|
[ 文庫 ]
|
うわさの神仏〈其ノ3〉江戸TOKYO陰陽百景 (集英社文庫)
・加門 七海
【集英社】
発売日: 2007-05
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 145円〜
|
・加門 七海
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
日本の特別地域2 『東京都葛飾区』 (地域批評シリーズ) (地域批評シリーズ)
・昼間 たかし
【マイクロマガジン社】
発売日: 2008-02-29
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
|
・昼間 たかし
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
韓国およめいり
・阿部 美穂子
【ワニブックス】
発売日: 2005-01-20
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 227円〜
|
・阿部 美穂子
|
カスタマー平均評価: 4.5
愛情に溢れた本 阿部美穂子さんの旦那さんに対する愛情が溢れていて、読んでて心が温かくなります。
旦那さんへの純粋な愛情が、旦那さんを通して旦那さんのご家族やご友人、韓国という国全体にまで広がっているような、読んでて「こういうお嫁さんに愛されたら男性冥利につきるだろうなぁ」って、私もこういうお嫁さんになりたい!って思わせてくれました。
阿部美穂子さん、本当に可愛いお嫁さんです。
韓国の男性は嫁いだ途端亭主関白になるとか、家族との絆が濃すぎて日本人の嫁は大変とか、そういう噂もよく聞きますが、この本は韓国に嫁ぐ日本人女性にとって明るい希望になるのではないでしょうか。
あとレシピが何点か載っているのですが、阿部さん風キムチチゲかなりおいしいです!
コクのある辛さが絶妙で、お酒にもご飯にも合う!
写真も多くて、結婚式の時の阿部美穂子さん可愛いです。文章はたまに「ん?」って首を傾げてしまうような稚拙な箇所があるので星ひとつマイナスで。
読みやすい 韓国のサッカー選手と結婚された阿部美穂子さんの著書です。
10月に「ポカポカ地球家族」で阿部さんのことを知りました。(ご結婚された頃は阿部さんのことを知らなくて、誰だろうこのひと・・・・・・という状態だったので;;;)
間に入っている写真や4コマ漫画も面白いです。
貴重な親日国も大切に 【中央日報・韓国人意識調査】 最も嫌いな国 1位日本(55%) 2位北朝鮮(15%) (中央日報2006年9月22日) 【読売新聞・韓国日報「日韓共同世論調査」】 日本に良い印象を持っている 17% 悪い印象を持っている 82% (読売新聞2006年8月7日) 【台湾紙「遠見」の台湾人世論調査】 全4質問のうち「移民したい国」「立派だと思う国」「旅行したい国」で日本が1位 「留学したい国」で2位 (毎日新聞2006年6月30日) 日本の旧植民地という、立場はまったく同じなのに、この違いは何なんだろう?
へぇ?。 と言いつつ楽しく読みました。お隣韓国に嫁いだ阿部美穂子さんのパンリ(せっかち)な人々に振り回されつつ生き生きと綴る韓国ライフエッセイ。ページを捲るたびにへぇ?、と韓国と日本とのギャップに驚きつつサラっと読んでしまいました。第二弾が出るようなので、そちらも楽しみです。
頑張ってますね! 韓国リーグのサッカー選手と結婚したタレントの阿部ちゃんのエッセイ。本の内容は面白くあっと言う間に読める。4コマ漫画が面白い。文中( )の使用が多いのと、阿部ちゃんの文章が少し幼くて、欄外の文章も多少読みにくい箇所もあったが、阿部ちゃんの大好きな人が住む韓国で、普通に主婦として頑張っているのが良く伝わった。
出会ったその日に「この人の子供を生みたいと思った」とオッパ(旦那さまの事)に対する思いを素直につづっている点が発見で、きっとオッパが運命の人だったのね?と祝福してあげたい。阿部ちゃんは単なるタレントではなさそう。ちゃんと自ら努力しているって感じで評価したいと思う。韓国に住むというのも、語学をマスターするのも大変だと思うけど彼女なら楽しんで乗り切れる事でしょう。
偶然にも、つい先日に阿部ちゃんのオメデタを知った。韓国で出産すると何かと大変だろうけれど元気な赤ちゃんを産んで欲しいです。
|
|
[ 文庫 ]
|
不肖・宮嶋のネェちゃん撮らせんかい! (文春文庫PLUS)
・宮嶋 茂樹
【文藝春秋】
発売日: 2001-11
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 95円〜
|
・宮嶋 茂樹
|
カスタマー平均評価: 4.5
真面目な破廉恥本。 この本はすごい。
ハレンチなネタでボスニア紛争を分かりやすく解説している。
モデルとして、Jリーガーの妻の従姉妹が出てきたり、冬のバルカンで
裸同然で撮影(股の毛がハミ出ておるそうな)したり。
彼女達の日常を垣間見ながら、ボスニア紛争の複雑さを分かりやすく
解説した本。
ボスニア紛争と不肖・宮嶋の入門書としても最適です。
旧ユーゴスラヴィアは美女の宝庫なのだ! 読んでいて、実にワクワクする本です。例え紛争中であっても、美女の宝庫、旧ユーゴスラヴィアで、男の本能として女を求める不肖・宮嶋茂樹が実にユーモラスでいいのです!危険を冒してまで何故旧ユーゴスラヴィアまで行って美女の写真を撮るのか?これが「不肖・宮嶋」の世界なのでしょう。その後、ザグレブのラダとどうなったのか?是非、結末を知りたいところです。
究極の娯楽本! 著者の思惑通り。不肖・宮嶋作品は、“お初”のわたくしでしたが、非常に軽快で読みやすくおもしろかった。毒舌についていけるか、という心配もよそに(著者が本気でやっている事なので、毒舌に書いても、真剣みが伝わってくるので、トゲ、いやらしさがない。)どんどんこの人の作品を読んでみよう。と思わせる一冊です。
最高傑作のひとつ 宮嶋本といえば二つのパターンだと思っていました。ひとつは大阪弁がドッバーっとあふれだし南極やらPKOを相手のチン道中。もうひとつは張り込み撮影の裏話の本です。 でもこの本は少し違いました。ボスニアという内線の地で淡々と、あくまで淡々と美女を狙う不肖がいます。もちろん不肖のこと、すんなり物事が進むわけはありません。それでも行間と、その美しすぎる美女の写真に、戦争が好きだと叫びながらも平和を願う不肖の思いを感じます。 いままで読んだ不肖本の中で一番シッブーと感じる一冊でした。お勧め星五つです。
不肖・宮嶋節の神髄! 不肖・宮嶋シリーズ最高傑作といってもいい。不肖・宮嶋は、私たち一般人にはとても行けない(行こうとも思わない?)場所、できない(したくない)体験を、自分に代わってやってくれているようなもので個人的に大好きであるが、今回も不肖・宮嶋の奮闘ぶり、ドタバタぶりに大いに笑った。が単なるお笑い本とおもっているあなたは、まだまだ不肖・宮嶋がわかっていない。現場を体験したものだけが言える非常にシブイ(?)戦争論、国家論、女性論がごちゃまぜになっているところが非常にシブイのである。不肖・宮嶋シリーズ入門書としておすすめである。
|
|
[ 文庫 ]
|
やった。―4年3ヶ月の有給休暇で「自転車世界一周」をした男 (幻冬舎文庫)
・坂本 達
【幻冬舎】
発売日: 2006-04
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・坂本 達
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
沖縄島々旅日和 宮古・八重山編 (とんぼの本)
【新潮社】
発売日: 2003-04
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 499円〜
|
|
カスタマー平均評価: 4.5
読むだけで沖縄離島を旅できる 日本トランスオーシャン航空(JTA)の機内誌の記事を再編集した本の1冊目です。
沖縄の13箇所を様々な人が訪れ、それぞれの視点で紀行文を書いています。
ドラマ「ちゅらさん」の舞台になった小浜島、
「宙の名前」の筆者が旅した星の美しい波照間島、
人口5人で暮らす水納島、、、
それぞれの島の風景や住む人々の魅力が溢れる一冊です。
気ままな一人旅に出たような、そんな気持ちになれます。
いざ離島へ… 私はこんな本を探していた!沖縄の本や旅の本はたくさんあるけれど、八重山諸島やその他離島についての本はあまりない様に思う。離島にはリゾート的観光スポットが少ない。でも離島を訪れる人は、リゾート的感覚ではなく、極力人工物の無い、そこにある自然を満喫する為の旅をしに行くのである。そんな離島の魅力の一部がこの本には書かれています!行かなければわからないこともあるけれど、行っただけではわからない島の状況や魅力がある。そういうことが書かれています。これから八重山を旅する人!旅を満喫してきた人!!この本を読んで(ただ写真を見るだけでもいい)八重山に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
|
|
[ 文庫 ]
|
煮え煮えアジアパー伝 (講談社文庫)
・鴨志田 穣
【講談社】
発売日: 2005-12
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 279円〜
|
・鴨志田 穣 ・西原 理恵子
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
もっと煮え煮えアジアパー伝 (講談社文庫)
・鴨志田 穣
【講談社】
発売日: 2006-03-15
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 160円〜
|
・鴨志田 穣 ・西原 理恵子
|
カスタマー平均評価: 4
思わずソウルへ行ってしまった ドイさんとのコンビでのソウルの道中が楽しく、そして悲しい。
私は仕事で途方に暮れた時、この本をバッグに忍ばせ突然、半ば衝動的に一人でソウルへ向かってしまった。ポジャンマチャ(屋台)でジンロをガンガン飲み、真夜中のソウルの裏道をワケが分らなくなるほど泥酔してウロつき、ホテルの場所が分らなくなってしまった。全くイカレているが、今思うと、カモちゃんみたいになりたかったのかもしれない。
翌日またカモちゃん気取りでセマウル号に乗って、ビールをあおっていた。全くバカだ。でも、カモちゃんの言う通り列車で飲むビールは本当に最高だ。
ソウルには美味いマッカリ(ドブロク)があり、ビールのピッチャーサイズ(1.5リットル)が250円くらいで手に入り、ポジャンマチャでは安くておいしいツマミが沢山。酒好きのカモちゃんや私にはたまらない街だ。
恐らく永遠に読めないだろうけど、取材したのにカモちゃんとの仲違いで封印されたゲッツ板谷さん著・幻の「韓国怪人紀行」が物凄く読みたくなってくる。
どうしてもソウルへ行きたくなってしまう。そして体感したくなる。私にとってそんなパワーをもたらしてくれる本だ。
アジアの寂寥感 2003年に出た単行本の文庫化。
「アジアパー伝」シリーズの第4弾。
いつもながら、鴨志田氏の文章と、西原氏の漫画のあいだに、何の関係性も見出せないのが面白い。鴨志田氏がシリアスな旅日記を吐露している一方で、西原氏の馬鹿馬鹿しい日常漫画が「空気を読まず」展開されていくのだ。
どちらも、それだけでは「ちょっと足りない」感じだが、コラボレーションの妙によって面白さが生まれている。
旅行記だけ単独で見ると、相変わらずの印象。センチメンタルなアジアの旅だ。ちょっと食傷させられる。
鴨志田さんの追悼に この本は、西原理恵子と鴨志田穣の二人の共著であり、アジアパー伝というシリーズの四作目である。
鴨志田氏がアジアでルポしたこと、自分が体験したことをそのまんま書いた本に、西原が本編と関係が深いような全く関係がないような漫画を添えている。鴨志田氏のルポは、社会正義を訴えたものでもないし、ルポルタージュといった社会派のものではない。各地をあちこち放浪したり飲み歩いたりする中で拾ってくる生のアジアの、裏側の営みである。当然売春婦の話もでてくるし、日本と違ってそれが十代の前半の子供だったりする本当に生々しい話だったりするし、警官や税関の腐敗の話もふんだんに出てくる。痛々しいような笑い話としてそういうのが出てくる。
そして、いつもながら思うのだがこういう文章を書いているときの鴨志田氏は、西原理恵子の旦那として漫画にでてくる鴨ちゃんとは大違いにクールでシニカルである。酔っぱらってぐだぐだになって情けない姿になったりはするが、ある意味、かっこよいキャラクターにも見える。鴨ちゃんとイコールで結べなくなる。けれど、逆にそういう人だからこそ、現実を直視しすぎて酔っぱらわずにはいられないのかなと妙にすとんと腑に落ちてしまうところもあった。
実のところ、この本は先日亡くなった鴨志田さんの追悼のつもりで買ったわけだが、読んでいるうちに本当に実に良く彼のことを思い出せた。文庫版のあとがきの鴨志田氏の禁酒の話からは、彼の死が予測できず、なおさらつらかったけれど、鴨志田さん、西原さんどちらかのファンの人には是非読んでもらいたい一冊である。
追悼 鴨志田穣享年42歳。
死因は腎臓がん。
アルコール中毒、吐血と入院。彼の健康状態が悪いことは著作に何度も書かれていたが、それでもその早すぎる死には驚かされた。
彼が世に知られるきっかけは有名なマンガ家、西原理恵子さんと出会い、結婚したことだった。
そのため彼の著作は西原さんのファンが買うことも多く、彼の人気は彼本来の実力ではないという批評もあった。
しかし彼の著作を改めて読み直してみて、私は思った。
世の中には面白くて興味深い体験をしながら、それを発表する機会を与えられない人が大勢いる。
だが鴨志田氏は「西原理恵子」を通して自身の貴重な体験を語る場を得た。
そして更に彼は「西原理恵子」という体験をすることで、より面白くなったのだ。
私は西原さんを通して鴨志田氏の文章を読むことができたという幸運を嬉しく思うと同時に、それがもう読めなくなったという不幸を悲しく思う。
このアジアパー伝は彼の代表作である。
あなたもこの一連のシリーズを読むことで、氏の文章が読める幸運とそれを失った不運を理解できるはずである。
是非とも読んでいただきたいと私は希望するものである。
|
|
[ 文庫 ]
|
街道をゆく〈32〉阿波紀行・紀ノ川流域 (朝日文芸文庫)
・司馬 遼太郎
【朝日新聞】
発売日: 1993-10
参考価格: 546 円(税込)
販売価格: 546 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・司馬 遼太郎
|
カスタマー平均評価: 4
相変わらず、へぇと思いながら読ませて頂きました シリーズ第32巻は、徳島県と和歌山県紀ノ川流域の紀行文です。氏の「街道をゆく」シリーズの中でも、とりわけ、面白いなあと思えるのは、氏の出身地が大阪であることもあり、近畿地方の紀行文に多い気がします。やはり、勝手知ったる街への愛情でしょうか。
今回も、2編のうち、紀ノ川流域についての後編を楽しく読ませて頂きました。空海を継承した偉大な僧でありながら、高野山を追われた僧、覚はんや、根来寺と秀吉・家康の関係等々、いつものことながら、これまで知らなかった歴史上の人物・事象を知ることができ、興味深く読むことができました。
その点、前編の徳島県は、著者の焦点が、やや定まっていない感があり、やや、素通りしてしまいました。総合では、4点といった所でしょうか。
|
|
[ 単行本 ]
|
洗面器でヤギごはん 世界9万5000km 自転車ひとり旅III
・石田 ゆうすけ
【実業之日本社】
発売日: 2006-11-01
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,057円〜
|
・石田 ゆうすけ
|
カスタマー平均評価: 4.5
食に的を絞った本 同著の『いちばん危険なトイレといちばんの星空』と同じく、ダラダラと旅の話を書くのではなくて、テーマを絞った作品。
世界の食について述べたものであるが、もうちょっと深く掘り下げて書いて欲しかったと思う。
試してみた食べ物について個人的な感想が書かれているのだが、その時々の感動がかかれているだけで飽きてしまい途中から流し読みで飛ばし飛ばし読んでいった。
ページ数も少なく文書もう難しくないので、深く考えずに読めるという点では良いが、書かれていることの内容にはあまり参考にはならない。
斜め読みしてしまった これまで著者の3冊全てを読んだが、トーンダウンの感は否めない。
珍しい食の話は、それなりに面白かったし、旅のエピソードも自分の旅と合わさって郷愁にふけらせられたが、それは3冊目として読んだからこそのものである面もあろう。
同行チャリダーや、土地土地で出会った人たちを覚えているからこそ「あ?彼(彼女)らか」と思いいれを持つのであり、1冊目に本書を選んでしまっては、その楽しみもかなり削られるであろうと思う。
4匹目のドジョウ狙いのオーストラリア編で、どれだけ著者が楽しませてくれるか期待している。
食は旅の原点だ こういった本が出てくるのを長年待ち続けていた。
そして、ようやく出会えた。
飛行機に乗って拠点から拠点を渡り歩く海外旅行とは違って、7年半という超膨大な時間を費やして自転車に乗って世界一周という線を結びつける旅には恐れ入ったものだ。
1作目「行かずに死ねるか!」、2作目「いちばん危険なトイレといちばんの星空」と著者の本に出会って、いずれもすごく感動したものだが、3作目である本書は、その内容が一層充実していることはもちろんのこと、文章表現に磨きがかかっており味わい深いものとなっている。
食べたことを介してこういうことがあったというワンシーンを描写して文章が始まっているのは、旅の記憶を辿っているようでおもしろい。
旅をしていて、景色や異国の情緒に触れ合うものであるが、なんといっても食べることはかかせず、現地の人たちと同じものを同じようにして食べることで、共有し共感し、はじめて熱く肌で感じるものがあるというものだ。
このことは現地の人のこころを垣間見ることができ、食べたものの印象深さから、その時の情景をこころに刻み付けている。
どんな食べ物であろうとも現地と一体となり同化することから始まるのだ。
それがまさしく旅の原点であろう。
次作はいつかな? 書店でなにげなく手に取った平積み。
表紙の絵とその一種変わった題名に惹かれ、中を見る。
アラスカの食料品屋のぐにゃぐにゃのニンジンとタマネギ、アメリカの家庭で
ごちそうになった謎のスープ、このへんでこの本にハマッてしまった。
手品のように次々と並べられる冒険、未知との遭遇への期待と不安を満載したストーリー。
どれをとっても楽しめるがやはり圧巻は「アフリカ編」だ。
「コロコロコロ……」ヤギに声をかけ、水をやろうとするおじさん。
一見、猫にむかって「にゃ?お」と呼びかけ、煮干をやるのと同じだ。
が、その結末は?! その意外性に絶倒……。
こんなにスゴイ本を書いてしまって、次作はどうするんだ?
(おばはん、余計なお世話や!)
と??っても 楽しかったです♪ 1作目で感動し 2作目で感心し 待ちに待った3作目・・・純粋に楽しかったです♪♪♪
「食」を通して「人間」と関わっていく過程?心情が素晴らしい表現で 何回もうなりながら読みました。作者の体験が 自分も体験し 味わえるように書かれているのが 特に楽しかったです。おいしい部分&まずい部分があって 私は特にまずい部分で大笑いしました。
作者の文才に脱帽です♪
|
|