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[ 単行本 ]
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メコンの国―インドシナ半島の国々 (旅行人ノート)
・旅行人編集部
【旅行人】
発売日: 2007-05
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,700円〜
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・旅行人編集部
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カスタマー平均評価: 5
メコン川周辺の国を陸路旅するのにおすすめ 私はタイ?カンボジア?ベトナムを陸路で旅行するのにこの本を携行しました。立ち寄った場所のほぼ全てを一冊でカバーできていたので非常に便利でした。陸路で国境を越える際の注意点などが細かく載っていたのも非常に重宝しました。
頼りになります 今回初めて旅行人さんのガイドブックにお世話になりましたが、このエリアをあちこち旅行するにはとても使いやすく、情報も某有名ガイドブックより格段に正確で頼りになりました。
街から街へ移動するバスや電車の情報が詳しく役に立ちました。
また、特に役に立ったのは各地での物価情報。水の値段からトゥクトゥクの相場なども書かれており、物の値段が決まっていないこのあたりの旅行では必要な情報でした。
情報が薄い部分としては、各地での観光スポットの情報とドミトリー情報(安宿ではなくドミトリーのある宿)です。そのあたりの情報を現地調達できるのであれば、このガイドブックは本当にオススメです。ある程度の貧乏旅行に慣れた人向けだと思います。
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[ 単行本 ]
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D12 地球の歩き方 韓国 2008~2009 (地球の歩き方)
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-08-02
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,279円〜
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・地球の歩き方編集室
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カスタマー平均評価: 2
わかりづらい 地球の歩き方のシリーズはイタリアとグアムがよかったので、近々行こうと思っている韓国のも買ってみましたが、これはわかりづらくて驚きました。
ページ数も多く、たくさん書いてありますが情報が浅くこれだけでは何もわかりません。
これを買って読むくらいだったらインターネットで調べる方がいいです。
「旅の準備と技術」の項目だけはちょっとだけ使えそうだったので星ふたつにしました。
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[ 単行本 ]
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A23 地球の歩き方 ポルトガル 2009~2010 (地球の歩き方)
・地球の歩き方編集室
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-11-29
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,180円〜
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・地球の歩き方編集室
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)
・下川 裕治
【新潮社】
発売日: 2007-04
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・下川 裕治
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カスタマー平均評価: 3
アジア バスでたどる5万4千円の旅 書店で棚を眺めていたら書名が目に入り、それにひかれて購入しました。5万4千円って国内旅行でもそんなに遠くへ行けないな、と感じたものですから。
東京からトルコのイスタンブールの先までバスで行く、という企画が壮大で夢があっていいですね。アジアハイウェーという言葉すらしらない読者にとって、それがどんなに過酷な旅であったとしても夢とロマンを感じさせる旅立ちには違いがありません。時には、閉塞状況を感じ、日常から非日常へといざないたいと思ってもできない者にとって本書は魅力的に映りました。
51歳の旅行作家はベテランですし過酷なバスには慣れています。40歳のカメラマンも筆者とは仕事を通して気心がしれていますが、30歳の料理人はアジアをめぐるバス旅は初めてですから、その肌合いの合わない関係もまた「旅は道連れ、世は情け」を地でいくものでした。世代と性格の違いもまた、旅が人生の縮図であることの証明のようです。
16ページのカラー写真と各ページのモノクロ写真が道中のイメージを確かなものとしてくれます。この手のルポをあまり多く読んでいないものですから、アジア各国の寝台バスや路線バスの違い、人々の気性、交通事情と治安の差、食事とホテルの格差など知らないことが多く興味深く読みました。冒頭にたどったルートの地図と交通費明細が記してあります。宿泊費や食費が除かれていますので、実際5万4千円で旅が賄えたわけではないのですね、当たり前かもしれませんが・・。
日本、韓国、中国、ベトナム・ラオス、タイ・ビルマ、バングラデシュ、インド、パキスタン、イラン・トルコ、とたどる旅はカピクレで終了しました。アジアの広さと多様性を改めて感じさせるルポだと思います。
旅の虫が動き出す 「アジアハイウェー」という国連事業があるらしい。日本も加わるアジア23カ国が調印してアジアの道を整備する事業である。その一号線は、起点が東京、終点がイスタンブール。つまり日本、韓国、中国、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー、バングラディッシュ、インド、パキスタン、イラン、トルコを一本の道で結ぶ大事業だ。
政治を遅れをよそに、経済面ではアジアの共同体の試みはそのように具体的に動き出している。共同通信社の企画に乗って、下川祐治氏は、一人の青年とカメラマンを従えて未整備のハイウェーをバスの旅で走破する。
窮屈なバスで何日も車中泊をし、客引きにだまされ、と本の中では終始ぼやき通しである。でも「ぼやき」がどうやら彼の文章スタイルらしいということがわかるころ、私はここに書いていることを全面的に信頼するようになる。もしも、アジアバスの旅をするとしたら、この本は大いに役立つに違いない。(最もアジアの変化はめまぐるしいので、あと2?3年という限定つき。)
なぜ信頼できるか。私が韓国、中国、ベトナムで彼とほぼ同じ失敗や経験をしているからである。
「韓国フェリーの雑魚寝部屋、布団の幅は60センチほどしかない。姿勢を正して寝る。」そういえばそうだった。狭かった。それが当たり前だと思っていた。
「中国の客引きの強引さは世界でもトップレベルだと思う」だそうだ。断ってもことわっても金魚のふんみたいに付いてくる。そんな経験も私はした。
ベトナムでは私は力車夫に約束した金額の10倍の額を請求された。断っても不気味についてくる。レストランに入る。店の前で待っている。負けてしまってその額を払ったことがある。それとほとんど同じ経験を下川氏もしているらしい。
言葉ができなくても英語と筆談でやっていく下川氏の「何とかなるさ」の旅心情を読んでいると、私はなんとも頼もしい。韓国仁川からフェリーで北朝鮮国境近くの中国丹東に渡る。朝鮮民族の住む町から北京を目指す。彼のように急がずにゆっくり旅をすればなかなか面白いコースではある。旅の虫がうずうずと動き出すような本である。
何を今さら 下川氏自身、バックパッカー旅行自体が下火であることを当然知ってるだろう。
ネットの普及の影響か、点から点の旅行は健在だが、点を線でつないで行く旅というのは
もう若者には流行らないのだ。旅先でもその国より画面を見ていたほうが楽しいのである。
この企画はそんな旅の現状に対する逆説的な位置付けを狙ったものなのだろうか。
下川氏自身、そしてハードな地を這う旅の経験者であれば、日本からアジアを横断するのに
さほどの金がかからないことくらい、やる前から分かっていることである。
あの広大な中国大陸だって上海からカシュガルまで、バスだけ乗り継げば1万円ちょっとで
可能なのである。だから5万4千円というのは日本国内の移動費を差し引いても
さして驚くにあたらない予算である。いかに道中贅沢な食事をしないかくらいに
かかっていると言っていいだろう。
このようなトライアスロン旅行にもうどれほどの情報的価値があるとも思えないのだが
アジアの進化の現実を目の当たりにして、そのスピードについて行けない
ノスタルジックな元おじさんバックパッカーはつい「鼻白んでしまうのだ」
そして「もうこういった旅も終わりなんだな」とつぶやいては
汚れたザックを部屋の隅に置いてしまうのだろう。
アジアのバスの旅 2006年1月1日の共同通信配信記事「夢のアジアハイウエー紀行」を大幅に加筆したもの。後半は書き下ろし。
そういえば、この記事は朝日新聞の正月版に載っているのを、私も読んだ覚えがある。中国からトルコへ至るアジア・ハイウェイを取材したものだった。これは物資の輸送を目的にしたもので、けっこうな経済効果をもたらしているらしい。ただ、一方では経済格差にもつながってしまっているわけだが。
本書は、東京から福岡、韓国、中国、ベトナム、ラオス、タイ、ビルマ、バングラデシュ、インド、パキスタン、イラン、トルコと、ほぼアジア・ハイウェイに乗ってバス旅をしたもの。ほとんど全編がバスの中である。そのつらさが延々と語られている。このあたりは、アジアのバス・マニアである著者のお得意の分野だ。しかし、昔と比べるとかなり改善されている点も多く、一抹の寂しさを感じたりもしている。
安定した文章と鋭い観察で、安心して楽しめる一冊。
受け取り方の問題? この作者の旅行記を読むのはこの本が初めてなのだが、それがいけなかったのかもしれない。
作中で幾度も語られる回想に全て頷けるくらいに下川裕治作品を読み込んでいれば、また別の楽しみ方もできたのかもしれないのだが。
全体的に、「平坦」という印象を受ける紀行文。
表層的に観たことしか書いていません、といった趣だ。
その為か、同行者の影が少々薄く、煽り文とは些か温度差があるように感じられる。
ただ、それだけ淡々としている分、アジアの現在を眺めるには丁度良いのかもしれない。読者によってそれぞれの解釈の仕方ができるだろう。
そういった面も勘案して、トータルで★3つとした。
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[ 文庫 ]
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波を求めて世界の海へ―南海楽園〈2〉 (講談社文庫)
・武田 圭
【講談社】
発売日: 2008-07-15
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・武田 圭
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カスタマー平均評価: 4
サーフトリップの楽しみ方 サーフトリップのドキュメント。
サーファーなら誰もがあこがれる究極の波を求める旅。
しかしながら自然相手のスポーツ。最高の地に行って波の無い日もあるがそれでもサーフィンに感動する作者に共感。
波は良いに越したことはないが決してそれだけでないサーフィンの楽しさを教えてくれる。
旅好きの人にもお勧め。
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[ 単行本 ]
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極楽!日本の湯宿大賞
【ベストセラーズ】
発売日: 2009-05-16
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
Amazonポイント: 5 pt
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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マカオ ノスタルジック紀行 (アジアの街トラベルガイド)
・芹澤 和美 ・安藤 “アン”誠起
【双葉社】
発売日: 2007-07
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 925円〜
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・芹澤 和美 ・安藤 “アン”誠起
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カスタマー平均評価: 5
痒いところに手が届く 初めて旅するところは期待とともに、ちょっぴり緊張もするもの。
今までわたしが手にしたガイドブックは、
「で、実際どうなの?どうしたら良いの?」とか
「それがもうちょっと知りたいのに」とか
「結局のところ、どうだっていうの?」とか
あともうちょっと足りない感じがしていましたが、
この本はその“ちょっとした疑問”も解消してくれる、
痒いところに手が届いている本だと思いました。
文章は軽快で読みやすく、写真も本当に美しく、
実際にそこを訪れ、詳しい友人にガイドをして貰っている気分でした。
わたしが実際マカオを訪ねるときには、必ず持っていきたい一冊です。
旅行者の感覚と旅行ライターの視点が参考になりました。 ガイドブックやインターネットの画一的な情報とは違った、奥深いマカオが描かれています。
かといって、えんえんとエッセイが続くわけでもなく、私たちと同じ、「旅をする女性」の感覚でマカオという場所を楽しみながら、旅行ライターという視点でのコメントもあって、参考になりそうな部分もたくさんありました。特に、ホテルのカフェが1ページでとりあげられているあたりが、細かいと思います。あと、ジュエリーショップの紹介も、マカオ旅行を控えている私には参考になりました。
アジアの紀行本というと、良くも悪くも、バックパッカー向けの、なんでもやっちゃいます的な本が多いですが、この本は、ローカルの風土を大切にしながら、ちゃんとスパとかマンダリンとか楽しんで、かっこよく旅をしている感じで、好きです。
全部カラーだったらよかったのに、と思います。
女二人で旅行してきます! 以前に香港旅行のついでに1泊で行ったマカオ。
慌しかったこともあって、「こんなもんかあ」と思っていたのですが、先日たまたまテレビでマカオを見たら、ずいぶん変わっている様子でした。
関空からマカオに直行便も飛ぶし、夏休みはマカオに行こか!とはりきって本を探してみたものの、
香港・マカオが一緒になって売っているガイドブックは情報が少なすぎる!
この本は、値段はちょっと高いけど、他にもないしと思ってこの本を買ってみて大正解でした!
(満点じゃないのは、ちょっと値段がお高めだからです)
グルメやよさげなスパが紹介されていて、それもガイドというよりは、旅行者の視点風。
マカオって、女性が行っても楽しい街なんですね。
結構奥深い本だと思います。 読んでマカオに思いを馳せ、本書を持って現地を巡り、帰ってまた行きたくなり…と、末永く楽しめそうな本です。
さらりと読めるのに何か印象に残るのは、著者の気持ちが文章の中に多分に込められているからであり、印象的な写真が効果的に配置されているからであり、思わずニヤリとするような仕掛けもあるからでしょう。印刷や紙質も含めて、この本の内容は本という形態を取るのがベストだと納得できる一冊です。
著者の言うノスタルジーとは何か、マカオのどこにあるのか…本書を手にしながら考えていると、今のうちに行っておかなきゃ!という気持ちになります。妻も「マカオに行きたい?」と言っています。
マカオへの愛情が伝わってきます コンパクトで持ち歩き易いサイズながら、内容充実でとても使えるマカオガイドだと思いました。食べ物や観光スポットは勿論、スパやエステの情報も充実していて女性にもお奨めです。
マカオが初めての方から、何度も行った事のある方まで、この本を読むと知らなかったマカオの世界を沢山知ることが出来ると思います。写真も充実していてとても素敵です。
この本を1冊読み終えたら、マカオが懐かしくとても恋しくなり、久しぶりにマカオに行ってみたくなりました。著者のマカオへの愛情がたっぷり伝わってくる超お奨めの1冊です。
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[ ムック ]
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沖縄スタイル30 (エイムック 1695)
・沖縄スタイル編集部
【エイ出版社】
発売日: 2009-03-25
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 980 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
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・沖縄スタイル編集部
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カスタマー平均評価: 4.5
残念です この号を持って休刊(廃刊)らしいです。
去年の夏にこの雑誌を知り毎号楽しみにしていたのに・・・
復活を願います。
沖縄移住のバイブルです! 毎回購入している、”沖縄スタイル”すでに30号まできた。
内容がよく尽きないなぁ?と感心。
ディープな"今”の沖縄を読んでいる。
不動産が高騰しているのが気にかかる.....。
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[ 文庫 ]
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ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)
・高野 秀行
【集英社】
発売日: 2006-03-17
参考価格: 450 円(税込)
販売価格: 450 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 180円〜
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・高野 秀行
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カスタマー平均評価: 4.5
あんまり面白くないかな 「柳生一族」とは面白そうと思って買ったのだが、大泉洋の出てたベトナムをカブで縦断するというクダラないテレビ番組を思い出した。
大泉と鈴井がカブに乗ってベトナムをホーチミンから北上するというキワモノ企画なのだが、2人の後ろをベトナムの公安が車に乗ってついて行き(ロケ時のベトナム側の条件であったらしい)、大泉と鈴井が公安を適当にもてあそぶと言う、悪ノリぶりであった。
クダラナイので、当然、大泉の番組は面白いのだが、この本、どうもミャンマーの公安と「柳生一族」と言うネタが、あまり面白くないと言うことに筆者が気づかずに、もしくは途中であまり面白くなりそうにないことに気づいたが、引き返せなくなって、最後まで行ってしまったと言う印象である。
もちろんクダラないことこの上ないテレビ番組より、面白くないと言うのは、著者にとっても不名誉なことではないのだが、あんまり面白くないという私の印象は印象である。
しかし、船戸与一に対する評価とか、この著者、なかなかアタマがいいと言う感じがする。
この本に限ってはということで点数をつけました。
補:読み返してみたら、なんだか偉そうな感じがしますね。すいません。
ミャンマーに行ってみたくなるかも 『ワセダ三畳青春記』の著者(元早大探検部)が軍事政権下のミャンマーに、公安の監視つきで、作家・船戸与一と取材旅行に行った際のドキュメント。
封建的ともいえるミャンマー政治機構を江戸時代の幕府にたとえ、監視目的で取材旅行に同行する謎めいた(?)軍関係者らしき人々を「柳生」と称する。
アウン・サン・スーチーを千姫にたとえるあたりなど、やや無理があるのだけれど、この筆者の真骨頂である客観的かつ冷静な文体と、言葉遣いの巧みさが、その無理な設定を凌駕して何ともいえない奇妙さ、面白さをかもし出している。
普通では絶対に行けそうにない辺境地の様子や人々の姿が克明に描かれていて、興味深い。冷静に考えると旅行はとても大変そうだし、「柳生」の人たちも実に怖そうな雰囲気なのに、読み進めていくと何故か次第にミャンマーに行ってみたくなってくる、不思議な旅行記。
炸裂はしない…? 出版社の紹介文に「笑いが炸裂!」みたいに書いてあったけど、炸裂までは…?
ただそれは他の高野作品に比べればであって、普通に面白いとは思います。
強力な好奇心に押されて旅して来た高野さんですが、今回は先輩のお供と言う事でパワー不足なのかもしれません。
しかし、観光ビザで入国する予定が政府の情報部の人たちに付いて回られる事になったりして、やっぱり普通に旅する事はできない運命なんでしょうねー、この方は。
情報部の人間たち、タブーとされている政治的見解を市井の人にズバズバ聞いてしまう先輩、など濃い顔ぶれが話を盛り上げます。
肩の力を抜いてミャンマーの現状を垣間見るのに最適な一冊だと思います。
ミャンマーのとぼけた旅 著者は早稲田大学探検部の出身で、秘境への怪しい旅を得意とする人物。一方で、人情に訴えかけてくるような文章にも味がある。本書は、その両面が融合した力作。
探検部の先輩の船戸与一氏に依頼され、ミャンマー旅行のガイドを務めることになった高野氏。しかし、ミャンマーの国情は複雑である。軍事政権とアウン・サン・スー・チーの関係など、非常に入り組んでいて分かりにくい。
それをすぱっと説明できるのが、高野氏の持ち出す「柳生一族」という枠組みなのである。私も最初は馬鹿にして読み始めたのだが、これが意外にはまっている。分かりやすい!
ミャンマーについて、手軽に理解するのだったら、本書に勝るものはないかも知れない。ただ、現在ではまた政権が交代、事態は複雑化の一途をたどっている。
もう一回、行ってくれないかなあ、高野さん。
ミャンマーは江戸徳川幕府? ミャンマーを江戸幕府と照らし合わせながら、高野秀行独特の感性で描かれたノンフィクションです。 ただ英語が話せないために、無口だった柳生一族など、笑いどころ満載です。皆さんもぜひ読んでみてください。
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[ 大型本 ]
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るるぶスイス (るるぶ情報版 B 8)
【ジェイティビィパブリッシング】
発売日: 2008-04
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 800円〜
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カスタマー平均評価: 0
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