解説が嬉しい。
ピーターラビットの話をひとつずつ取り上げ、それぞれの舞台のモデルとなった屋敷、道、森を紹介している。原画と写真を並べて示してくれるので、分かりやすい。
綺麗な本なので家で読んでも楽しいし、実際に湖水地方に持っていってガイドブックとして使うのにも良いだろう。
ワーズワス、ラスキン、『ツバメ号とアマゾン号』、『嵐が丘』についても。
あまり日本人が増えるのは、どうかと思うけど。 2000年の家族旅行でロンドンを削っても、マンチェスターまで飛行機で行って後は、レンタカーで湖水地方を廻ってきました。
ピーターラビットの故郷ということで、最年少の当時中学生であった次女の希望を優先しましたが、最初は「行きたくねえ」といっていた高校生だった長男も、イギリスの原風景に触れた思いで、ファンになりました。長女は、その後、この本を持って、大学4年の夏休みに、1ヶ月の留学先をここに選びました。
私は、整備の悪かったレンタカー(3速ギアの2速が抜けていた)の運転に苦労し、ホテルのテラスでのジントニックのおいしさの印象しか残っていませんが・・・・つまり、それ以外、本当に何もしないで心身を完全に開放できたということ・・・それこそが、この地方における過ごし方でしょう。金銭的余裕があるなら、非常に狭い地域であるのですが、1週間、とにかくぼんやりするというのは、人生の「至福」と思います。
リタイアしたら、ここで1ヶ月は過ごしたいですね。
この本については、ちょいと違う見方もありますが、概ね了解です。
湖水地方在住ガイドからのお便り 私は湖水地方在住でガイドをしているものです。先日お客様がこの本を持っていらっしゃるのを見て、「すみません、ちょっと見せて頂いてもよろしいですか・・・」と拝見させて頂いたところ、とっても詳しい内容にびっくり!お客様も「とっても詳しくて面白いですよ。おすすめです!」とおっしゃっていました。特にピーターラビットの作者、ポターさんのおうち、ヒル・トップは中でガイドをすることが禁じられているためお客様自身で回らなければならないのですが、この本の中には間取り図付きの詳しい説明があるのでとっても役に立ったとのことです。私が日本にいる時はまだ発行されておらず、入手できなかったのですが、急遽家族に頼んでイギリスまで送ってもらいました。今では私のバイブルで、毎日のように持ち歩いています。とっても詳しく興味深い内容の紹介が美しい写真と共に掲載されていて、間違いなく、湖水地方を回るにはベストのガイドブックだと思います。また、ホテルやレストラン、美術館などの紹介も、ありきたりのものではなく、筆者が自分の足で歩き、目で確かめたおしゃれでセンスのいいところが多く載っていると思いました。これから湖水地方へのご旅行を計画の皆さま、ぜひこのガイドブックを一緒に持ってこられることをおすすめします!
ディズニーランドに行くより、この本片手にイギリス湖水地方へ! 〜あまり大きな声では言えないんですけど、ボクはディズニーランドがかなり苦手です。 なんだかプランナーの手のひらで遊ばされているような気がして、全然楽しくないんですよ。 子供が出来てから、掟を破って1回だけ行っちゃいましたけど、 やっぱり生理的にダメでした。リラックスできません。 そこへ行くと、イギリス湖水地方の、なんとのどかで、心休〜〜まる風景・・・。 ピーターラビットのものがたりが誕生してから100年以上も経っているというのに、 舞台となった風景が当時のままだなんて、日本だったら、ありえなーい、ですよ。この本、写真がたっぷり。原書の挿絵もたっぷり。 どれもこれも、物語と全部リンクしているのでビックリです。 まるで絵本の中に迷い込んだような心地よい錯覚・・・〜〜。 かなり丁寧な取材旅行をしたんでしょうね。★★★★★5つです。 ところで主人公ピーターのモデルになったウサギの名前は「ピーター・@@@@」! ロンドンの市場で4シリング6ペンスで買ったベルギーウサギ! 作品中のいたずらなピーターとは違って、性格は温厚で素直だったとか。 な〜んていうトリビアなウラ話もたっぷり。 ピーターラビット〜〜ファンは、けっこう楽しめるかなりお得な本ですよーー。〜
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[ 単行本 ]
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D10 地球の歩き方 台湾 2009~2010
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンド社】
発売日: 2009-03-13
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 898円〜
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・地球の歩き方編集室
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カスタマー平均評価: 2
ちょっとがっかり、情報が少なく、未収録の観光地多い 台北エリアはそれなりに出ていますが、それ以外の地域はあまり詳しくなく、そこそこ有名な(現地で)観光地、スポットも収録されていません。おまけに地図も詳しくなく、この本に加えて現地の案内所でもらった地図、パンフレットを見ながらでないと役に立ちませんでした。台南ではほとんど使えませんでした。(お店がわからなかったり、バスの情報も)できたら他社さんのガイドブックがいいのではと思います。
台南・高雄ではあまり役に立たなかったです(残念) この本を買って、お彼岸の休暇に台湾の台南、高雄に持って行きました。正直、ちょっと肝心なポイントを落としてしまっているなあという感想です。台南は地図がすごくわかりにくく、観光地や素晴らしいところの記載もなかったり、安平地区はすごく大雑把で役に立ちません。おいしいお店があっても行き方が出てなかったり。他社から出版されている「新個人旅行・台湾」の方が内容、地図、情報も充実していて、やはりこちらは編集者が台湾の権威の方だからかな?と思いました。ただこの本は軽いから旅行にはいいと思います。軽くて持ちやすいから★2つです。
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[ 文庫 ]
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週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
・下川 裕治
【講談社】
発売日: 2004-03
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 480円〜
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・下川 裕治
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カスタマー平均評価: 4
飄々と旅する 三連休に一日ぶつける。
旅好きのサラリーマンにとって、まさに魅惑の言葉です。
本書はそんな「息抜きアジア旅」のコツを教えてくれる一冊です。
全部で12のルートが紹介されていますが、決してお仕着せの旅を推奨するようなものではありません。
それは著者も『アジア好きは、それ(本書)をヒントに自分にとっての週末アジアをつくり出していく気がする』(P.24)と語っている通りです。
感化されました 貧乏旅行の著作が多い旅行作家・下川裕治さんの本。
サラリーマンが週末+1日の休み程度でいけるアジア周辺の
旅を紹介している。もちろん自分の旅行記として。
この中で大連入りの丹東旅行が紹介されている。
この記事を下敷きにして計画して、実際に旅したこともあります。
北朝鮮との国境の街まで。
人のまねっこをするわけじゃないけど、参考として。
学ぶとは「まねぶ」という言葉からできているわけで・・・。
「週末バックパッカ−」になる為の良質なガイドブック。 「週末」、「兼業」。 この二つのキーワードを切り口にした、 下川さん自身の体験に基づく「週末アジア旅の提案」です。「世界中を気ままに旅して回りたい。」、 「息苦しい日本を飛び出し、アジアのゆるゆると流れる時間に身を任せたい」 というのは、旅を愛する我々の見果てぬ夢です。 我々が下川さんの著作を愛する所以は、 その気持ちを具体的に代弁してくれるからだと思います。 今、「週末起業家」や「兼業サラリーマン」を勧める本が花盛りです。 今までのように、右肩上がりの経済成長を前提とした年収アップはもう望めない。 年金制度や勤め先の破綻に備えて、副業により収入を確保しようということです。 本当であれば、「生活のために好きでもない仕事をするくらいなら、 会社を起こして好きなことを仕事にしよう!」というのが望ましい。 しかし、必ず成功するといった保証は無く、逆に全てを失ってしまう可能性も大きい、 所謂ハイリスク・ハイリターン、それでは危険過ぎる。 下川さんの旅に対する考えも同じのようです。 欧米と違って、会社(組織)に属している限り長期の休暇など望むべくもない。 一度会社(組織)を飛び出したら、将来の生活の糧を得られる保証は何処にも無い。 年齢を重ねるにつれ、家族や仕事に対する責任も増してくる中で、 かつての理想とする気ままな旅を追い求める自分自身とどう折り合いをつけるか? その結論が、会社(組織)に属しながら、週末を利用して日本から近いアジアの国を旅行することで、 その方法を紹介するのがこの本です。 下川さんにすればこのような旅の姿は妥協の産物かもしれませんが、 私にとっては、アジア旅をより身近な存在にしてくれる、大変参考になる情報ばかりです。
帰還不可能 『格安航空券&ホテルガイド』に連載された「その先のアジア」をまとめたもの。 週末を使ってアジアのプチ旅行を楽しむというコンセプトのもと、12のコースが紹介されている。金曜の夜に日本を発って、土・日と現地で過ごし、日曜の夜か月曜の夜に帰国する。あるいは、月曜を休みにしてもう一日。こんなわずかな時間でアジアへ行けるのか不安になるが、そこは旅慣れた著者のこと、きちんと旅程が考えられている。 たとえば、バンコクからのゆったりとした汽車の旅、中国から北朝鮮国境を見に行く旅。どれも面白そうで、ちょっと行ってみたくなる。しかし、だまされてはいけない。たぶん、この本に載っている旅のうち、半分くらいは実行不可能なのだ。ハードなバスの旅、時間にルーズなラオスの飛行機。そうしたものにうっかりつかまってしまうと、帰国不可能になる。くれぐれも気を付けて欲しい。
超短期型アジアの歩き方 下川裕治の本を久しぶりに買って読んだ。 割とアジアを旅行する人の間では有名なライターだ。 最近は、同じようなネタばかり書いているが、 見かけるとつい買ってしまう。 自他ともに認める「貧乏旅行ライター」という素敵な肩書きを持つ。 でも、「貧乏旅行」ライターなのか、「貧乏」旅行ライターなのかわからない と彼はぼやき、その芸風も徐々に前者から後者へと 移行して来ているようである。 彼の本を買うと、アジア的な喜捨をしている気分になってしまう。 でも、 アジアを見るときの視点には共感ができるところが多いので、好きだ。 旅行に行っても昼寝ばかりするというスタイルも好きだ。 恥ずかしそうに旅行のセンチメントを語る文体も好きだ。 で、この本の内容は、週末を利用し、アジアにある田舎町を 訪ねてみよう、という忙しいサラリーマンを対象にしたもの。 ラオス、カンボジア、タイ、中国、韓国、ベトナムなどの 小さな街が紹介されている。具体的なルートや宿泊地などの データが付記されている。基本的には、若いころに旅行の 経験がある人向けに書いてあるようだ。 おお、週末でこんなところまでいけるのか! という驚きの連続だ。緻密な計画と、ちょっとした小金 さえあれば、アジアの田舎のゆったりとした空気の中で散歩が できると思うと、もういてもたってもいられない。 おれのリーマン生活はまだ始まったばかりなのだが、 はっきり言ってこの本は業務妨害である。 仕事をサボってこんな雑文を書いて妄想している始末である。 じゃあ、読むなといわれそうだが、 読んでしまったものは仕方がない。
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[ 単行本 ]
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C11 地球の歩き方 オーストラリア 2009~2010
【ダイヤモンド社】
発売日: 2009-06-20
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,490円〜
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カスタマー平均評価: 0
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