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紀行文・旅行記

アイテム一覧
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アジアパー伝 怪しいアジアの暮らし方―混沌の暗黒地帯に潜入した! (ワニ文庫) ミャンマーという国への旅 空と、緑と、タイ 古地図・現代図で歩く明治大正東京散歩 (古地図ライブラリー) 地球徒歩トボ―「プラネットアース」で見た絶景 この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録 観光コースでないアフリカ大陸西海岸 中国、なんですかそれは? バンコク「そうざい屋台」食べつくし
アジアパー伝 怪しいアジアの暮らし方―混沌の.. ミャンマーという国への旅 空と、緑と、タイ 古地図・現代図で歩く明治大正東.. 地球徒歩トボ―「プラネットアー.. この地球を受け継ぐ者へ―人力地.. 観光コースでないアフリカ大陸西.. 中国、なんですかそれは? バンコク「そうざい屋台」食べつ..


アジアパー伝

[ 単行本 ]
アジアパー伝

・鴨志田 穣 ・西原 理恵子
【講談社】
発売日: 2000-04
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
アジアパー伝
鴨志田 穣
西原 理恵子
カスタマー平均評価:  4.5
ご冥福をお祈りいたします
第三世界を舞台にした物書きは掃いて捨てる程いるが、ただの観光旅行好き、ただの第三世界フェチを除いたらいくらも残るまい。鴨志田穣はそのいくらも残らない内の一人だった。彼の作品がもう二度と世に出ることがないと思うと残念でならない。このレビューをみてくれた方でまだ鴨志田穣の本を手にとった事が無い方、ぜひ読んであげて下さい、そしてこんな男がいたということを知ってあげて欲しい。享年42歳。本当に残念です。
追悼
鴨志田穣享年42歳。 死因は腎臓がん。 アルコール中毒、吐血と入院。彼の健康状態が悪いことは著作に何度も書かれていたが、それでもその早すぎる死には驚かされた。 彼が世に知られるきっかけは有名なマンガ家、西原理恵子さんと出会い、結婚したことだった。 そのため彼の著作は西原さんのファンが買うことも多く、彼の人気は彼本来の実力ではないという批評もあった。 しかし彼の著作を改めて読み直してみて、私は思った。 世の中には面白くて興味深い体験をしながら、それを発表する機会を与えられない人が大勢いる。 だが鴨志田氏は「西原理恵子」を通して自身の貴重な体験を語る場を得た。 そして更に彼は「西原理恵子」という体験をすることで、より面白くなったのだ。 私は西原さんを通して鴨志田氏の文章を読むことができたという幸運を嬉しく思うと同時に、それがもう読めなくなったという不幸を悲しく思う。 このアジアパー伝は彼の代表作である。 あなたもこの一連のシリーズを読むことで、氏の文章が読める幸運とそれを失った不運を理解できるはずである。 是非とも読んでいただきたいと私は希望するものである。
ややっ
不覚にも感動しました。滂沱の涙に明け暮れ・・・って程ではありませんけど。 鴨ちゃんの文章って、別に上手くないけど(もっとも言われるほど下手とも思わない。西原ファミリーではゲッツ氏のほうが下手な気もたまにするし)今回は本当に染みた。 最初の単行本なので、比較的ネタが粒よりなのもあるけど やっぱ白眉は「おともだち」の話でしょう。 これほど、地べたをはいずる人間の辛さを表現した話も そうはない。特に4.5行久々に抜書きしたい箇所があった。 鴨ちゃん、気取らずにこういうの書いてよ。 本当に血で傷を表現したように生生しくて 書くのが辛いのもわかるけど鴨志田穣が文章でやっていくのに 一番切実で説得力のあるテーマだよ、これ。こういう軸があれば いつもの「すごい事になってるにもかかわらず、今ひとつ すごい感じがしないエッセイ」も絶対「すごいエッセイ」になるのに。 そんな鴨ちゃんの側にいて、一番苦労したであろう 西原さんの漫画も彼女らしいあっさりした画風ではあるが 例によって異様なまでに鋭く「おともだち」話もリリカルながらに 深い感慨をもたらす。
橋田さんを偲んで
 報道カメラマンとしてイラク戦争で殉職された橋田信介さんが 生前に「恥だから」と封印していたポルポト兵士による拉致。  まさか同行者が鴨で、西原と結婚したばかりにギャグ話に されるとは(笑)  橋田さん、天国で笑っていますか?
壮絶な話
 2000年に出た単行本の文庫化。西原氏の漫画を楽しみたいなら、単行本を選ぶべきだろう。
 西原・鴨志田夫妻による『アジアパー伝』の第一作。鴨志田氏がアジアで体験したとんでもない話が色々と書かれている。ただ、氏の処女作であるためか、文章がつくりこみすぎている。笑えないオチがついている。
 西原氏の漫画は、一応、挿し絵として書かれたもの。第一作ではまだ、挿し絵としての意識が感じられる。次作以降は、本文とは全く関係ない世界が展開することになって、驚かされる。
 アジアの悲惨な状況を笑い飛ばして良いのか、真面目に捉えるべきなのか、迷う。

怪しいアジアの暮らし方―混沌の暗黒地帯に潜入した! (ワニ文庫)

[ 文庫 ]
怪しいアジアの暮らし方―混沌の暗黒地帯に潜入した! (ワニ文庫)

・クーロン黒沢
【ベストセラーズ】
発売日: 1999-09
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
怪しいアジアの暮らし方―混沌の暗黒地帯に潜入した! (ワニ文庫)
クーロン黒沢
カスタマー平均評価:  4
怪しい体験
 『怪しいアジアの歩き方』『怪しいアジアの怪しい人々』に続く第3弾。  相変わらず、アジアの怪しい話が満載である。ただし、本書では日本のエピソードもかなり入っている。  カンボジアのゴミ分別方、中国のはげ薬、タイ米で密造酒をつくる話など。どれを取っても、「本当かよ!」と叫びたくなるほどの馬鹿馬鹿しさだ。退屈したときなど、ちょっと時間をつぶすのに最適の本だろう。  下品だったり危険だったりするエピソードも多いので、そういうのに免疫のない人は注意。
読んでそして行ってみよう!!
クーロン黒沢氏が書く『怪しい〜』シリーズの三作品目。あいかわらずアジアの熱い話を素晴らしい文章で綴ってくれています。今回は珍しく日本の話も入ってたりしてお得感30%増量(当社比)って感じです。この本を読んであなたも熱いアジアに行ってみませんか?

ミャンマーという国への旅

[ 単行本 ]
ミャンマーという国への旅

・エマ ラーキン
【晶文社】
発売日: 2005-08-01
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
 Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,766円〜
ミャンマーという国への旅 ※一部大型商品を除く
エマ ラーキン
カスタマー平均評価:  5
「話すなんて大したことじゃない。だが話すってことがどれだけ大切なことか!」
例えば私たち日本人が海外赴任で5年間、全く文化や環境の異なる国へ行くとしよう。 それが自己の思考に徹底的な影響を与え、光よりもむしろ影を心にもたらす様なことが果たしてあるのだろうか。   George Orwellがいた1920年代のビルマは、実り豊かな国土と、 仏教により高い識字率をもつ、物心両面で「豊かな国」であった。 しかしオーウェルはビルマでの赴任を突然自らの意志で打ち切り、 本国イギリスで作家となり“救いのない結末”の作品を多く世に出すに至る。なぜか? それは「孤独」が大きく影響したのではないか? オーウェルはビルマ赴任を自ら希望したという(通常の英国人ではありえない)。 そこには自ら孤独を求め、未知の世界に飛び込もうとする若い矜持もあっただろう。 だがビルマで彼が出会ったのは、自分を囲む目に見えない「壁」だったのではないか? 人種の壁、文化の壁、言葉の壁…それらももちろんあった。 しかしオーウェルを取り巻き見えない圧力をかけたのは「監視の目」だったと私は考える。 自分は一挙手一投足を見られている。でも自分の方から見ようとすると、 相手は逃げ水のように離れていく。 誰が見ているかはわからない。でも確実に見られている。 双方向の人間的なコミュニケーションがとれず、見られる一方の状況。まさに監獄だろう。 でもよく考えると、残念ながら現代の日本でも、オーウェルを苦しめたような状況を作ろうとする人は多い。 見た目や考え方が異なる人を、ヒソヒソ話や噂話で囲い込むような状況。 シカトなんか、まさにそうだろう。   でもオーウェルはただでは終わらなかった。 自分を孤独に追い込んだ監視の目を、国家が国民を監視する世界=1984年 にまで広げて発想した。 彼は様々な形の“孤独”が描ける作家に成長したのだ。
今こそ日本人は本書を読もう。 ここにもある「ビルマ」。
昨年9月、ビルマ(私は独裁政権が変えたミャンマーなる名称は使わない)でジャーナリスト長井健司氏が射殺された事件を忘れた人はいないと思うが、事件当時、私は長井氏は偶々、その場の目立つ動きが治安部隊の目にとまり襲撃されたのではないかと推測していた。しかし、その後の報道を追跡すると、どうやら最初からマークされていた節がある。 そこで、私は2006年11月に取り寄せたまま、余りに重いテーマなので読みかねていた本書が枕元に積んであるのを思い出し、漸く通読した(余談になるが、偶々、数ヶ月前に別の理由で「1984年」も読んでいた。読書にも熟成期間が必要なのである)そして結論したのは、気に食わない外国人ジャーナリスト暗殺説も十分ありうるということだ。 本書の底本がジョージ・オーウェルの最有名な「1984年」であることは、他の評者が詳しく書いてくれているので省略するが、近年、我が国でも米国からの内政干渉といえる年次改革要望書による、グローバルスタンダード、成果主義、個人情報保護などの美名の下、物言えば唇寒しのビルマ的状況が急速確実にビジネスの現場でも進行してきている。そして悪名高いビルマ軍事政権の後ろ盾は反日を国是とする隣の大国である。色々な意味で、対岸の火事ではないのだ。 本書を読む前に、底本の「1984年」(4150400083)を読んでいないと意味不明になるのは当然として 、もう一つ「大東亜会議の真実 」(深田祐介著4569634958) もお薦めする。英領インドの一部としてのビルマを巡る当時の日本の立場について、米国人である著者の視点は、飽くまで連合軍側のものでしかないからだ。 もう一つおまけに東独の秘密警察シュタージを暴いた良書がいくつか出ている。併せて読むと、著者が取材旅行で感じた恐怖感がリアルになる。
『ジョージ・オーウェルをビルマに探して』
 原題は『Finding George Orwell in Burma』、直訳すれば『ジョージ・オーウェルをビルマに探して』とでもなろうか。本書のテーマは、英国の作家オーウェルとビルマ(=ミャンマー)の2つである。なぜ作家とビルマの二つが結びつくのか?オーウェルについて知っている人には当たり前だろうが、オーウェルはパブリックスクール卒業後、大学には進学せずに当時大英帝国の植民地であったビルマに渡り警察官になったのである。5年間の勤務後、彼は英国に戻り、『ビルマの日々』という小説でもって作家デビューをする。この事実を知ってから本書を読めば、興味は倍増するだろう。  読者は、著者と一緒にオーウェルを探す旅を最後まで追体験することになる。オーウェルがビルマに滞在していた1920年代と、米国の女性ジャーナリストが旅する現在のミャンマーが、同じ場所を巡って、時代をこえて交錯する。現地の人たちとの交流と対話をつうじて、ビルマ近現代史が浮かび上がってくる。  オーウェルは1940年代に発表した代表作である『動物農場』『1984年』といった作品の中で、執筆当時のスターリン統治下のソ連を念頭において全体主義社会の恐怖を描いているが、本書を最後まで通して読めば、作中に初紹介された、ビルマ人のジョークの意味がよくわかってくるはずだ。「オーウェルはビルマについて一冊の小説を書いたが、実は三部作だ。すなわち、『ビルマの日々』『動物農場』『1984年』だ」、と。ソ連は崩壊したが、決して全体主義社会が地上から消え去ったわけではないのだ。  軍事政権下のミャンマー(=ビルマ)がいかなる状況にあるか、読者は事実について著者とともに一つ一つ知っていくことになるだろう。オーウェルについて知っていればなおさらのこと、知らなくても、特にミャンマーとビルマがストレートに結びつかない若い人たちに読んで欲しい作品である。一日も早く軍事政権の支配が終わることを願いつつ。
ミャンマーではなくビルマと呼ぶべき理由
ビルマに行った観光客は言う、 「聞いていたのと全然違うよ、皆、普通に暮らしてるし、 街は人も多くて賑やかで、軍事政権も案外受け入れられているみたい」 著者はビルマ駐在時代のジョージ・オーウェルの足跡をたどりながら、 それが全くの間違いであることをはっきりと述べている。 軍事政権と麻薬組織(供給量世界第2位)によるすべての冨の搾取と権力の私物化、 隅々までに張り巡らされた民間人同士の相互監視と密告、その後の拷問。 徹底的な言論統制、軍が下す少数民族虐殺命令、一般人の強制徴用。 21世紀の現代に7歳の子供を道路工事に強制徴用する国がいったい何カ国あるというのか。 恐怖政治の極限が繰り広げられている状況は、まさにオーウェルの「1984」の世界である。 しかし、現在の国際社会ははビルマの存在を見ないようにしているのではないか。 50年もの長い間続いている圧政とそれに苦しむ人々を忘れ、 目先の利益から裏で軍事政権と手を結んでいるのはないか。 自分達さえ良ければ他人などどうなってもいいと思っているのではないか。 目の前に厳しい質問を突きつけてくる作品となっている。 ビルマに行ったことのある人、これから行く人ともに必読と言えるであろう。

空と、緑と、タイ

[ 単行本 ]
空と、緑と、タイ

・釜原 大
【文芸社】
発売日: 2009-06
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
空と、緑と、タイ ※一部大型商品を除く
釜原 大
カスタマー平均評価:   0

古地図・現代図で歩く明治大正東京散歩 (古地図ライブラリー)

[ 大型本 ]
古地図・現代図で歩く明治大正東京散歩 (古地図ライブラリー)

・梅田 厚
【人文社】
発売日: 2003-10
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
 Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,997円〜
古地図・現代図で歩く明治大正東京散歩 (古地図ライブラリー) ※一部大型商品を除く
梅田 厚
カスタマー平均評価:  5
東京の変遷をたどる
かつての東京の面影を、大判一枚地図を広げて全体的に読み取るのもおもしろいが、もっと詳細に調べたいならこれがいい。

左ページに明治末年期の地図、右ページに現代図を載せているので、比較も簡単で分かりやすい。
古地図の方は、住所番号も載せているので、当時の著名人の住所などを調べるのにも重宝する。

なかなか冊子タイプで明治大正期のものが出版されていないので、ありがたい。


地球徒歩トボ―「プラネットアース」で見た絶景

[ 単行本 ]
地球徒歩トボ―「プラネットアース」で見た絶景

・緒形 拳 ・岡田 満世
【学習研究社】
発売日: 2007-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,111円〜
地球徒歩トボ―「プラネットアース」で見た絶景
緒形 拳
岡田 満世
カスタマー平均評価:  5
写真も素敵ですが
写真に添えられている文章や、墨と筆で書かれたイラストも味があってよいです。 公式サイトのブログで死後に更新された『彼岸』の詩。 緒形さんが亡くなってから改めて読むと、色々深く考えさせられます。

この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録

[ 単行本 ]
この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録

・石川 直樹
【講談社】
発売日: 2001-05
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 357円〜
この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録
石川 直樹
カスタマー平均評価:  4.5
克明な旅の心象記録
 旅先で日記を綴ったことがあるだろうか。ある時は駅のビストロで、ある時は草いきれの立ちこめる山の上で、或いはホテルのベッドの上で……。旅のみそらで寄る辺ない自分と向き合うとき、その文章は決して一様にはならず、実にいびつなものとなる。誤字や言葉の誤用は言うに及ばず、思いがけない出会いに興奮して筆が際限なく滑ることもあれば、倦み疲れて食べたものをただ書き付けるだけの日もある。そのいびつな記録のひとつひとつが、どんな写真やビデオよりも生々しく克明な旅の記録となっていることに気付くのは、時を経てふとそれを読み返したときだ。  石川直樹の9ヵ月の旅の記録は、読者にこの過酷で稀有な旅を共にしたという錯覚すら与えてくれる。二十歳そこそこの若者の目を通した自然の姿、人々の姿は、実に活き活きとした臨場感にあふれてはいるが、その描写は決して上滑りになることなく、常に冷静に対象を見つめている。尽きせぬ好奇心に突き動かされるこの青年に清々しい好感を持つと共に、今後の活動を応援したくなる一冊だ。
旅することの原点を知りました。
石川さんは本当に世界中のいろいろな場所を旅し、文章に残していますが、本書はその原点ともいうべき最初の作品です。 北極から南極にいたる地球縦断の日記には、その時々の気持ちや悩み、思考の軌跡が綴られており、石川さんが“考える旅人”であることを教えてくれます。また、日記の合間にはさまれたコラムも面白く、最後まで楽しく、そして一気に読めました。 その後も著作を発表されていますが、この本は表現活動という旅のスタート地点にある素敵な一冊だと思います。いろいろな意味で、わたしに感動を与えてくれました。おすすめです。
旅人の日記
P2Pの石川日記を読んでからというものの、ホッキョクグマを単にかわいいなどと思えなくなった。
また、南米の地名や写真を見ると、
ここは石川さんが旅した場所だなと行ったこともないのに愛着を感じるようになった。

北極から南極への旅は、苛酷な試練が待ち受けているかに思えたが、

石川さんにとっては、その土地土地の風景や人々の暮らしを旅を通して感じることが重要であって、
肉体的につらいことは、大した意味を持たないようだ。
むしろ、厳しい自然環境に身をさらすことが好きだとまで言っている。

冒険家ではない、旅人の心の断片が綴られた日記である。
すべて人力ではない
人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録、とサブタイトルにあるので読んで見るも、多人数、飛行機、スノーモービル、キャンピングカーを使うわでがっかりする。人物紹介をページを割いて書いていて、人間関係、恋愛関係に重きを置いた旅日記となっている。ウッチャンナンチャンの素人を集めて旅行させる番組とか「サバイバー」が好きな人には良書かも。「ぼくはこのP2Pという旅を冒険だとは思ってない」とある。著者もわかっていて書いているようだ。
まっすぐな意識に感動!
雑誌に連載されていた石川さんの文章に感動して、古本を待てず、思い切って新書で買いました。旅の本だと思っていたのですが、その道程で出会う、出来事、人、自然に対する石川さんの感じた事、考えが気負わず素直な文章で書かれていて、その場に自分がいても、こんなふうにまっすぐな心でいられるだろうか?こんなに人を優しい目でみられるだろうか?と、自分自身に対しても、素直な気持ちで考えたり、反省したりできました。著者の自然に対する尊敬、畏怖、愛おしさが全篇を通して伝わってきて、自然の大切さ、かけがえのなさを、頭で考えるだけではなく、実際に自分自身の身体で感じる事こそが、人を本来のあるべき暮らし、生き方へ導いてくれる道なのではないか、というメッセージに共感できました。???た、文章中にでてくるのが、ミュージカル、美術、民俗学、好きな本、演劇、写真、とかなり多趣味で、また別の分野への広がりも与えてくれ、とても楽しく読めます!とにかく文章が美しく、素敵で、何に対しても、その捉われのない、冷静かつまっすぐで熱い意識に感動しました。オススメです。


観光コースでないアフリカ大陸西海岸

[ 単行本 ]
観光コースでないアフリカ大陸西海岸

・桃井 和馬
【高文研】
発売日: 2004-01
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
 Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,069円〜
観光コースでないアフリカ大陸西海岸 ※一部大型商品を除く
桃井 和馬
カスタマー平均評価:  5
素晴らしい本です
最初に手にとったときは、よくある旅行記の類と思っていました。 しかし、読み進めていくうちに、筆者の生々しい体験を描きつつ、 アフリカの姿、しかも日本人には理解しづらい、伝わってこない、真の姿を 見事に伝えていると書であると感じました。 場所さえピンと来ない国々が多く掲載されていますが、 それが新鮮でもあり、我々の知り得ない様々な問題を提議してきます。 シエラレオネの項目は特に考えさせられました。 他のレビューにも記載されてますが、ぜひアフリカの他の国も扱って欲しいですね。 続編、期待します。
未知なるアフリカ、そしてその本質
 日本から遠く離れたアフリカ大陸の情報も、今やWEB経由で幾らでも入手できる時代となった。 だが、それらの何処から何処までが、真実なのだろう? 桃井氏が綴るアフリカ大陸の『観光コースではない西海岸』 そこには、まさに私たちの知らざるアフリカ大陸の姿、そして本質が在る。 アフリカに行ったことがある人、いつかは行きたいと思っている人、必読の一冊だと思う。
ギニアの真実
ギニア。 サンコンさんのイメージで何となく良い国と思っていた。 しかし、アフリカに関する様々な本を読むうち、ギニアはミャンマーに負けないくらいの軍事独裁圧制政権が支配していることを知った。 本書にて著者桃井和馬は、そのギニアにも取材を敢行する。 腐敗した政権下の首都コナクリ国際空港職員(役人)で起きる、袖の下の要求。 経済が沈滞した結果、紙幣を印刷することすらできず、流通している紙幣はぼろ切れのように折れ曲がり汚れきり発酵し臭い匂いを放っている。 こんな取材ができるジャーナリスト、桃井和馬。 あなたのことは「本を買う」という形でしか応援できないけれど、ずっと応援し続けたい。
アフリカの「生」の姿
「旅行記」に興味がある方へちょっと注意事項。 実はこのジャンルは、かなり高い確率で質の悪い本があるのです。何の教養も無い素人の主観的な文章を、出版社がノーチェックで本にする事が多く(特にマイナーな国)、現地を知る日本人達が「何だよそれ!?」って呆れたりする事がとても多いのです。なので外国の事情に疎く、またバックパッカーの友人が周囲にいない方は、ネットで各種資料や旅行者の日記(結構あります)で確認する事をお奨めします。少なくともこの本はとても優良な本で、内容も信頼出来ます。 この本では、観光では決して見えてこないアフリカの「生」の姿、そして様々な問題が描かれています。これは豊かな日本人にこそ知るべき内容だと思います。また、アフリカに限らず、危険地帯や独裁国家の現状がこれを読めば分かります。 個人的には、アフリカの東海岸や中部から南部の国々も興味があったので、それも紹介して欲しかったです。ただし、それを考慮しても「星5つ」の価値があると判断したので、減点しませんでした。
ズシンと胸に迫るアフリカ大陸西海岸
あこがれの大地の、その苦悩をここまで表現できる人はそうはいない。
まさに観光コースでないアフリカがここにあった。
人類誕生の地、アフリカを一度は訪れてみたいと考えているが、この本を読んで、桃井和馬氏の研ぎすまされた感性から、より深く西海岸の国々を知ることができた。と、同時に、生き延びる覚悟を迫るアフリカに無性に行きたくなった。

中国、なんですかそれは?

[ 単行本 ]
中国、なんですかそれは?

・小田 空
【旅行人】
発売日: 2005-11
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
 Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 420円〜
中国、なんですかそれは?
小田 空
カスタマー平均評価:  4
裏切らない中国
1985年に不愉快になった漢民族に入れ込んで中国通いを始めた小田さん その長い年月で蓄積された中国の思い出がこの本の魅力 不愉快を裏切らない中国は、電球が切れるとき破裂するとか、 ライターが卓上で破裂するとか、自販機のディスプレイを破壊して奪うとか・・ 中国が近代化してきてノーマル(?)になりつつあっても、小田さんの嗅覚は見逃さない 近代化で失われつつある中国の文化 確かに不愉快にはなっても、それが中国だったんだよな。って、考えてしまった。 中国の品物の悪さや、店員の愛想の無さが無くなっていくのは、ロシアの変化にも言えて、その文化にハマッタ人には淋しいものです。 そんな感傷にも浸れる愉快な本だったので★4にしました。
中国っていったい・・・(笑)
中国は摩訶不思議。 広い国だけに、場所によっては習慣も何もかも違う・・・違いすぎる!(笑) でも、カッチカチの日本人から見れば、かなり『ゆるい』中国の人々だけど、 それがうらやましくも思えたり・・・。 こんな中国も、国の雰囲気が良い方向に変わりつつあるみたいなのに、空先生は悲しいようです(笑) 空先生の体験を読むのは楽しいけれど、私は真似できない(したくない)です。 この本にはイラストもありますが、文章も多いし、中国なだけに漢字も多く出てきます。 なので『小田空・エッセイ漫画』と思って買うと、読むのに疲れると思います。 そして、中国語を知っていれば、この本をもっと楽しめるんだろうなぁ?とも思います。 本の中のカラー写真「さぁ笑えっ!」は必見です!!(笑!!)

バンコク「そうざい屋台」食べつくし

[ 単行本 ]
バンコク「そうざい屋台」食べつくし

・下関 崇子
【アスペクト】
発売日: 2009-02-25
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 891円〜
バンコク「そうざい屋台」食べつくし ※一部大型商品を除く
下関 崇子
カスタマー平均評価:   0

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク